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「メスガキ奏世は今日も貴女の帰りを待っている」 へのレビュー
2024年05月07日 拘りはある雑食者A さん
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ここ最近ざぁーこ煽り系少女に煽り倒されて敗北する作品を探している者です。 煽り倒されてニヤニヤしようという欲望半分、何かの違和感を感じているのが半分という状態で購入しましたが、煽り倒されニヤニヤしながら癒されて聴き終わる頃には泣いてました。 まず、恋摘さんのお声がドストライクでした。 「ざぁーこ」と煽られたい願望を持っている人間としては、やはり自分に合った声で煽られたいので様々な声優さんを聴いては選り好みをしていたのですが、もう恋摘さんが個人的に好みど真ん中過ぎました。 そして恋摘さん演じる奏世ちゃんですが、精神性としては「大人を見下している」とはまた違ったものを感じたのですが、そう言った点を含め雑魚煽りをしてくる年端のいかない女の子としてのキャラ立ちもいいなと思いました。 ワードチョイスがとてもよく、本当に◯学生の範囲を出ず。耳ふーされながら「罵倒というか可愛い悪口だなあー…」と。また、端々にしっかり見せてくれる優しさが心に沁みました。 個人的に、彼女の悪態などを逆に可愛く捉えることができたのは、そういうキャラ性と恋摘さんの演技によるものだと思います。 奏世ちゃんを取り巻く環境は明らかにはされていないですが察せられるものでもあるので、「せめてこのクソ雑魚やクソ雑魚の家が少しでも心の平穏に繋がるのならなんぼでも居てほしい、できるだけ早く帰るから」という気持ちとか色々グルグルしちゃいますね…。 ジャケ絵や声にピンときた方、「ざぁーこ」煽り系の女の子に煽られても大丈夫な方、ミスなどをした時自分で自分を責めてしまい脳内反省会をする方におすすめしたいです。
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