Chikuon Rail Arje (CV: Mami Ozaki)

TVアニメ「レヱル・ロマネスク」連動音声作品
https://railromanesque.jp/

第10弾は「尾崎真実」さん演じる、アルジェ!

大廃線により鉄路のほとんどが失われてしまった国――日ノ本。
それでも各地に、大廃線に抗い続ける鉄道事業者はぽつぽつと点在している。そうした鉄道各社・各路線の沿線の魅力を、音という切り口から紹介しようという企画、「蓄音レヱル」が、とある大新聞社の主催によって立ち上げられました。
音を探し出して紹介する大役を担うことになるのは、普段はその路線を走る列車の運転制御をサポートしている人形/人形型のモジュール、“レイルロオド”たち。

血刃県の最東端、釣子の町を走る抜ける釣子電鉄の、いまはマスコット的な事業用車として余生を送る小さな凸型電気機関車・デキ3の専用レイルロオド、アルジェことアルジェマイネ・ドライにも蓄音レヱル参加の依頼が届いていたが、老朽機ゆえに思いもかけず長引いてしまった整備の関係で、友人、西瓜に代替してもらわざるをエませんでした。
そのことをことを悔やむアルジェにもう一度、あらためての依頼が届きます。

「ずうっと釣子に暮らしているアルジェならではの音探し」
――その依頼に面白みを覚えたアルジェは、マイスターである貴方とふたり、釣子の中でもマニアックなスポットの音を訪ね歩きます。

猫吠埼灯台をあえてスルーしたその奥にある霧笛舎の、霧笛の響き。
あらかじめの知識がないと、ほぼ100%通り過ぎてしまう隠れた名所、猫吠崎湧水。
有名観光地(?)猫吠崎ホテルペンギン駐車場の、知る人ぞ知るフィーバータイム――「餌やりと水槽掃除」
そして隣市まで足を伸ばして初挑戦する、優しが浦海岸でのボディーボードの楽しさ。

規律を重んじ統率力にすぐれるアルジェが、弟子的な立ち位置でもあるマイスターの、貴方だけに聞かせてくれる少女らしい笑い声をお供にして――
マニアックだけれど魅力に満ちた音探しの旅を、どうぞ、そのお耳を澄ませてお楽しみください。

「アルジェは、大変ドキドキしている。興奮している。情報の、感情の処理がおいつかなくて、熱暴走を起こ
してしまいそうだ。……けれども今この瞬間にも。ひとつだけは、明快に得られている解がある。そ
れはな、マイスター」
「貴君とふたりでのボディーボードは、この上なく楽しいということだ!」

規律を重んじ、統率力に優れ――度重なる釣子電鉄の危機にあっては経営陣を支え、励まし続け、危機を脱却するその下支えになり続けた――『釣子電鉄の背骨』とさえ称されるレイルロオド。それがアルジェこと、アルジェマイネ。ドライです。
髑国で製造され、初期にはその小ささを活かして耶麻口県の炭鉱鉄道で働いて。そののちに釣子にきて醤油工場の貨物輸送専用機となり、やがて三顧の礼をもって釣電に迎えられ、貨車を、客車を牽引しつづけ――今もなお事業用車としての活躍を続けるデキ3への乗務を続ける、『頼られる存在』そのものであるアルジェが唯一背中を預ける相手――それが、他ならぬ貴方です。
マイスターである貴方とふたりでのマニアックな音探しの小さな旅は、常に張り詰めまくってるアルジェの気持ちをきっと和らげ、同時にあなたのこころと耳を、ふわりとやさしくほぐしてくれることでしょう。
アルジェと過ごす相互信頼に満ち満ちた時間をどうぞ、ごゆるりとお楽しみいただけましたら幸いです。

アルジェ:尾崎真実
https://twitter.com/mamiko_3

イラスト:cura
https://twitter.com/curacuracura

シナリオ:進行豹
https://twitter.com/sin_kou_hyou

録音調整・音響効果・編集:新井健史(HMRエンターテインメント)
https://twitter.com/arakeso

アシスタント:準々(HMRエンターテインメント)
制作:レヱル・ロマネスク製作委員会
収録:アストラルスタジオ
https://astralblaze.jp/

【収録環境】
高品質ダミーヘッドマイク「NEUMANN / KU100」で収録しているため
ヘッドフォンもしくはイヤホンを使用して視聴することをオススメ致します。
※本作品は全編バイノーラル録音です。

【ファイル形式】
WAV:96kHz / 24Bit　ハイレゾ音質
MP3:48kHz / 320kbps
高解像度イラスト&テキスト同梱