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作者のチョコドーナッツ様の、他作品を薦められた際に、関連で出て来た作品で、試し読みをしたら面白くて、購入しました。
メインの主人公二人の成長を見守る様に、色々な女性がその時々を、見ている作品です。
小学校から、最後は30歳になる迄…
時系列は、バラバラにその二人を見ている女性目線で、物語が語られます。
各話に出て来る、ストーリーを進める女性も素敵で、女性らしい力強さがあり、心の機微は、読む人に刺さる展開でした。
自分は、その時々の女性の考え方にも、賛同しながら、ストーリーの主人公である二人の生き方を見ていくのが、とても楽しい時間でした。
BL作品としては、ハッキリとした性描写が無いので、物足りなく感じる方も居ると思いますが、全年齢の作品なので、物語を楽しんで頂けたら、嬉しく思います。
この漫画の作者の作品、【メイド諸君】と【僕】の作品を読んでいて、凄い人間の心の奥にある感情を的確に、嫌と言うほどに見せて来る作者も居ないと思いながら、この本に辿り着きました。
短編集と言う事で、4冊の短編集を更に1冊にまとめてあり途切れる事無く、怒涛の勢いで読み切る事だ出来ました。
各短編集ごとに色があって、一番長い作品は”モン・スール”で5話と描きおろしがあるのですが、とても心に刺さりました。
自分の見たくない心の奥にしまった、どす黒い物を見せて来る作品に感動を覚えます。
収録されているほとんどの作品に、インモラルな闇を感じながらそれを求めている自分がいました。
読む人を選ぶ作品ですが、とても魅力的な作品が多く描かれているのでお薦めしたく思います。
読んでいて、本当に恋ってこうあって欲しいの願望が出ます。
BL作品なんですけど、普通の男性でも楽しめる作品になっています。
相手を思いながら、どう振る舞うか?
難聴者は、音が聞こえません。
バイオリニストは、音を奏でる・音が大事な世界の人間です。
そんな二人の恋物語。
二人の会話は、文字を書くか、手話・スマホでの音声アプリです。
その想いを伝えあうまでの、すき間時間を丁寧に描いていてそのすき間で、恋が動くのも素敵です。
帯にある様に『心を揺さぶる、恋が始まる』に偽りは有りませんでした。
オススメされて読んだ漫画ですが、本当におススメです!!
1.世界観がしっかりしていて、メインキャラが二人だけなのですが、その二人の生き様に惚れてしまう。
2.覚悟が決まった人間は、ここ迄になれるのか?その覚悟を、過去を掘り返される物語を見せた後に、更に、今の主人公の生き様を見せつける力強い漫画
3.適度なギャグがありながら、この主人公なら可能と思わせる、主人公の魅力
表紙の主人公の魅力にどっぷり浸かって、ハラハラしながら結末を楽しめる漫画です。
1980年代後半の世情・歴史的なお話も少し入りますが、それを苦痛に感じる人以外には、完全におススメ出来る漫画です。
この作品の魅力に、人の成長と葛藤、普遍の愛と過去から今へ至る、ある意味愛の物語かも知れません。
SRPG作品として低価格帯でありながらも、丁寧なシナリオ・BGM・イラストでした。
ゲームの総プレイ時間は、12時間程度で終わりまで行けますが、シナリオ・BGM・立ち絵が、このゲームの世界観とマッチしていて、いつまでもこのゲームを楽しみたいとプレイをしながら思いました。
シナリオは一本道なのですが、各キャラの内面もしっかり書いてあるシナリオなので、満足度も高いと思います。
BGMも全てオリジナル(効果音を除く)で、エンディング到達時のスタッフロールのシーンでは、こんなに少人数でこれだけの作品を作り上げた事と、作品を作り上げる熱意に感心しました。
イラスト・立ち絵も綺麗で、もっと見たかったキャラや、アリヤレリフ後編で再登場しないかな?と思うキャラも多く、大変魅力的な作品になっております。
