Daftar Ulasan 暇人No.n

虐待を受け続けてきた少女が主人公と一緒に過ごしていくうちに心が解け、主人公自身にも何かしらの好影響が出る、という王道ストーリーだと思ってたけどそう来たか、となった。メンタルに自信がない人、悪いことは言わない。深夜にプレイするのはやめておけ。

システム面に関しては若干不便なところもあるが、文章はかなり読みやすく感じた。値段を考えるとかなりのクオリティ。

SSS(死んだ世界戦線)の主要メンバーが死後の世界に来た時の物語が遂に完結した。この最終巻では入江みゆきと関根しおりの二人が登場する。入江が音楽経験ゼロというのは驚かされた。そこから5年猛練習して一人前になる根気がまたすごい。関根と入江がしおりん、みゆきちと呼び合うようになる際のエピソードも良き。

個人的にはゲーム版でも過去が詳しく明かされてないキャラの過去をもっと書いてほしかったが、アニメ完走経験があるものなら十分楽しめるシリーズだった。

主人公がそのチームの主将の戦いを引き継ぎ、才能の片鱗を見せるなどある程度の活躍をしながらも全体的に見れば強キャラにボロ負けし、前進の兆しを見せる。少年マンガの王道的な展開じゃないかなと思います。
いちいち技に厨二くさい名前をつけるのも、漫画だからと言う理由で飲み込めると思います。卓球漫画はかなり少ないのでこの先も期待したい。

外伝完結。本編の主人公チームの決勝の相手がなぜ準決勝を不戦勝で通り抜けたのかがよくわかった。
クロエの因縁の相手である格上に勝ちはしたけどその代償として次の試合は棄権しなければならなくなるというのは良い塩梅だったと思います。この外伝の主人公は本編にも出てくるのでこの3巻全てぜひ読んでみてほしいです。個人的には主人公の師匠についてももっと掘り下げてほしかった感はある。

必殺ショットに頼り切っていた眞白が壁にぶつかります。基礎的な部分をややおろそかにしていた付けが回ってくるのが本当にリアルです。遊部のプレーを見てまた一歩成長しそうな感じがします。

その遊部ですが、いつも飄々としている遊部が初めて負けるかもと思わせられる巻でした。素の実力でも自分と五分以上な上、バウンドしてからでないとラケットで球を打ってはならない卓球で跳ねないショットを打たれて苦戦を強いられます。

エリスがポンコツ可愛い。

すごい気になるところで完結されちゃってたから調べてみたけど週刊少年ジャンプ二連載されてた作品みたいでどうも打ち切られちゃったっぽい。ジャンプにしては珍しくリアル路線のスポーツ漫画で、描写も丁寧だっただけにかえってインパクトに欠けるようにとらえられたのかも。いいところで終わっちゃうのが許容できる人ならいいけど、無理な人は買わない方がいいかも。