そして音声作品に傾倒しているわけでもないけど、原作小説×りえりーという組み合わせに戦慄し、購入した。
聴いた感想……予想以上にマズい代物だった。これは脳を蕩かすし、
多分原作未読だったら「これで二番目同士ってどういう事だ!?」ってなってると思う。
原作を通った人間からすると、1巻の時点でその疑問しかない始まりだったので安心してほしい。
本作に触れると、耳元文学をガチでやるのにR指定なしってどういうことだって思ったし、ネタバレになると思うが、耳元文学のトラックラストはマジで意識が飛んだ。R指定が無いのはまあ、舌を使ってないからかなあと思ったりはするが、使わなくても十分えっっっなので、R区分どうしてるんだとちょっと思った。
それくらい、早坂あかねx高橋李依という組み合わせはエグい。いい意味で。
他のトラックも十分に蕩かす雰囲気はあるものの、所々に彼女が原作の現在に至る素養が大分濃く出ており、それが良いエッセンスになって局所で甘やかなささやきが脳を破壊する。
若干愛が重い恋人扱いできない()恋人からの愛をその耳で受け止めてほしい。
変にハードルを上げてしまったのなら申し訳ないが、高橋李依さんの演技力、そしてスクリプトが放つ破壊力をとくと味わってほしい作品。
そして、沼への誘導として、小説版「わたし、二番目の彼女でいいから」をこの機会に是非全巻読んで欲しい……
タグ付け迷ったが、原作は一応筆者がラブコメを標榜している以上、ラブコメ タグを付けさせてもらった。