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最期の時。自分のそばには誰がいるだろう。
死について考えたことはあっても、こんなことは考えたことはなかった。
孤独死がニュースを賑わす折、自分の最期を看取ってくれる人がいること、そしてそれが最愛の人であるということがどれだけ幸せか。自分はこの時のために生まれてきたのかもしれない。そんなことを気づかせてくれる良作。
優しく、そして心地良い声色が、深淵に導かれていく自分を死の恐怖から解放してくれる。音も、光も無くなっていく世界の中で、瀬島が握ってくれている手のぬくもりがいつまでも感じられる。
ありがとう。瀬島。
次回作はR15でお願いします。