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「【深夜の異世界 飯テロ食堂】ラーメン 459kcal」 へのレビュー
2024年06月26日 ねろるな さん
このレビューは参考になった x 5人
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素晴らしい地獄のような作品が出ましたね。 この作品のラーメンを食べるシチュエーションは二つ、江戸っ子と雪女。 江戸っ子は実に楽しそうに、嬉しそうに、幸せそうにラーメンを啜り喰らう。具の様子を鮮明に語り実に美味そうである。 演じている恋鈴桃歌様はラーメンが好きで醤油ラーメン派だというから説得力が凄い、腹が減りつつも元気をもらえる声である。 雪女のラーメン、死に物狂いである。 冷たい世界で生きる雪女と熱いラーメンは相性が悪い、ただし、雪女の冷気が圧倒的に優る。なので雪女は執念を発揮する。ラーメンへの愛と渇望で自分を弱める為に人間には出来ない事をしてラーメンに挑む。 素晴らしいヤンデレだ。 ラーメンへの愛を感じる。 そして何かを愛する女性は美しく、弱っていながらも何かを成そうとする女性は妖艶だ。 ラーメンが羨ましかった。ラーメンになりたかった。あの妖艶で狂気を感じる雪女に貪り喰われたいと思った。 恋鈴桃歌様の演じる人外の妖艶さが改めてわかる。 ラーメンで例えるならラードと科学調味料マシマシな色気ではなく、出汁をしっかりと煮詰めた旨味のような色気である。 この作品を聴いてすぐにラーメンを食べられないなら地獄へ堕ちるが、これからラーメンを食べる事が出来るならこれ以上無い食前酒、それもとびきりの美酒となるであろう。 ラーメン描写、ラーメンを語る台詞が完璧だ。誰もが一度は食べた事があるであろう王道の醤油ラーメン。 その記憶を覚醒させ、さらにラーメンこそが極上の料理だと脳内変換させてラーメンが食べたい、ラーメンが喰いたいくてしょうがない、ラーメンが恋しい、ラーメンが愛しいと恋焦がれ愛に狂う事になる。 あーラーメン喰いてえ。 体が、魂がラーメンを求めている。あの麺を、スープを、チャーシューを、メンマを、ネギを、煮卵を。 ラーメンは喰えるが、雪女様にラーメンとして喰われたいという望みが叶わぬのは地獄である。
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