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ブレイン諸兄には最早お馴染みとなった(と、勝手に考えている)美少女プラモデルシリーズ「30MS」の楽しみ方をお伝えするコミックエッセイ。遂に第5弾の登場である。

一時期に比較して、入手難易度がかなり下がったこともあってか、複数買い前提のミキシングや不可逆な改造、塗装にも手軽に挑戦できるようになった。そんな情勢の変化に呼応してか、本作では更に沼の「深度」がアップした印象を受けた。
どういうわけかここ数年、100円ショップではモデラ―をターゲットにしたとしか思えないアイテムが続々と登場しており、本作で取り上げている小物類はその最たるものだ。安価なこともあって、ひとたび手を出せば最後、次々と揃えたくなる衝動に駆られる「危険極まりない」代物で、作者もとうとうここまで浸かってしまったか……と、妙な感慨に耽ってしまった。

小物類以外には、各種ケースや工作用消耗品など、光る品も多いのだが、作者によるこうした分野のレビュー、感想等も読んでみたくなった。
次回作も、より深い情報が得られそうで、今から期待大だ。