Nouvelles critiques

裏切られました。

ええ、見事に裏切られましたよ。

ささきのぞみさん。平成生まれなのでささきのぞみさんといえば「とある魔術の禁書目録」や「とある科学の超電磁砲」のミサカシリーズの声が脳に焼きついています。

だからか、その声をイメージして聞いてみたらなんか全然違いました。

ささきさんはこういう声でお芝居するのか、と。

イメージとかなり違ったので面食らいました。いい意味で特大の裏切りにあった気分です。こういうお芝居もまた別の機会で聞いてみたいですね。

この度はちろる先生に、百合の素晴らしさについてご教授いただけるとのことで、ぜひこの機会を逃してはなるまいと急ぎ音声作品を購入させていただきました。

私にとって百合とは、モニターや紙面と言う名の額縁越しに眺めるものであり、決してその場を動かず黙って見守るものでした。

ですが、まことに僭越ながら今回思い切って、大多数のなかの一家のひとりではなく、ちろる先生に啓蒙していただいた女子力全開で『あなた』の立場で本作を拝聴しました。

まず、本来苦手意識バリ高だったハズの英語の勉強パートですが、ちろる先生のお声がとても聴き心地がよく、時間を忘れてずっと聴いていられる幸せ。これは綺麗なわからせ。
囁き声はなんだかホントにそばで聴いちゃってていいのか妙に緊張してしまい、逆に勉強どころじゃありません最高でした。

黒板のチョーク音も加わり、いよいよ先生モードのちろる先生。
ありがたボイスに小気味のよい効果音も加わり、もしかしてコレ、ワンマンの英和歌唱演奏会聴けてるの?贅沢すぎん?

聴こうと思えば何時までも聴ける、催眠音声にすれば本当に心地よく眠れる。不思議な空間に許されるまどろみの時間。そして…

個人的にはここからのしばらくはまるで、机の端にギリギリまではみ出して置かれたガラスのコップに、ギリギリあふれないように水を少しずつ加えていくような時間を共有している気分になりました。感情の揺らぎの表現が聞き逃し、聞き流しをしちゃマズいと本気で思わされました、ちろる先生凄い。

ホンネを無事伝え合えたその後はもう、お互いの心身の躍動を共有しちゃったり、お互いの鼓動を弄んだり弄ばれちゃったりのスーパーヒーリングタイム!

キュッとくるよ!前から!!

本作品を拝聴して思ったこと。Y染色体君、ドンマイ。

幼馴染のお嬢様に耳かきをはじめとした癒しをしてもらえる作品。

ピアノで長いこと切磋琢磨してきたという設定があり、どのトラックにも過去語りみたいなパートがあります。純粋に癒しを求めるならちょっと冗長に感じるかも。

しかし、耳かき音や耳吹きは抜群のクオリティ。お嬢様による癒し。なかなかどうして悪くないです。

レヱル・ロマネスク シーズン2組のASMR第2作目。蓄音レヱルの詰め合わせ。2期のメンツに加えて、1期の主人公すずしろや2期にも出番があったまいてつのれいなの作品も収録されています。

演者さんたちも前作以上に役に入り込んでいる感があって聴き心地は前作に勝るとも劣らない素晴らしいものでした。

アニメのシーズン3をやった暁には、ASMRも新作が出るってことになりますか?これの続きがほしいと思わずにはいられません。

レヱルロマネスクシーズン2組のASMR第1作目「Rail Works」の詰め合わせ。1期からメンバーも一新し、さらに個性豊かになったレエルロオドたち。まいてつから考えると、増えたなぁ、と。

こういう拡がりも、コンテンツ成長の証として嬉しい限りです。

個人的には楠木ともりさん演じるむむむ。彼女がお気に入りです。

ヒナ委員長のASMR。

なんというか。ほかの生徒の音声作品がやたらと理性をぶっ壊しにかかってくる卑し系作品なのに対して、こちらは思った以上に清廉潔白というか。

これはヒナ吸い愛好家が現れるのも無理のないクリーナーっぷり。

声が綺麗なので非常に聞き心地が良い作品になっています。自己評価の低い委員長を甘やかして幸せにしてあげたいなぁ、と。

なんかずっとノアに転がされる作品だったように感じます。

ブルアカをつい最近はじめて、まだノアはお迎えできていませんがこの作品を聞くと財布を解放してしまいそうになるのでそう言った意味ではよろしくありません。

耳かきのところとか完全に手玉に取られている感じがしてなかなかどうして悪くないです。今度はユウカと一緒に来てもいいんだよノア。

ありがたいことに汐里さん3作品目です。今回は新婚旅行シチュとかいう、いくとこまでいった後のお話。大事な過程がすっ飛ばされて、大事な家庭が出来上がっていました。友達以上恋人以下な日々もぜひ拝みたいところですが、シリーズを追える喜びはやはりひとしおです。このシリーズのおかげで、国府田理桜さん含め、他シリーズの第二弾第三弾が視野に入るわけですから。夜明けですよこれは。

シリーズの夜明けです。

やべー女。同人誌制作のためにこちらの理性を揺さぶってくるやべー女がメインの作品です。こっちの気持ちを弄んできます。ひどい女です。散々思わせぶりなアプローチをしてきたと思ってこっちが好きになったら、これは同人誌のためだからと身を引いていくような女です。

転がされたい方はご購入を。
藤井ゆきよさんにいっぱいお耳を吹かれて理性を飛ばしてください。

三上枝織さん演じるTS娘。男友達だった人が女性に…という業深い作品となっています。近年ではあやかしトライアングル、お兄ちゃんはおしまい等、TSものもかなり話題になる世の中ですが、今作はなかなかに業の深いような作品となっています。本人的には元男の子なのに彼女みたいな振る舞いをしてくるところに端を発していると思います。自分も友達の声帯が三上枝織になって、彼女ヅラされたら理性を抑える自信はありません。さすがは職人、三上枝織。敬礼です。