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RPGをやっていて、ここを調べれば何かあるはずといった怪しげな場所(例えば本棚や草むら)を調べた時、何もなくてがっかりしたことはないだろうか?ここに何かあれば世界観をもっと深く理解できるだろうに、と。
この作品にはそれらの不満を解消するものがほぼ全ての箇所にある。その作り込みは尋常ではない。ただアイテムを用意してくれているだけではなく、何故それがここにあるのか、もっといえばここでどんな事件があったかまできちんと考察できるようになっているのだ。
この作品は自分で世界をくまなく回らなければその全容を理解することは困難である。だからこそ挑み続けた先に真実が浮かび上がってくる。この作品を購入し、ある小国で起きた悲劇と贖罪の物語をどうかその目で確かめてほしい。
言わずと知れた某有名走り屋漫画のパロディをゲーム化した電車バトルゲーム
スポーツカーではなく電車のレースバトルというシベリア超特急も吃驚な斬新さが本作のウリであることは言うまでもないが、車と違って何両か編成されている電車ということを頭に入れておかないといけないので意外とレースゲームとしては勝手が違うと思わされるだろう。この独自性はコンシューマの有名自動車レースゲーム好きにも自信を持ってお勧めできるほどだ
また、いかにも走り屋なにーちゃんが自信たっぷりに鉄オタっぽく語っているのをみるとやたらと微笑ましくなる(本作でいえば特に第3話)のも本作ならではか
パロディ元を殆ど知らず、また、鉄オタでもないが(※泉州地域の映像を漁っている時にたまたま南海本線でのバトル映像をみつけたのが本作を知ったきっかけ。私が関西出身で地元を離れていなければおそらく本作に気づくことはなかっただろう。この巻には収録されていないが「通勤形がラピートに勝てるわけがねぇ!」は大笑いした)それでもバトルとストーリーの熱さは伝わってくるから不思議だ
是非多くの人にプレイしてもらいたい