kzj的鑒賞一覽

説明で「怖い」と書いてあるように、曲調は暗めな闇のなかで聴いているような曲。
ただ、テンポは速い感じもするから、恐怖まではないかない、じんわり怖いくらいといったところ。

基本的には雨だれうちのように1音ずつ出しているけど、ときに数音の鍵盤を一気に叩いている感じもあって、アクセントもつけられていて、最後まで楽しめた。

ピアノに軽いノイズをかけてレトロ感を演出されているような曲かな。
世にも奇妙な物語のOP曲をより古くしたような、そんな印象を受ける。

ある一定のメロディーラインがあってそれに沿いつつ、いろんな違う単音を混ぜていっている感じで、その単音を追うのがなんか楽しかったかな。

後半はメロディーのトーンを落としつつな感じで曲に変化を作り出している感じもした。

音量は小さめで聴き始めるの推奨。
いきなり結構大きな音が鳴るので。

イイロさんの楽曲いろいろ聴いているけど、普段はDTMっぽい感じだけど、今回はギターの生録なのかな。
音質が生っぽい。

ギターを好きな感じでかき鳴らしている感じで、どこか楽しんで演奏されているような画が浮かんで、気持ちがほっこりした作品だった。

説明にある通りオルガンでの演奏になっているけど、ヘッドホンで聴いていると、鍵盤の正面で自分が弾いているようにある音は左側、別の音は右側という弾いている臨場感を感じられるような楽曲に仕上がっている印象。

曲のテンポは速めだけど、どこか色調は暗さを帯びているような感じもする。

途中急な変化もあったりと緩急もついていたと思う。

高めのピアノの音色で構成されている曲で、スタートさせるとインパクトを少し感じたかな。

曲のスピードはゆったりめな感じがするので、リラックスしたり癒やしの方向性で作られているのかも。

たまに、小さくさらに高い音をまぜてきていて、そういう発見とかもできると楽しいのかも。
中盤には一気に数音の鍵盤を押してて、単調なだけではない作りをしていた。

ピアノによるミドルテンポより少しゆっくりめな曲調の楽曲で、ホッとしたいときとかにいいのかも。
たまに低い音を混ぜたり、高い音を入れ込んだりして、曲自体を飽きさせないような工夫がされているようだった。

サムネイル画像で、なんで1点だけピンク色になっているのか、目を引くアクセントになっているような感じがした。

色調としては落ち着いているような感じで、夜に聴くとリラックスできるような印象を受けた曲。
ピアノの鍵盤を1音ずつゆっくりと叩いてて、それを規則的というより不規則に構成していて、音の間になにかの感情が乗っているのではないかと思った。

サムネールのイラストもハートが入っていて抽象的な絵が多いように感じるイイロさんが珍しいなと感じた。

イヤホンで聴くと右方向からの音で始まる曲だった。
左は吸い付くといったような感覚になる音を入れ込んでいて、たまに初音ミクのような高い声を楽器として入れ込んでいるような構成を見せてきていたかなと。

左だけでミクの声を聞かせるだけでなく右にも入れ込んできていて、ひょっこりといった様子で顔を出している情景が浮かんだ。

キンキンと響くというより、ふわっとしたオーボエのようなオルガンの音を使って構成されている感じ。
月明かりが照らす夜の森を歩いて、奥へ奥へと向かっていく。
そこに出口があるのかはわからないけど。
そんなイメージが湧いてくるような曲だったと思う。

不安というよりも、不思議な感覚を掘り下げていたような即興音楽だった。

説明文にもあるように、オルガンで構成された楽曲。
ヘッドホンで聴くと、左右で音の出力の仕方が変わっているというのも面白みを感じたかな。
曲調としては少し明るめな気がする。

購入するとMP3版とWAV版がそれぞれ入っているけど、どちらを聴くかで演奏時間が変わっていて、そういうところもいろいろ考えられているなって。