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「【耳かき・革手袋・梵天】ねこぐらし。~シャム猫娘と癒やしのだらけ~【CV: 茅野愛衣】」 へのレビュー
2020年07月14日 かもがわでるた さん
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あ、この声優さん、ASMRをするために生まれてきたでしょ? と錯覚するほどの優しい声音で私を優しい世界へと導いてくれます。 ASMRを名乗っているだけあり、ささやきと効果音のバランスもちょうどよく、自分がどんな音フェチなのかわからない初心者の方も安心して聴ける構成になっています。 バイノーラル録音というのはたしかに素晴らしいです。 しかし私が推したいのは「演技派の声優さん1人の演技を何十分も贅沢に聞けること」に尽きます。 途中でシャム猫娘さんの息遣いとか言葉のリズムとかわかってくるんですよね。これを理解した瞬間に彼女と親しくなり距離が縮みます。(そんな気分です) そういう技量に感嘆してしまうぐらい、素晴らしい演技でした。 あがこうにも優しさを拒められません。お母さんになってくんねえかな。 ここからはネタバレですが、彼女の何がすごいかというと、「私は一生懸命に頑張らないよ」と途中で宣言してくれるのです。 「わたしがんばっちゃう!」と意気込んでくれる音声作品では、たいてい「俺は果たしてこの娘にこんなにしてもらう価値がある人間なのか…?」と不安になってしまいます。(こういうのを聴く人間はだいたい疲れているので) だからこそ、先程のひとことは不親切に見えても、僕らを気負わせないための優しさとなってくれるのです。 とまあ、演技、台本、効果音が優しさをまとってぼくらを導いてくれる本作品は社会に疲れてる人にこそオススメできます。いや、この言い方も優しくありません。 だれかに優しくされたいという人…つまり全人類にオススメです。
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