熊くじらさんのレビュー一覧
レビュアーランキング | 132位 | (役に立った数:82件) |
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投稿数ランキング | 130位 | (総レビュー数:76件) |
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2012年06月28日
お馴染みの面子にゲストキャラを加えて操作する、ライト・ミステリー第五弾。
ホラーちっくな噂のある場所とその噂の解明というのも、ミステリーとしては王道。
殺人事件の操作と合わせて、頭を働かせていきましょう。
今回もそこまで難しい謎解きではありませんが、今までに比べると少し難易度が上がった印象。
シリーズですが単独でも成立していますので、ミステリーに興味があるなら軽い気持ちでどうでしょう。
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2012年06月28日
三作目まではフリーウェアで公開中のシリーズ第四弾。
絵などの雰囲気を大きく変えつつも、中身としてはそんなに変わらずリスタートです。
物語は轢き逃げと高校での殺人事件、二つの事件の捜査となります。
謎解きとしての難易度は高くはありませんが、考えて答えがわかった時の達成感はやはり良いものです。
キャラクターも可愛らしく、気軽な気持ちで読んでみてもいいかと。
2012年06月27日
不思議で圧倒的な能力をもった少女と、少女に憑いたモノのお話。
序盤、体験版部分で不思議日常コメディかと思わせておいていきなり急転直下です。
よもや主人公がそっちだったとは…
内容はまさに伝奇。人死に有り。ほのぼのコメディ系を求めた方は回れ右となりますか。
物語の中で明かされないものは多く、未消化と言える部分もあります。
が、ラストで語られたようにこれが「最初の物語」であるならば、これで良いのだと思います。
伝奇好き、世界観を想像して楽しむタイプの仲間ならおすすめを。
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2012年06月27日
海の色のない街で、海の色を取り戻すため人の悲しみを無くしていこうとする少年少女のお話。
基本的にやる気なのはヒロイン一人で後はそれぞれ目的があったり巻き込まれたりなどですが。
前半はまとまって街で活動を、中盤以降、ルートに入ってからはヒロインの悲しみを拭うために奔走。
それぞれの抱える事情は重く、どうしようもなさそうに思えもしますが、
それをどうにかするために動く仲間たち、という構図はやはり良いものだと思えます。
海の色は何故ないのか、忘れているのは何か。
少しやさしい気持ちになれるお話です。
2012年06月27日
誰かの為にと願う子と、その子の為に頑張る子達のお話。
わかりやすいファンタジー世界観と柔らかい絵柄は好印象。
女の子はぷにぷに可愛く、物語もわかりやすくて読みやすいです。
文庫本一冊と同等の時間で読み終えられる長さ、軽い気持ちで読むのもいいかと。
2012年05月30日
記憶のない少女と少女を保護する青年の物語。短編です。
拙い愛と、ぎこちなく結んだ絆。どうあっても悲劇だけれど、繋いだ手だけは幸せに。
生き生きと可愛らしくあった分、悲しみは増すものでありますが。
それをどう思うかは、読んだ人次第でしょうか。
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オルゴール技師と天才ピアニスト、オルゴールの発展の物語。
前作オルフェウスの銀琴の前世代にあたる物語ですが、やはり音楽がとてもいい。
OPでいきなりガツンと心を持っていかれました。明るく壮大に広がる曲に何を感じるでしょうか。
今回も根底にあるのは誇り。音楽を奏でること、楽器を作ることへの誇り高さです。
問題を抱えても、世間に届かなくとも、折れることなく前を向いて。
そして前作と同じく、誇りと誇りが出会って重なって、というお話。
前作に比べて短く、あまり時間をかけずに読み終えられます。
前作をプレイして楽しめたならばプレイして絶対に損はないです。
前作をやっていなくても、これ単品で良く出来た作品。やはり万人におすすめで。
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山でオルゴール修理工をやっている技師の青年と依頼にやって来た天才バイオリニストの少女の物語。
題材が楽器であるように、とても音楽に力を入れられた作品です。
主題歌とその編曲BGM「回想」は特に強力。過去にあったこと、様々な情景を想起させてくれます。
また、オルフェウスというモチーフやOPの雰囲気から儚げなイメージを受けますが、それは否。
音楽を奏でること、それをする自分自身に誇りを持つ少女。
少女に引っ張られながら、オルゴールに向かう意思を再起させていく青年。
二人とそれを取り巻く人の作っていく、前向きで真っ直ぐなお話です。
フルボイスであり、セリフに込められた感情を耳で聞けるのも良いところ。
魅力的な曲とキャラクターに爽やかなストーリー、誰がやっても楽しめるのではと。
2012年03月29日
高専で出会ったちょっと変な女の子達のために頑張るお話。
実際に通ったことがなくても楽しめると思います。
私が進学時に普通科と高専の二択に最後まで迷った人間だから楽しめたのかもしれませんが。
一つのシナリオは余り長くなく、短時間でプレイすることができます。
ヒロインのタイプは様々ですし、一人二人気になった子がいれば気軽にどうでしょう。
ただ、一部とても気がつきにくいフラグがありますので気を付けてください。
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2012年03月29日
何かが少し異なる世界が交錯していく中で、幸せを探す人たちの物語。
幸せとはなんなのか、はっきりと答えられるひとは少数であろうそれを、考えることになります。
はっきりとした結論や結末は見えないつくりで、プレイヤーが想像で埋めるしかありません。
しかし、全五章の中であったことや各章の繋がりから見えてくるものは、あたたかなもののはず。
誰かの幸せは誰かの不幸せという幸福の絶対量の話には異議もありますが、物語としては好きな部類。
三時間と少しで読み終えられましたし、時間のある方はやってみてはどうでしょう。
しかしみんな、こんなよくわからない超常現象に善良な先生を巻き込まれた先生も可哀想に。