キラキラのごんさんのレビュー一覧

上田麗奈さん演じる「水咲汐里」のASMRドラマ第3弾です。
第1・2弾では「先輩」との、恋人未満のひとときが描かれましたが、今回はその先輩と結婚したIFストーリーが描かれています。

「しょにおや!」シリーズでは、羽角甘恵(CV石見舞菜香)の第3弾でも結婚生活のIFストーリーが描かれましたが、そちらが結婚してからしばらく経った時期だったのに対し、今回の汐里のストーリーは結婚した直後となっています。
1トラック目は、まさに結婚式を終えた直後であり、汐里自身も「先輩」から「夫」への切り替えがまだ慣れず、ところどころで結婚前の話しかけ方(敬語で「先輩」と呼ぶ)になってしまいます。
そういうところに、「恋人」と「夫婦」のはざまである「新婚」であることが感じられて、ニヨニヨしてしまいます。

また、第1・2弾で描かれたシチュエーションを思い出し、当時と同じことをしながらも、夫婦となった今と当時で心境が変わっているなど、過去作を知っていれば、より楽しめる内容になっています。

もちろん、汐里を演じる上田麗奈さんの演技のクオリティは、今回も健在です。
現代のウィスパーボイス声優を代表する一人であろう上田さんの声に酔いしれながら、汐里との新婚生活を堪能していただきたいです。

大西亜玖璃さんと立花日菜さん演じる双子JKが、メイドに扮して癒してくれるASMRドラマです。
しょにおや!シリーズでダブルヒロインというのは初めてですが、左右から別々の声が聴こえてくるのがとても新鮮でした。
大西さん演じる姉の穏やかで包容力を感じる声、立花さん演じる妹のクールながらも可愛らしい声に挟まれて、2倍に癒されました。
しかし、しょにおや!は年下の幼馴染(親戚含む)が多いな!

『け〇おん!』などで知られる日笠陽子さん演じる、お姉さん系幼馴染「鷹巣あやめ」さんのASMRボイスドラマです。
コーヒーショップに務めるということで、イラストも相まって優しい穏やかな感じなのかなという予想でしたが、結構遠慮のない感じの性格でびっくりしました。
自分は主体性がないので、こういうお姉さんに引っ張られたいですね。

皆口裕子さん演じる「支倉紗由里」さんとの、甘やかされがたっぷりのASMRドラマです。

皆口さんといえば、我々の世代にとって「母性」を象徴する声優さんの一人。
そんな皆口さんが演じるのは、見事なバストが目を引く、包容力の塊のような幼馴染のお姉さん。
主人公の隣の家に住んでいて、今は家庭教師として勉強も教えてくれている。
そんな紗由里から、ある日突然「本当の弟になって」と言われて…というのが本作の導入です。

優しいお姉さんにただひたすらに甘やかされまくる内容かな、と思いきや、この紗由里さんが曲者でした。
主人公のことをずっと可愛がっており、主人公の両親が出張で長期外泊することをきっかけに、本当の姉として接してほしいと言い出します。
そのあとは、「姉」であることを言い訳に、添い寝したり、耳かきしたり。
雨に濡れてシャワーを浴び終えた主人公の身体を脱衣場で拭き始めたときは、これは弟ではなく、タイトル通り、飼っているペット扱いなのでは…?と戦慄しました(笑)
しかも紗由里さん、実は「姉扱いでは不十分」らしく…?

そんな、ちょっと真面目に考えるとおかしいぞ、と思える笑いどころも含めて、全編楽しめました。

皆口さんボイスのお姉さんはいいぞ!!

石見舞菜香さん演じる「羽澄甘恵」ちゃんとの新婚生活のひとときを楽しめるボイスドラマです。
甘恵ちゃんは「しょにおや!」シリーズでメインヒロインのような扱いであり、ASMRドラマは本作で第3弾になります。

第1・2弾で描かれたのは「主人公の住むマンションで、隣に住んでいる女子高生」としての甘恵ちゃんでしたが、本作では関係性が一気に進み、主人公の新妻になっています。
過去作での甘恵ちゃんは、主人公に恋をしていた描写が多々ありましたが、その夢を叶えた、というわけですね。

一応、「IFストーリー」ということなのですが、甘恵ちゃん、または主人公の妄想?なのでしょうか。
その辺りのネタ晴らしは、作中では特になく、最後まで甘恵ちゃんとの新婚生活を楽しむことができます。

本作の甘恵ちゃんは主人公の妻ということで、これまでの「敬語で『お兄さん』と呼ぶ」から「タメ口で『あなた』と呼ぶ」に変わっています。
これだけで、甘恵ちゃんとの心理的距離が格段に縮まっていることがわかります。
また言葉の端々にも、過去作でのシチュエーションや設定を想起させるものがあり、昔からのファンにとって嬉しい仕様になっているのも良いですね。
加えて、甘恵ちゃん以外のおやすみガールや、パートナー妖精のネムのことにも触れており、しょにおや!ワールドの広がりを感じます。

