このASMRを聞き終えた時、
わたしは愛の力を知った。
愛とは、誓いであり、思いやりであり、呪いでもある。
一度身を焦がすほどの愛を知ってしまったのなら
愛するものを、呪わざるを得ないのだろうか。
儚くも可愛げがあり、泣きたくなるような声を届けてくださる
石見舞菜香さんの作品だと知り、手に取った。
するとどういう訳か、石見舞菜香の声ではないものが
聞こえてくるではないか。
押すボタンを間違えたのか?――否、違う。
この地点で、わたしは物語に"巻き込まれていた"
巫女の気持ちも、彼女の気持ちも、"わたし"の気持ちも
最後には明らかになり、物語は終わる。
ハッピーエンドと呼べるのだろうか。
バットエンドだったのだろうか。
こたえを、出すべきなのだろうか。
ただひとつだけ確かなのは、
愛によって紡がれた、ささやかな日常の奇跡を
大切に想うことだ。
ありがとう。
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