使用済み的赏析一览

作者はマンガ家よりもカードゲームのイラストを手掛けてることで有名な方です。
そのため、萌えキャラのみならず、動物も無機物も男性もうまく描ける方です。

そういう、「全方向に絵がうまい人」が、冷戦期のアメリカを舞台にしたアクションモノを描くんですから…そりゃ最高です。

8割はリアリティ重視で、2割はファンタジー設定から来る創造性溢れるデザインで…どっちも最高です。

心理学の世界でも
「人間はポジティブなことはすぐに忘れて、ネガティブなことはいつでも覚えている。」
「いいことは忘れても命の危険はないが、危険は覚えておかないと生存に関わる」
と言われている。

でも、現代人に必要なのは自分をいたわり、メンタルとパフォーマンスを保って、「危険(を感じる以前)に立ち入らない知性」なのだ。

この本は、そんな知性を獲得する手助けをしてくれる本です。

言ってることの大半が「カスの嘘」で、本当のことをほとんど言わないお姉さん。

嘘だとわかっていても、したり顔で言われたり、本当であるかのように言われ続けると頭がパンクして、笑っちゃいます。

脳が溶けてパンクした時に出るニヤケが思わずでてしまう作品です。

シュールなお笑いのような、エッチな作品で「両耳から違うことを囁かれた時に頭で処理できなくなった状態」のような不思議な感覚を全く別のアプローチで与えてきます。

本当に斬新な作品

とにかく癒やしの音に特化した作品で、
「これを聞けば、とりあえず眠れる」
「これを聞けば、作業中でも力まないでリラックスした状態を維持できる」
という音とストリーがこれでもかと詰め込まれた力作であり、名作です。

年1回ぐらいのペースで新作が出続けるのですが、その第一弾とも言える作品がこの作品です。

大好きなだけでなく、お世話になりっぱなしのシリーズだから、
「眠れない・体の力が抜けない」
という人には本当にオススメ。

「パトラさんありがとう」
って口に出して言いたくなるシリーズ

子ザメちゃんが街を歩いて色んなところにいく冒険する作品です。

でかけた先で、優しい大人や生き物に出会って、いいことをしてもらったり、逆に子ザメちゃんが善行をすることで困っている人を救ったり…と、ほっこりするエピソードだけで構成された安心できる癒し系マンガです。

アニメ化もされた作品で、エンディングでは子ザメちゃんが「サメ語」を披露するのですが…マンガでもサメ語です。
そのため、子ザメちゃんの表情で雰囲気を感じてとってほっこりするところ作品であり、登場人物も表情豊かな子ザメちゃんの表情から何をしてほしいか読み解いているところがあって…コミュニケーションのあり方としてとても面白い作品です。

アメリカに相撲が浸透した世界で、勝利に執着するあまり科学の力で相撲ロボットになってしまった男を巡る物語です。

相撲を題材にしている作品だけあって、アクションシーンが力強くて魅力的。
なだけではなく、テクノロジーを入れたり、日本の神道っぽい要素もアメリカ的なキリスト教っぽい要素もごった煮で詰め込んだため
「何が起こるか読まないとわからん」
というすんごい作品です。

「自律神経」という医学用語っぽい言葉がタイトルに並んでますが…内容はそんな難しいこと言ってません。

「時間にゆとりをもって、興奮しないように毎日を過ごそう」
というのを、医学的根拠を説明しながら語ってくれる素晴らしい作品です。

ゆとりのある生活というのは何も「お金のかかる生活」とは限らないのです。

時間に余裕を持つために前もって動いたり、
ホッとする時間を大切にするために食事に気を使ったり、
ささいなことに気を使ってより良くしていくことが大事なのです

ハーレムは男性の夢です。
そのため、ハーレムを題材にした作品は多いのです。
ところが、ひとりひとりのキャラシナリオがちゃんとつながってない作品が多いのです。

この作品の面白いのはそこ!
ヒロイン同士でちゃんと繋がりがあって、
「主人公のハーレムに加わって幸せになろう」
と女の子同士の仲が良くて、雰囲気がめちゃくちゃいいんです。

「ハーレムを作りたい」
と男が思ってても、現実的なことを考えるとまずぶち当たるのは「女の子同士が仲悪いのはまずい」という点です。

これを真っ先にケアしてくれる作品だから、手放しに異世界ハーレムが楽しめるのがめっちゃいいです

異世界ファンタジーは、中世ヨーロッパを現代人が生きていけるように毒抜きした「ナーロッパ」を舞台とした作品が多く、この作品も例に漏れずナーロッパな世界観です。

少し違うのは、現代よりも男尊女卑的で、今よりも若い女性を好む傾向までしっかり再現しているところです。

そのため、異世界転生してきて「アラサー・アラフォー女性に優しい」という気質自体がチートになる…というのが、このマンガの面白い着眼点です。

「アラサー・アラフォー女性にモテたい人こそ、異世界に行くべき」
という着眼点からハーレムを作っていく、ファンタジー考察・女の子を楽しむの両面で実用性が高い作品です。

やり込みまくったゲームの中に転生し、1からプレイすることになった主人公を描いたマンガ。

異世界チートだと思いがちなのですが…少し違う。

確かに「知識チート」はあって、レベル上げや隠しアイテムの発見など効率プレイはできるものの…そこがメインじゃない。

むしろ、
「ゲームの世界を体験することで、新たな面白さ・大変さを見つけていく」
をポジティブに楽しんでる主人公の気持ち良い冒険を一緒に楽しむ作品です。

ゲーム好きなら「たしかにこれがリアルになったら嬉しい・大変」みたいなのは感じたことがあると思います。それを本当にやっちゃった作品です。

1巻もツッコミどころ満載のすごいギャグマンガでした。

そこに輪をかけてツッコミどころが増えてしまった結果、2巻ではついに主人公はツッコミを入れる回数が減って
「おかしいおかしい!」
と読みながらツッコミが止まらなくなる状態に。

ギャグマンガとしてのクオリティが思いっきり上がってるのに、ちゃんと伏線回収があり、ついにメリーさんまで困惑し始める展開に
「すごいぞ!本当にすごいマンガだぞ!」
と興奮してしまいました。