Ulasan baru

前作に耳を癒された私は、こちらの作品でも茅野愛衣さんのお声で癒される至福のひと時を得たのでした。
今作では、湯浴み処にて素晴らしいおもてなしが待っています。
前作よりも音質が向上しているように感じられ、私はこちらの作品専用にSHURESE215を使い聞いていますが素晴らしいの一言。
特に湯浴みのシーンの水の音などは世界設定とあっていて没入感抜群です。
連休前などの時間のある夜寝る前に本作品で癒されて眠るのが日課となっております。この作品に出合えた私は果報者です。

「プチコマ」というとても可愛らしいタイトルに反してなかなかに攻撃的な作風となっております。意外性に関してはこの作者様の作品の中でもトップクラスかもしれませんね。例えるのならいつもいっしょに冒険していたマスコットにラスボスの魂が封じられていて、それが肉体を引き裂きながら中から出てくるみたいな・・・。インパクトだけでなく完成度がしっかりと高いのもスゴイです。

ピアノ音で構成された曲が多めの印象を持つ作者様の作品ですが、今作はオルガンをメインに作られています。曲調的にはこの作者様の王道なスタイルという感じの曲ですが、オルガンの重たい音で構成されているためかいつもの作品よりもずっと雰囲気が増しています。そのため、メッセージ性がとても強くなっており、何か訴えかけるようなものを感じますね。荘厳でいい感じです。

独特な感性を如何なく発揮されており、今日も楽しく聞かせていただきました。序盤からいきなりホラー調の不穏感マシマシで開幕するので初っ端からドキドキしっ放しでしたね。これぞこの作者様の作品!という仕様でとても面白かったです。全体的にレトロな雰囲気をまとっているのでこういう世代の自分にはクリティカルヒットでしたね。電子音好きなんです。

いやはや。いやはや。猫さんとの甘いいちゃいちゃな添い寝物かと思いきやまさかのシリアス。シリアル。
ナイト役の寺島さんのシュチュCDは一本しか聴いてないのですがそれが大好きで同じ声だー!と喜び勇んで買ったのですが、いやはや。いやはや。
びっくりした。天真爛漫なかわいい声と闇をはらんだ低い声。演技の振り幅が最高でした。
展開は予想出来てましたけど、ほんと演技が最高で。
解説で色々説明してくれたのも有り難かったです。
個人的に、個人的にですが寝息だけのシーンが割りと多くてアレ?その辺音小さくしてたら聴こえなくてヘッドホン壊れた??と少しだけ混乱しました。
壊れてなくて良かった。
ちょっとホラーぽくもあり物悲しくもあり、ほんと最後の台詞が、うっわとなりました。ナイトはナイトじゃなくてナイトの方かー!
全部理解できた二週目がまたいいです。

句集です・・・が、句の印象からどんな絵かを想像するというなかなかに変化球な作品です。句集としてもおもしろく、この作者様らしい独特な言葉遣いというかワードセンスというか・・・とにかくそういった感性が爆発しています。ですので、最後までとても楽しむことができました。音楽作品ばかり注目していましたがこれもアリですね。

トラック01→02までの2週間の間に何があったのか、ツンツンしてたのが急にデレデレになります。そのギャップが非常によいです。

個人的におすすめなのはトラック「03」と「04」
睡眠導入にもいいですし、飼われたいと言って「にゃーにゃー」言うのも個人的に◎常に距離が近いのもいいです。

全体的な音量バランスもよく、作品によっては同じ音量だと聞こえにくい場面があったりするものもありますが、この作品はそんな心配がないのでそういった点でもおすすめできます。

天海由梨奈さんが好きな方、気になっている方には是非聴いて欲しい作品です。

夏の朝。道で倒れていた主人公が呼び声で目を覚ますと、少女に介抱されていた。
記憶がなく、どこに行こうとしていたのか思い出せない。
主人公を心配してくれた少女の提案で、彼女が一人で暮らす民宿で休んでいくお話。

よく晴れた澄み渡るような空、自然豊かな夏の風景が浮かびます。
環境音の聞こえ方の変化で移動の様子も伝わってきたり。
ヒロインの声も近くにいるときはすぐ近くから、離れたところで何かしているときは遠くから聞こえてきて音の距離感がいい感じでした。
「たたみさん」と名乗る少女はその名の通り民宿で使われていた畳が人の姿になった存在。
純粋さ、心優しさを感じるヒロインです。
「～ますです」みたいなちょっぴり変な敬語口調もかわいい。

寂しくて一緒に寝たいという本心を言いにくくて、
なんとか話す理由を考えては戸を開けるたたみさんが特に可愛かったです。
何になりたいかの話はちょっと笑いましたw

絶望的な状況でありながら、ほのぼのイチャイチャする二人がとてもよかったです。
社会に見放された様な状況でも、同じ状況を分つ二人でいられるからきっと彼らは幸せなんでしょうね。死をあまり悲観的に捉えていないところがとても印象的でした

少年らしいお声も大変素敵でした。
素晴らしい作品をありがとうございました!!

四組の女の子同士のカップルの、胸キュンな日常の一コマを切り取ったコミック作品です。
どのカップルも、愛を注ぐ側と、愛を注がれる側がはっきりと分かれているのが堪らなく美味でした…!二人がベタベタに愛し合うのではなくて、くっついてくる方が決まっていて、それをもう一人がヤレヤレ…と受け入れて…でもやっぱり互いに愛し合っていて。マイナスとプラスが掛け合わされた理想的なカップル達の可愛らしい姿に、思わずニンマリと頬が緩んでしまいました…!