●マナ
主人公:名前変更可
プレイヤーの選択により、主人公は姿を変える。
孤児院で育った少女。
母が今は絶滅に瀕している『歌使い』だったため、黒髪黒瞳という珍しい容姿をしている。
歌使いの一族は歌に魔力を込められ、それを現象化することが出来たというが、マナ本人には力の発露は見られない。
一見弱弱しく見えるが、内面的には明るくひたむきで、どんな困難にも負けないタフな精神力を秘めている。
作品内容
【女性向け作品】
◆◇◆ストーリー◆◇◆
絶対的な王政の下、栄華を誇ったネフィル王国。
しかし教暦2017年――
『大壊理』と呼ばれる年、マディクス三世の暴政により破綻し、
民の一斉蜂起によって王政は廃止に追い込まれる。
代わりに元王都に台頭してきたのは、
王政期より幅をきかせていた『ディクス家』と『ダイオス家』と呼ばれる一味だった。
両家は共に、闇に属する巨大組織であり、ことある毎に抗争を繰り返してきた。
ディクス家は百年前に入ってきた『余所者』であるダイオス家を快く思っておらず、
ダイオス家は元王家の血を汲むのではと囁かれるディクス家を「気取った坊や」と呼び、目障りに思っていた。
両家の溝は深まるばかり。
景気の悪化、貧富の差と相まって、闇での争いは激化していった。
そうして再び時は流れ、迷走極まる2027年――
孤児院で育った少女マナは、混沌の時代にあっても人を信じる心を失わず、真っ直ぐに生きていた。
彼女の目標は、幼い頃生き別れとなった兄を探し出し、再会すること。
兄は類稀なる才を持っていた為、幼い頃に貴族に引き取られていったのだ。
「今はまだ無理でも、いつか自立したら探しに行こう」
そう希望を胸に生きていたマナ。
17歳になったばかりの朝――
この日が人生最悪の日になるとも知らず。
登場キャラクター
-
-
●ギルフォード (CV:箭内仁)
ディクス家の首領。
闇組織の首領らしく冷酷非情……
に見えて、身内に対しては情に厚いという一面も。
ディクス家主催の闇市でマナを買うが、一切手出しせず、むしろ無関心。
目的が知れず、度々マナを困惑させる。
『今世で最強の魔銃使い』
『奴の魔弾は底無しだ』
と囁かれている。
「辛い時は思う存分泣け。俺が全て受け止める。」 -
●ロウ (CV:代永翼)
ボスであるギルフォードに忠実で、若年ながら五幹部の内の一席を担っている青年。
主人公のことは一目見た時から気に入り、ディクス家での"兄貴分"となってくれる。
性格は明るく無邪気だが、仕事の時には別人のように冷ややかな顔をする時も……。
戦闘時においては魔銃が使えない代わりに、剣技では右に出るものがいないほどの腕前を見せる。
双刃を操るその姿から、人は「ディクスの牙」と呼ぶ。
「大丈夫、弟分は食わないからさ。……多分ね」 -
●セラヴィス (CV:牧野秀紀)
副ボスと並んでボスの次に決定権を持つ、ナンバー2の男。
一応ロウの上司にあたる。
主にはディクス家の財政管理を任されているため戦闘には出てこないが、今世では珍しい魔法使い。
基本的に無表情で、笑うのは嫌味を言う時くらい。
主人公のことは完全に「お荷物」としか思っていない。
ロウからは「陰険糞メガネ」と呼ばれている。
「私、無益な事や物は嫌いなんですよ。……さて、貴女をどう思っているか、まだ聞きたいですか?」 -
●ウィズレイ (CV:新藤涼平)
監査役のセラヴィスと並び、組織のNo.2で副ボス。
また、元ギルフォードの兄貴分であり、今は良き部下で親友でもある。
口数の少ないギルフォードの代わりに、よく弟分達の相談役にもなっている。
本人も頼られるのが好きで、困っている身内(組織の人間)を見ると放っておけない。
ディクス家に来て戸惑う主人公にとっても、兄のような存在となる。
「特に俺の名を呼んでくれれば、いつでも飛んできてやるぜ?」 -
●カミル (CV:成澤卓)
街で出会う、陽気な花売りの青年。
落ち込む主人公を優しく慰めてくれる。
ある条件を満たすと彼とも親密な仲になれるが…
作品情報/動作環境
- ファイル容量
- 総計 1.67GB
- CPU
- MMX Pentium 266MHz以上
- メモリ
- 64MB以上 / 128MB以上
- 必要解像度
- 800*600 フルカラー
- DirectX
- DirectX 5.0以上