Heavy Metal Manual (L-G*im)

皆さんこんにちは、ボトムズです。
本書の執筆目的は「エ〇ガイム全話視聴」に挑戦される方を支援することです。
OPの好印象で騙されがちですが、エ〇ガイム本編はあんなにリズミカルではないので、ちゃんと本書を読了してから挑んで下さい。

まず最初に褒めて欲しいのですが、私はちゃんとエ〇ガイムの全54話を視聴する事に成功しました。
(ニコニコ動画のドコモアニメチャンネルで最近視聴)
噂通りつまらなかったです

「エ〇ガイムがこんなにつまらないなら、ダ〇クーガは一体どれほどつまらないのか?」
と戦慄する程につまらない内容でした。

ワンパターンなんですよ、話が。
毎回、誰かが銃を突きつけられて人質に取られます。
(主人公もラスボスも全員が公平に銃を突きつけられて拘束されます。)

毎回、ストーリー構成が「動くな!」「ラジャー」「しまった!」の3ワードで組み立てられており。
その繰り返しを30分×54回見せられるのです。
辛いと思いませんか?

ご安心下さい!
本書を読めば、エ〇ガイムマラソンに挑戦する時に必要とされる忍耐力はかなり軽減されます。

ロボットアニメが好きな方はファーストガ〇ダムを見れば良いです。
SFが好きならば星新一を読み返した方が有意義に決まってます。
それでもエ〇ガイムを全話視聴したい貴方だけが本文を読んで下さい。

念を押しますが。
本書でヘビーメタル(作中に登場する戦闘用ロボ)とテーマ音楽とに触れる事はありません。
既に十二分に評価されているからです。
ロボットが格好良く、OP曲のノリが良くて、更にはレッシィが可愛いにも関わらず、つまらないのがエ〇ガイムなので、その三点の魅力を語った所で、リカバリーの役には立たないのです。

結論を先に書きます。
「フ〇ンネリア・アムの視点で視聴すること」
これが長く苦しいエ〇ガイムマラソンを戦い抜くコツです。

本書ではアム視点論を軸にエ〇ガイムマラソンの痛苦軽減方法を解説していきます。
皆様の「エ〇ガイムを通読してみたい!」という夢が叶いますように。

『ドリーマーズ』
『どうしてエルガイムは面白くないのか?』
『初心者が陥りがちな罠』
『主人公　アム』
『ダバ・マイロードとは、いったい何だったのか?』
『何故レッシイは可愛いのか?』
『もう一人の主人公　覇王ギワザ』
『王子様はラスボス?』
『キャオ=エイマンと云う最後のピース』
『13人衆考』
『物語の舞台ペンタゴナワールドについて』
『イカ娘とエルガイムはどちらが面白いのか?』
『目的なき物語の中で』
『ぼくのかんがえたさいきょうのえるがいむ』
『ドリーマーズ・アゲイン』

ボトムズ作品には、『いつかアニメを作れたらこういう表現技法を使ってみよう!』と決意していたパーツが多々込められている。
結局、ボトムズはアニメ業界には足を踏み入れないと思うので、少年の日の発案や創意は全て音声仕事に遺すことになるだろう。

富野由悠季監督にシンパシーを感じるのは、彼がアニメ業界に入ってしまった経緯を知ってしまったが故だろう。
彼を讃えないのは、それが結果として自己弁護に繋がり兼ねないからである。

未だにボトムズやらエ〇ガイムの話題に熱中する大人をボトムズは軽蔑しない。
ただそれのみに耽溺するのは不健康なので、年齢相応の教養も見せてくれると嬉しい。

遠い将来、同人音声の話題で盛り上げる老人が出現するかも知れない。
ボトムズはポルノを軽蔑しないが、もう少しフォーマルな話題で盛り上がってくれる事を望む。