리뷰를 보고한다

この手の音声作品は尺が限られているので登場するキャラクターの好感度は主人公に対し高めに設定されていることが多いですが、本作はアリアの心境の変化を描写しているため最初の方はデレデレではありません。

トラック1なんかを聞くとよくわかるのですが、最初アリアの好感度はほぼ無いので演技のニュアンスが余所者に対するソレという感じなのですが、トラック4のマッサージをアリアに施すシーンなんかでは女王としての凛とした雰囲気こそありますが、なかなかにデレデレです。あまりの寒暖差に夏なのにダウンジャケットを取り出しそうになりました。

そういったシナリオはもちろんトラックが経過するにつれて上がっていくアリアの好感度を反映した礒部花凜さんの演技がとても良かったです。

あとボーナストラックの2が結構好きですね。
ボイスはまったくないトラックで、心地よさそうな風の音とゆれる竹製の風鈴(?)が鳴る音が収録されている環境音なのですが、アリアが住まう妖精の国の雰囲気が感じられて好きです。

レビューに際して擬人化してほしい「もののけ」や起用して欲しい声優さんについても書いて欲しいとありましたので、今回も希望を書いてみようかと思います。

起用して欲しい声優さんは挙げればキリが無いのですが、長谷川育美さん音声作品をもっと聞きたいと個人的には思っています!

森の中で迷った主人公(聞き手)、空腹になり喉もカラカラで森を彷徨いっていると教会を見つけて、そこに1人で住んでいる心優しい修道女(CV 長谷川育美さん)に助けられるんです。
修道女の正体はお人好しの吸血鬼で血を吸いたくならないように人里離れてくらしていたのですが聞き手がやってきたことによって血を吸いたい欲求にかられてしまうんです。

見かねた聞き手は助けてもらったお礼に血を提供し、そして一緒に暮らしていく関係になる…的な。「もののけ」に該当するかわかりませんが、どうですか!?