新着レビュー

インターネットが普及した現在、様々な陰謀論が世の中に不要な混乱を招いている。

「チンギス=ハンは源義経である」「誰々はゴム人間に入れ替わられており本人はすでに死亡している」「富士山は実は移動している」「地球は実は平面である」……

そんな中、カスみたいな嘘をたくさん摂取することは、こうした陰謀論を相対化することを可能にする真に教養的な行為だと思う。

仲良しビーチバレー部の面々が異空間に閉じ込められ、悪口を言い合うサバイバルゲームに巻き込まれてしまうお話。ビーチバレーどこいった?というツッコミはさておき、内容としてはとてもおもしろく、そして少し考えさせられるものとなっております。このサークル様の悪口に対するスタンスはかなりのものですので、その味が今作でも力を発揮していますね。過去作から追い続けていてよかったです。

「プリンセス」に憧れる男性のお話。多様性あふれる今の時代だからこそ考えさせられるストーリーになっていますね。正直、おバカなタイトルからかなりのギャグ展開を想像していたのですが、実際のところは自分が決めた夢と生き様を徹底して貫き通す熱い物語でした。長い人生の中で一番むずかしいことをやってのける主人公がひたすら魅力的な作品です。

手軽かつ気軽にヤンデレ妹を楽しむことができる貴重な作品。一時期流行ったヤンデレもののCDみたいに過激な行動をとることはありませんので、ハード描写が苦手な方でも大丈夫です。ソフトに重いタイプのヤンデレちゃんですので、かなりの萌え力を持っています。ヤバめではありますが、ヤバくはない本当に丁度いいバランスです。本当にごちそうさまでした。

妹とその友達のアニメーション動画
コミカルな動きや表情が豊富で見ていてホントに面白くそれでいて可愛い
男が苦手な妹の友達に妹が兄を使って苦手を克服するといったストーリー
兄と一緒に買い物に行ったりと微笑ましい場面も和みますし男性が苦手な彩夢ちゃんは可愛くて応援したくなります妹も明るくて可愛いので良い作品でした。

(1)カスの嘘ってなんやねん。
変な名称で呼ばずとも「口から出まかせ」「出鱈目」「陰謀論」「虚言癖」等いくらでも既存の語彙があります。
しかし、それらを用いず新鮮な単語を想像し、なおかつ奇抜すぎず日本語として馴染む範疇が「カスの嘘」なのかもしれません。
固有の名称を与えることで彼女は虚言癖お姉さんと言う心療内科を受診すべき厄介さんではなく、【カスの嘘お姉さん】と言う唯一無二の特別な存在へと進化しているのです。

(2)ツッコミの重要性。
これ一人で平然と語っているから別種の生き物に聞こえますが、ツッコミが居たら普通に漫才のボケ側なんじゃないですか。
試しにお好みのギャグマンガのツッコミ役や実在の漫才コンビの片方を脳内であてがってみればしっくり来るはずです。
個人的には「関西の河童は頭の皿が角皿」の小気味良さに笑いを堪え切れなくなりました。

(3)一体どこまでが嘘なんだ?
全部が真っ赤な嘘だとは思うのですが、途中で「これは本当に嘘なのか?」と疑心暗鬼になる瞬間がありました。
いえ、常識的な知識や自身の専門分野なら自信を持って違うと断言できるし脳内でツッコミを入れます。
でも、縁遠い分野のトリビアめいた虚言を自信満々に披露されると、もしかして本当かもしれないと信じそうになる自分が居ました。
って言うか、木を隠すなら森の中と言うようにこれだけの嘘を連発されると、1,2個の真実が混ざっていても気づけませんよ。

(4)総合的には元気になれます。
荒唐無稽な発言に笑わされて、落ち着いた語り口に癒される効果が観測できました。
案外と寝る前に聞く音声に適しているかもしれません。
もっとも、個人的には偶然にも作中に出てくる夕方を告げる防災無線のメロディーが住んでる地域のと同じで、ハッとして時計を確認してしまいましたが。

窓際の女の子との取り留めのない会話を楽しめるASMR
異性とあまり話したことない学生生活でしたがこの作品を聴いてると何だか懐かしくそれでいて泣きそうになります。

女の子の声のトーンも良いですね雰囲気も良く
良い意味で作業用BGMにもうってつけの作品で聞き流しながら彼女の話を聴いたり時には笑ったりと素敵な作品でした。

この作品が心から大切なものにったので長文で語らせてください。
私は2年前まで身体が弱く、外に出ることもままならず、親も遠いところに行ってしまって、辛い日々を過ごしてきました。
でもその頃私にカスの嘘話をしにきてくれる鼻の長い男性が居てくれたので寂しくはありませんでした。私はそのバカみたいだけど誰も傷つけないしょうもない嘘が大好きでした。
しかし彼は大きな海を旅する勇敢な男になるため村を訪れた素晴らしい方々と旅に出てしまいました。村の人は知らないけど、村のために命懸けで最後まで嘘を突き通した彼のことを私は覚えています。
今では身体も少しはよくなり、いつ彼が傷だらけになって戻ってきてもいいように医療の勉強に励んでいます。

そんな時にこの作品に出会いました。
彼は忙しく便りもなく、薄っぺらい愛を寄せる男たちにうんざりしながら勉強をしてる時にこのカスの嘘のお姉さんを知り、すぐに買って拝聴しました。
あぁ、なんて中身のない、それでいて誰も傷つけない嘘。意味のある嘘ばかりが溢れる世界でこんな空っぽの嘘が私の心を癒してくれました。2年前のあの青春がよみがえった気持ちになりました。
お姉さんのカスの嘘を聴きながら勉強をするととても捗ります。
お姉さんのカスの嘘のおかげで前向きになりました。
お姉さんのカスの嘘のおかげでいつまでも昔の男のことばかり夢見なくてもよくなりました。
お姉さんのカスの嘘のおかげで学校で始めて男性とお付き合いに踏み出すことができました。
全部カスのお姉さんのおかげです。
ありがとう、カス。

聞き終わった後の感想がこれでした。
「や。」という気さくな挨拶の次には、謎の嘘を吐きまくるお姉さん。
確実に嘘だろとわかる嘘から、あれ?真実かも?と思ってしまうような嘘を淡々と、息をするように言ってきます。
特に、自身の経験(本当に経験したかは知りませが)を用いた嘘は、何とも信じたくなるような嘘でした。
よくもまあ、こんなにも嘘がぽんぽん思いつくものだなと関心してしまいました。

だけど、こんなお姉さんが側にいれば、毎日楽しそうだなと思える作品でした。
このサークルの次回作が楽しみです。

個人的にタッピングが好きなのですが、本作ではだいぶしっかり目にタッピングしてくれるので、この声優陣で音も良しとあれば最高に決まってる!
声が良い美少女3人にタッピングしてもらえる世界線…ドコ…
まぁそれはさておき、次のトラックのわんに(以下略、がなかなか面白いです。ジャンル的にはオノマトペ…ですかね笑
あとは、女子3人の雑談も面白いですし…結局添い寝が良いよね!なんか修学旅行っぽさを感じます。あとは蔵前が可愛い!いやゆるふわも委員長も可愛いですけどね。特に添い寝の蔵前が(尊)さすがに推す