戦闘アニメも凝っており、各キャラが戦闘時に掛け声を発するのですが、真面目なキャラや、早口なキャラ、何度聞いても笑ってしまう掛け声のキャラなど、こだわりも楽しめる作品でした。
自分は、SRPGが好きなので、ゲーム難易度をハードにしてプレイしましたが、ゲームバランスを壊すような増援も無く、レベル差が少しあっても属性攻撃(武器相性)でしっかりダメージが与えられるゲームバランだったのも、*えあていれん*関係の皆様のテストプレイ時の努力なのだろうと思いました。
こんなにも楽しめるSRPGは、少ないと思いますので、体験版だけでも触てみられると事をお薦めしたく思います。
お薦めされて、試し読みをして購入しました。
試し読み部分でも、中々の設定で面白い作品だと感じました。
BL作品ですが、全年齢の為、過激な描写は有りません。
その代わり、幽霊になった秀斗の為に、幽玄が色々と頑張って成仏させようとするハートフルな作品だと思います。
色々な想いを残して、成仏できない秀斗をサポートする形で進む物語の中で、幽玄の心の成長物語もあり、恋も進んで行きます。
短い日々のお話しですが、亡くなってしまった秀斗を見る事が出来るのが、幽玄だけなので、その色々な思いと葛藤も見て欲しいです。
ないしょのつぼみ1巻を読まれた後に読んだ方が、解りやすい漫画です。
小学4年生のつぼみは、一人っ子で少し寂しい思いをしています。
それでも、毎日を楽しく過ごしていていましたが、とある小鳥を見つける事から、ストーリーが始まります。
小鳥を通して、色々な出会いがあり、過去の思い出やこれからの事、そして未来の”ないしょのつぼみ”1巻へとつながって行く作品です。
2冊で完成する感じの作品になっていますので、出来れば”ないしょのつぼみ”1巻を読まれた後に、読まれると満足感が増すと思います。
1巻を読んだ後の方が、自分としては、そのすき間を補完する部分が見えてくるので、良いと思います。
やぶうち優さんの、過去の漫画が好きで、色々と知っていく内に出合いました。
過去にTVでも取り上げられていて、少年少女向けの性の知識を考える漫画的な番組で、作品自体は知っていました。
小学5年生のつぼみちゃんが、母親の妊娠を知って、おねーちゃんになるんだと、クラスの友達に言った事から始まる流れで、その経緯で小学5年生なりの性の悩み・恋の悩み・妊娠・出産について、多くの事をこの一冊で学ぶ事が出来ました。
大人の自分は、知っていて当たり前な知識もありましたが、知らない知識もあり、まだまだ不勉強だと思いながら、ストーリーも朗らかに楽しく少女漫画として楽しめました。
少女漫画ですが、親の立場の方にもお薦め出来る作品だと思います。
幼い時に、この話を西洋の童話アニメで見た気がしています。
でも、物語の細部が違っていたりするのと、オチが自分の知っている物と少し違っていました。
この作品を知ったのは、DLチャンネルのまとめ記事で、こちらの作品を元にされていた2次創作小説を読んで、涙がこぼれそうな位に、心に刺さったので読みました。
自分の知っている西洋童話に近いけど、違っていてメインキャラが凄く心を揺さぶる会話をしてくれます。
幼い自分では、ただの悲しい物語だった童話が、大人になって漫画で読んで見て、全く違う想いを自分にくれました。
読むページを進める度に、元気を貰える気になったり、悲しい気持ちになったり、王子の事が好きになり、燕の事も好きになる。
自己犠牲を美徳として捉えているだけかもしれませんが、とても心に響いた作品でした。
元々、漫画家”やぶうち優”さんの、【水色時代】が好きで、最近購入した際、新作で、絵柄もかわったなぁ、30年位経つしなぁ…
タグに、男の娘・女装・女体化・ボーイズラブ・百合って…
最近流行のTSってやつか!?
