作品内容
◆◇◆物語◆◇◆
あやなす心のいと手繰り、汝、あやしの姫となる。
『パレドゥレーヌ』の工画堂スタジオ・淑女チームがお贈りする、プリンセスシミュレーション第二弾です。
今度の舞台は遥か東方の国、自然があふれ、自然と共にある、
風雅で洗練された美しさを漂わせる国『八蔓(ハチマン)』、そして貴方は、
その神秘の国で大切に大切に育てられた可憐なお姫様となります。
覇権を目前とした偉大な王によって育てられた箱入り娘であるあなたは、
人々の目にはほとんど触れられることなく育ちました。
それ故に、世の人々からは「怪しい妖術を使うことができる」と噂され、
「妖ノ宮(あやしのみや)」と呼ばれています。
その噂の通り恐ろしい存在なのか、それとも心優しい女の子なのか、
それは物語の中できっと明らかになっていくことでしょう。
◆◇◆登場人物◆◇◆
■妖ノ宮
プレーヤーキャラクター(あなた)である麗しき姫です。
覇権を目前とした偉大な王の娘で、大切に育てられた箱入り娘でもあります。
人々の目にはほとんど触れずに育ったため、世の人々は姫の詳しいことをほとんど知らず、
妖を母に持つという噂から「妖ノ宮」と呼んで(たいていの人は)恐れています。
その噂の通り恐ろしい存在なのか、それとも心優しい女の子なのか、
それは物語の中で明らかになっていくことでしょう。誰を信じ、誰を想うのか?
彼が抱く夢や悩みを、聞いてあげるのか、それとも利用するのか?
姫として権力を振るうも、妖術を駆使して人や世を操るも、はたまた愛する相手を見つけて恋を育むも、
すべてはプレーヤーであるあなた次第なのです。
あなたの行動、あなたの選択が、八蔓というこの国と、この国に住まう人々を変えていくことでしょう。
■御月佐和人(声:宮野真守)
姫を慕い続ける若き官僚。実直で真面目、仕事熱心な内務官僚の青年です。
彼の家・御月家は、姫の家・神流河家に代々仕える武家の名門であり、
姫は幼い頃に彼の家に預けられていたことがあります。
その際、同年齢の佐和人は姫の遊び相手を務めました。
それ以来、姫のことを慕い、姫を守ることが自分の務めだと考えるようになり、今日に至ります。
■狐塚聖(声:近藤隆)
孤高の半妖退魔師。半人半妖の退魔師です。妖の血を引くため生まれつき術を使う素質に恵まれており、
さらに陰陽術を会得しているなど、非常に優れた腕を持っています。
人々を傷つける妖を鎮めるべく、人知れず戦っていますが、妖の血を引く異形の身であるがゆえに、
人々から恐れられ、遠ざけられてきました。
彼もまた、人々に対して心を閉ざし、ただ黙々と退魔の業をこなしています。
■数奇若(声:髙木俊)
私欲なき戦の天才。明朗快活な青年です。
世間ずれしておらず、どことなく少年っぽいところもあります。
猟師の息子という一風変わった出自ですが、これは彼の持つ特性を姫の父・覇乱王が評価し抜擢したことによります。
彼の特性とは、独特の勘の良さ、果敢な行動力、土地勘に優れることなど。
ある意味野生的な存在で、やっかみも込めて山猿などとあだなされますが、
大らかな彼には家中の人間関係の機微などがあまり気にならないようです。
■積興之介(声:森久保祥太郎)
自称「神流河の一番星」、いつも飄々とした食えない男です。
根拠がまったく分かりませんが、未来が「読める」らしく、彼の予言はかなりの的中率を誇ることで定評があります。
いつでも余裕のある態度をしており、考えていることや本心を人に悟らせない男でもあります。
よくよく考えると謎多き存在なのですが、軽妙な言動で人々を煙に巻き、
彼が何者であるのか、どのような目的を持っているのかは結局誰も知りません。
■六条院御影(声:小西克幸)
愛と情との練達者。恋多き風雅な貴公子です。
優雅であり美しくあることが何より大事な貴族社会に属しています。
とくに女性との関係については、恋愛に始まり恋愛に終わると考えている、恋愛至上主義者です。
そんな彼ですから、妖の血を引くと人々に恐れられる「妖ノ宮」に対しても、怯むことなく笑顔で接してきます。
■子柴伊摩利(声:三宅健太)
今は静かな古の勇者。頑健な体を持つ、とある地方の領主です。
その体力は尋常一様でなく、妖とさえも生身で戦えてしまうほどの勇者です。
実際に、彼はかつて強大な妖と戦って勝利しましたが、そのときの呪いで不老の存在となってしまいました。
実年齢はなんと百三十を数え、その間、彼は彼の領地を平和に治めてきています。
■土岐典三(声:宮田幸季)
死是流の伝道者。異国伝来の技術を人々のためにと広めている、心優しい青年です。
人々がより永く豊かに人生を送れるように──という信念を持っており、
彼のこの考え方は「死是流(しぜる)の教え」と呼ばれ、少しずつ人々の間に浸透し始めています。
やがて彼は、その務めの中で姫と出会い、新たな運命に巻き込まれていきます。
■御船幸之進(声:高橋直純)
新進気鋭の芸能家。自ら思い描く美にこだわりぬく芸術家です。
彼は「歌舞華錬」(かぶけれん)というまったく新しい芸術を考案し、
仲間達とともにその美を広く世に問うべく活動を続けています。
小手先の技術を嫌い、情熱を持って歌い弾き舞うことを善しとし、
自分の生き様を以て歌舞華錬を作り上げていこうとしています。
いわば自分そのものを世に表現しているのですが、それは彼がとても不器用にしか生きられず、
ほかに自分を表す術を持たないからかもしれません。
作品情報/動作環境
- ファイル容量
- 799.63MB
- CPU
- PentiumIII 800MHz以上 / Pentium4 1GHz 以上
- メモリ
- 128MB 以上
- 必要解像度
- 800*600 ハイカラー