のらじさんのレビュー一覧

オリジナルASMRシリーズ「ゼロ距離ガール」第一弾、
ダウナー系後輩を土屋李央さんが演じます。

☆キャラクター
● 氷室 永璃花(ひむろ えりか)
本作のヒロイン。静かな場所が好きな孤高の狼系?

初対面時とその後では印象が違うように感じるかもしれませんが、
数ヶ月を経て関係を深め、懐いてくれるようになってからのお話が本編になります。
そこからは犬系女子と言っていいくらいに、、、後輩力が高い!

明るく先輩呼びで慕ってくれるのは勿論、ときにはイタズラ好きな態度も見せてくれて、
普段の丁寧な敬語遣いが癖になります。
普段のダウナーな話し方の印象もあってか、
笑った時にぱっと明るい表情と声になっているように聴こえて、そこが特にかわいいなと思います。

●主人公(あなた)
ASMR好き。初対面での狼狽えぶりや、
所々で描写される表情やリアクション、発言から個性を感じられて楽しかったです。

☆ストーリー
空き教室という学校生活の避難場所。
考え事をしたり仮眠をしたりぼーっとしたり。
リラックスできる秘密の場所、永璃花との出会い。

ASMRと耳かきをきっかけにした永璃花と過ごす時間、
時が流れて展開していく物語の締め括りは、
青春ならではの甘酸っぱくてあったかい気持ちになりました。

☆最後に
耳かきASMRはまだ詳しい方ではないですが、
負担なく聴きとりやすいダウナーボイスと丁寧な耳かき作品だと思います。
後半のシーンに、個人的にそんな表現も!?という驚きがありました。おすすめです!

永璃花との関係の行く末、気になります。
関係の進展の過程でのエピソード、他のシチュエーションなど、
作品世界をもう少しだけ体験してみたいなと思いました。

夏休み、
クラスでは口数少なく過ごす詩乃から「わたし」にだけ向けてくれるであろういろんな表情から、少しずつ彼女の魅力を知っていきます。

・本編を聴き終わってみて。
無気力ダウナー系彼女ということですが、
祭りなどには出かけずに一夏を終えるものの、お互いの関係がある程度できあがっていて部屋では割と普通にいちゃいちゃしています。
学校での姿は想像で補いつつ、普段の話し方と猫と戯れる時などのギャップとだらだら夏休みを楽しめました。

・タイトルの「初めての彼女は…が気持ちいい」
無気力ダウナーな彼女であっても、「わたし」とはお互いの信頼関係とともに居心地の良さで通じる部分があるようで、2人の関係がずっとずっと末永く続いてほしいと思いました。
続編があれば、少しだけ前向きなことに挑戦するストーリーなどもあったりしたら…と楽しみにしています。

・作業BGMにもおすすめ?
途中で詩乃だけが眠るパートがあるのですが、「わたし」はその間、黙々と自分で時間を過ごします。この場面、やさしい時間が流れていて個人的にとても好きです。

6話、【8月31日】必聴です。土屋李央さん渾身の演技です。
7話もお忘れなく!

耳かきのASMR作品の購入は初めての者です。

主人公(アナタ)は、なかなかマニアックです。
一方のクラスメイトの彼女は、めんどくさがりなものの続けてくれるあたり、いい子に間違いありません。感謝です。

目を閉じて、リラックスして想像を膨らませてみてください。
耳かきのゴソゴソ音を聴いていると、自分の耳の奥もなんだかもぞもぞしてきます。

イヤホンをご利用の場合は、
片方で音声を聴きながら反対側の耳を自分で綺麗にするのもありでしょう。

特殊な関係ではあります。
ですが、合間に交わされる会話に少しずつ先が気になってきます。
彼女との関係性の行方をお楽しみください。

SukeraSonoさんの百合音声作品です。
以前、別のシリーズ作品をこちらで購入していたので、今作も発表があってから楽しみにしていました。

人前ではうまく喋れない女の子、夏藤なゆちゃんがヒロインです。
おとなしい印象の眼鏡っ子ですが、想いのつよさは人一倍。
一生懸命、一歩、もう一歩と”私”に近づこうとがんばる彼女をだんだんと応援したくなってくると思います。

CVを担当している土屋李央さんですが、
今作では地味なおとなしい女の子役ということで、
緊張や動揺などのどもり、不安を押し込ながらの台詞など、
特に声色と息遣いの演技が素晴らしいはまり役だと思います。

1話、2話…と順に本編を聴き終えた後も、見逃さないでください。
まだ、フォルダがあります。

その後の展開、最後まで見届けてください。

YoutubeやTwitterに掲載されている紹介動画などを順に試聴してから聴いてみるのもおすすめです。

初めてのASMR作品、かつ、初めての百合作品の購入でした。きっかけは、ヒロイン役のCVを担当するのが、個人的に注目している声優・ナレーターの土屋李央さんだったからです。

本作は、女子大生である主人公とその恋人での柚乃の夏休みの話です。大学4年、就職活動もあって忙しい中での1泊2日の初めての旅行なので、百合恋愛の体験というのはもちろん、将来に向けたひと夏の休暇、最後の夏であるかのようなノスタルジックな雰囲気も味わえます。

・ヒロイン柚乃について
同じ大学の演劇サークル仲間、恋人で俳優です。どういう声なのかと思っていましたが、演技らしいというより自然な感じです。2人の親密さもあってか、リアルな女子トークでありつつ、恋人関係らしい冗談や気遣い、イチャイチャがあります。また、声の聴こえ方が遠近や左右、間近な場面などあってドキドキできます。

個人的に、身だしなみや日焼け対策など、友人、さらに恋人がいる場合、女子ならではの感性や注意することがありそうだなと主人公になりきって気付きが多くありました。

・BGM・SEなど
虫の鳴き声や波やシャワーの音、衣スレ音など現実のように自然な音が心地良いです。ヒロインの台詞に対しての主人公の台詞のための間、言葉の調子まで気を遣って作られているんだなと思いました。

・全体を通して
すっかり主人公とヒロインの関係が気になって、またこの世界を体験したいという気持ちが生まれてきました。作品の構成上なかなか難しいのかもしれませんが、続編など期待したいと思います。