そんな感じで、最近の作品も読んでいないのに、購入しました(..)
基本は、ファンタジーな作品で、作家の色がしっかり出ている楽しい作品です。
現実でも、男性→女性ってハードルが高いと思いますが、漫画ならOK
三角関係?ボーイズラブ要素も、試し読み時点でありました。
50歳のオッサンが書くレビューなので申し訳ございませんが、性の悩みも時代と共に変化して行きますが、TSってジャンルの入り口を見た気がします。
恋の悩み・性の悩みは、次巻以降の展開になりそうですが、最後に作者の近況もあり、個人的に嬉しく思いました。
ギャグ要素も結構あると思うのですが、キャラの会話の中にシッカリと少女漫画としてのメッセージが込められているので、女性向けの作品ですが、男性でも十分楽しめる作品でした。
女の子を止めてしまうのか?
それとも、女の子として、生きて行くのか?
その結末を知りたくなる恋愛模様を、今後どの様に描いて行かれるのか?
次巻の展開に期待しています。
本当に、大人になって読んでまさか泣くとは思いませんでした。
今の学校教育現場は、変わってしまったと思いながら読みました。
良い悪いはあると思いながら、昔を懐かしんで、読める方は読んで下さい。
中学3年生の優子は、最上級生なので色々な責任を持つ事になります。
部活でも、進路でも、悩みの尽きない年頃になっています。
1巻の頃とは比べる事は出来ない位に、3年間で大人になっています。
嫌な大人も出ますが、大人ってそうなんだよね…もあって、考えさせられます。
今の学校では無いと思いますが、25話の体罰・26話の体育祭は、本当に良い大人が出る回だと思います。
まあ、自分勝手な大人のフォローも、されている漫画なので嫌な感じには成りませんが、ターゲット層の女の子が読むと凄く共感できる作品だと思います。
朝に読んでいるのですが、25・26話は大人が読むと泣けるお話だと思います。
こんな事を、言ってくれる人は減ってしまいましたね…
自分が18・19歳の時にコミックで読んだ時に、凄く憧れた厳しい大人の女性が出ます。
漫画なので、体罰は絶対ダメですが、昔は本当に全力で注意してくれる良い大人がいたと懐かしい気持ちになり、悲しい気持ちにもなりました。
まあ、男の子も女の子も難しいのですが…子育てを経験していると特に感じますが、中学2年から3年へ向かう年齢のお話です。
占いに振り回されてしまう人、占いを信じない人、本当の自分は何処にあるのか?そんなお話もありながら、成長する優子を見守っています。
まだ、人間関係は学校関係がメインの時代なので、水色時代って感じです。
恋愛をしますと、どうしても友達よりも恋人を選んでしまいますね。
それ程、恋人って気心も知れて、自分と同じ感覚に近いのかも知れません。
中学生の恋も順調ですが、恋人以外の関係も重要な訳で…
親友と呼べる存在も、きっと中学・高校位~出来る事も多く感じながら共感して読める部分が多くある4巻だと思います。
修学旅行先で揉めたり、宿泊先で皆で恋バナをしたり…
色々あった、自分の水色時代も思い出させてくれますよ。
この3巻は、主人公の優子が中学2年生になってからのお話です。
優子に部活の後輩が出来て、中学1年の時と違って後輩に優しくしようとします。
新社会人を見て感じる事は、今も昔も変わらないし、きっと今後も同じことを繰り返して社会は回る気がします。
そんな優子の成長を見ながら、恋愛・嫉妬・噂話等に振り回されて行く姿を見ていて、楽しむ事が出来るのは、大人になった自分の特権だと思います。
第14話の”衝撃”は、中学生として衝撃的な内容ですし、今もある事なのでしょうけど、妊娠をテーマにしています。
その様な重いテーマに、漫画の中の優子達が想う事は…
大人になったから、子供だから、そんな簡単な物でも無いて、少女漫画で描いているのも、テーマ性があって面白い所だと再確認しました。