ルマキゴさんのレビュー一覧

上位存在系ヒロインに徹底的に可愛がられる作品になっています。プレイ内容は催眠ものとなっています。
たっぷりリラックスさせてくれる作品になっており、長めの導入パートでしっかり落ち着かせてくれる作品となっています。

ヒロインが非常に圧倒的で強力な存在であることがよく示されている展開になっており、具体的にどこまでできるのかどんな存在なのかを描写しないことによってどんなこともできそうに感じる存在感のあるヒロインとなっています。
強力なヒロインにやさしく愛されたい人であればたっぷりリラックスできる作品となっています。

耳元で優しく囁くような声が素晴らしい作品になっています。声が近いのもあってそこにいるように感じるのはもちろん抱きしめられているような気分になる作品となっています。

雨の日奇妙な出会いをした女の子に懐かれてしまう作品。耳かきや炭酸シャンプーなど音声作品らしいシチュエーションを押さえている作品ですが、ドラマ部分も魅力的な作品となっています。

プロローグの出会いは衝撃的な状況から始まるわけですが、時が過ぎヒロインは主人公のことを先生と呼ぶようになります。プロローグ後は2年後から始まり、主人公とかなり使い距離感での会話という内容になっています、恋人のようでもあり、兄弟のようでもあり、親子のようでもあるそんな距離感が魅力的な雰囲気を作り出しています。
本作の軸となっている演技なのですが、甘えたくなるような声で迫ってきたり、こっちに甘えてきているような雰囲気を漂わせたりとなっています。一方で彼女がドラマ部分で見せてくれる声は時に弱弱しく支えたくなってくるものになっているという非常に心を動かしてくれる作品となっています。

本作のトラックは本編という非常に長いトラックのものもありますが、初見では、細かく区切ってあるトラックで聞いた方が、出会って何年後なのかが分かりやすくなっています。

全年齢対象のアドベンチャーゲームしらたまさんの綺麗なCGと立ち絵が売りというだけで非常に魅力の詰まった本作ですが、シナリオのさかき傘さんとの組み合わせによってそれぞれの良さの詰まった作品になっています。あたたかいけどどこか切ない旅路。主人公と乗り合わせた乗客たちの進む先に何があるのかは、その目で見ていただきたいそんな作品です。