肝心の新婚シチュエーションも、今までより一歩踏み込んだものばかりで、例えば耳かきやマッサージなども、過去作とはまた違った味わいがあります。
オススメは、やっぱり添い寝からのキス!ですね(笑)

正統派美少女から新妻になった甘恵ちゃんとのあまあまなひとときを、ぜひ楽しんでみてください。

癒しをテーマにしたASMRドラマシリーズ「しょにおや!」最新作は、和風お嬢様の「赤星 穂菜美」が主役です。

演じるのは、今をときめく人気声優・Lynnさん。
正直、自分はLynnさんの出演作を今まで意識したことがほとんどなく、直近だと某機動戦士最新作のヒロインのイメージでした。
そちらがツンツンしたキャラクターだったので、大和撫子な穂菜美をどう演じられるのか想像がつかなかったのですが…

かなり、いいです(強調)

肩たたきでトントンという音、秋空の下の散歩で、石畳を歩く靴の音、落ち葉道を踏みしめる音など、今までにないシチュエーションはとても楽しく聴けます。
また、鉄板の耳かきシチュや添い寝、何気ない会話の中でも、吐息が感じられ、心がゾクゾクします。
しょにおや!シリーズだと、上田麗奈さん演じる水咲汐里が評価が高いですが、本作はそれに肉薄するのではないかと思います。

総じて、しょにおや!ファンはもちろん、Lynnさん、そしてASMRドラマ初体験の方にも楽しめる内容ですね。

石見舞菜香さん演じる、『天華百剣』のキャラクター・水心子正秀のASMRボイスドラマです。
元々『天華百剣』はゲームをプレイしており、水心子も好きな巫剣(『天華百剣』に登場する擬人化された刀剣のこと)の一振りでした。
ゲームは残念ながらサービス終了してしまいましたが、ASMRボイスドラマ企画が始まることが約1年前に発表され、その第1弾が本作です。

水心子は、元となった刀がアメリカに渡った逸話から、見かけは大和撫子ながらも、端々に英語がまざる口調が特徴で、本作でも彼女ならではのセリフが十分に楽しめます。
同時に、水心子は主(ゲームで言うプレイヤー)への忠誠心の厚い女の子なので、そんな彼女との主従関係、そしてそれを超えた?超えない?のギリギリのイチャイチャが、心行くまで堪能できます。

とにかく、『天華百剣』ファンにとっては待望の、そうでない方にとっても「自分を主と慕う美少女との主従関係でのイチャイチャ」というシチュエーションが味わえる、最高の一作になっています。
石見舞菜香さんファンとしてもオススメです!

日高里菜さん演じる素直クール系幼馴染JK・見雪静音のASMRボイスドラマ第2弾です。
前回は部屋に遊びに来たり、逆に森林浴に行ったりとシチュエーションが多岐に渡っていましたが、今回は「お泊まり」ということで、主人公(聞き手)の自室でのシチュエーションが主になっています。
ともすればボソボソという口調になりそうなキャラクターですが、そこはさすがの日高さんで、可愛らしくも心地良い声で、寝しなに聴くと速攻で眠ります(笑)
ドラマの内容を堪能するなら、まだ疲れがたまっていないタイミングで聴くのが良いと思います。

「しょにおや!」シリーズの美容師・国府田理桜さんのASMRドラマ第2弾です。
理桜さんが他の「しょにおや!」作品と違うのは、美容師という職業ならではのシチュエーションが多いところですね。
今回は髪染め、シェービングなど、前回は描かれなかったシチュエーションが含まれていて、楽しめます。

また、理桜さんと聞き手の関係も、前回より進んでいます。
「しょにおや!」ヒロインの中では年上組に属する理桜さんですが、恋愛に関してはちょっとウブなところがあり、いじらしかったり、照れたりする様子に、心がキュンキュンしてきます。
普段はクールなお姉さんが、恋愛になると途端に弱くなってしまう。
そんなギャップが好きな方には、是非とも聴いてほしいです。

しょにおや!シリーズ最新作は、ダウナー系ゲーマー女子高生・黒沢りせ。
これまでのヒロインたちが聞き手を一方的に癒してくれるのに対し、りせは自由気ままにふるまいます。
それがまるでネコなどの愛玩動物のように、存在自体が癒しになっているという、まさに新境地と言えるキャラクターです。
もちろん、鉄板の耳かきなどのシチュエーションもあり、加えて一緒にゲームをしたり、家庭の悩みを聞かされたりといった珍しいシーンも。

演じるのは井口裕香さん。
しょにおや!をリリースしている電撃G'sマガジン的には、『Baby Princess』の小雨、『天華百剣』の天叢雲剣ですが、そのどちらとも違う演技で、さすが!と言いたくなります。
井口さんのファンは必聴ですね。