大関刑事さんのレビュー一覧
レビュアーランキング | 294位 | (役に立った数:45件) |
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投稿数ランキング | 84位 | (総レビュー数:109件) |
いちおし作品
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2011年08月30日
女子高生アンドロイドの緩いギャグ、アイドルのイイ話、猫の視点で描いた有名小説パロディの随筆と言った、前号に掲載された漫画の続きが読めます。
前号と比較して明らかに違うのが、漫画作品以外のページコンテンツ群の充実具合。
童顔美人メガネ教師キャラのグラビア写真記事にアンケート葉書、読者コーナーに通信販売広告など、嘘ネタ満載です(一部本当も交えていますが)。
雑誌を強く意識して作られたページ構成には遊び心を感じ、クスリと来ました。
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2011年08月22日
ハイテンポなビートを刻む激しい曲を中心に、不穏な音割れ演出入りだったり物静かだったりと、
ゲームのアレンジサントラを思わせるインストゥルメンタルのアルバムです。
メイン音楽はテクノですが、ジャズやピアノ曲など曲種は豊富です。
有名STG1面ステージのアレンジには、アコースティックなピアノソロで澄み切った仕上がりになっております。
128kbpsのmp3形式で収録されておりワンコインと、ファイル的にもお値段的にもお手軽に聴けて良いですね。
フリーBGMと言う事でゲームなどに使えるのもなのもありがたいところ。
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2Dの対戦格闘ゲームで、2P対戦モードもあり。ゲームパッドでも遊べます。
使用可能キャラは4人。女子高生1人+妙齢の女性3人と、アダルティなメンツです。
これに一人用での敵キャラ数名を併せても人数は少ないですが、
内容としては綺麗にまとまっていて本格的です。
まず練習用ステージの設置。相手は鈍いながらも動き攻撃して来て、実戦向けです。
次に技の種類の豊富さ。弱・中・強の通常攻撃にキャンセルなど等、
必殺技にはジャンプ中で使えるものや投げ技にハメ技、超必殺技なども取り揃えております。
ハメ技は下段キックの他に、相手が吹っ飛んでいる間に追撃を加え、吹っ飛ばし続けることも。
尤もどちらもタイミングが必要で、ゲームバランスを崩さないよう配慮が為されています。
また、PAUSEすると技のコマンド入力一覧が表示されて親切です。
それから、一人用ではノーマルモードとハードモードがあり、
前者では2本先取で、オールクリアすると最強必殺技の出し方が判明します。
一方、後者は1本勝負でコンティニュー無しと、シビアです。
他にも対戦時ボイス付き、同キャラ対戦やHit数表示など、
このジャンルに必要なものは考え付く限り、BGM以外は完全網羅しております。
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2011年08月09日
名だたる戦国武将が集う東軍と西軍どちらかを操作して、関ヶ原の合戦を制するシミュレーションバトルゲームです。
勝利条件を満たさなくても一定のターンが過ぎると、ポイント数で勝敗が判定される仕組みになっており、20分以内で終わらせられました。とても早いです。
各武将の軍勢には「HP」や「攻撃力」と言った能力値が設定されており、
戦闘の際には鉄砲、歩兵突撃、騎馬隊突撃から攻撃方法を選択し、
ジャンケンの要領で戦って行きます。
これだけだとただの運ゲーですが、「戦術値」と言う能力値で発生するヒントや
地形効果や後退によるダメージ補正などで、戦闘をより有利にも不利にも導きます。
また、戦況や徳川家康の行動次第で東西どちらの軍に付くかが左右される中立軍(毛利輝元や小早川秀秋など)の存在も見逃せません。
上記共々こう言った戦術的な要素も加わりゲームを奥深くさせてくれます。
グラフィックや操作面及びシステム回りが荒削りではありますが、
SLGに有りがちな複雑さを極力廃し、テンポの良いお手軽ゲームとなっております。
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ピアノやドラムなどの生音や、テクノサウンドを用いたインストゥルメンタル曲を集めた、ほぼオリジナルのアルバムです。
しっとり系やjazzy、疾走感溢れたり不安を掻き立てたり、はたまたレトロゲー的サウンドだったりと、
とにかく曲調のバリエーションが豊かで、楽しませてくれます。
全般的にドラムベースがカッコイイです。
他にも某音声のスクラッチを効かせたサンプリングも2曲収録。ネタは聴けば判ります。
お値段以上のボリュームと出来映えでした。また、著作権フリーなのも○。
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ダークちゃんが月影家に迎え入れられ、つぼみ達の学校へ編入しての学校生活1日目までを描いた、ほのぼの系4コマです。
ほっぺを突っつきたくなるもち肌の絵柄が特徴的です。全10頁。
とにかくダークちゃんが出ずっぱりです。
ぶっ飛んだ発言をかましてクラスメイトをドン引きさせたりもしますが、家族や周囲には暖かく迎え入れられ日常生活を楽しむ姿は、非常に微笑ましく癒される漫画です。
あと、彼女の特殊な生い立ち関連ネタが笑えます。余計キモイ!
剣と魔法の平和な世界を舞台に、勇者の孫娘だけど魔法使い志望の少女ユウロの悲哀を面白おかしく描いた、ほのぼの4コマ漫画シリーズです。
お話は、「勇者学園」と言うジョブ育成学校に入学した前回の続きです。
前回に引き続き、関西弁エルフの留学生やらチョイワル系の精霊やら次々と個性的な人物が登場。
「勇者の家系」をキーワードにユウロを取り巻く多様な人間関係が楽しくてオススメです。
特に、大勇者を目指して日々努力するお嬢様キャラとの対比が微笑ましいです。
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全体的にほのぼのとした雰囲気の中4コマ形式でお話が進む、オリジナルの萌え系ギャグ漫画シリーズ第一回です。
勇者や魔王の存在する剣と魔法の世界を舞台にしていますが、魔王は勇者の手でとっくの昔に封印されており平和そのもの、そして勇者が今も尚もてはやされているのがポイント。
その勇者の孫娘であると言う理由で、父親からも幼馴染み兄妹からも地元の人達からも、
なりたくもない勇者になること前提で扱われてしまっていると言う、主人公ユウロの設定が面白いですね。
そんなユウロは現実的につぶしの効く魔法使いになるべく、勇者や戦士など多岐に渡るジョブを育成する「勇者学園」なる学校に入学するも・・・。
「勇者」の称号から逃れられない彼女の悲哀がテンポの良い4コマで楽しめます。表紙含め全18頁。
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2011年07月13日
タイトルページに挿絵の付いた、それぞれ趣の違うオリジナル小説2本立てです。表紙や後付含め合計29頁。
『暴力的三顧の礼』は学園コメディもの。
腐れ縁の友達兄妹の規格外のパワーが巻き起こすドタバタと、それに振り回される主人公が見所ですね。
特段悪いことはしていないのに痛い目に遭わされる主人公が少々哀れですが、勢いで楽しませてくれます。
一方『メタルブレイブ』は打って変わって、シリアスなヒーローもの。
現代に近い時代の都市を舞台に、突如現れた怪物とヒーローの顔見せ的なお話で、“第一話”と言う感じでした。
リニアガンなどのハイテクな武器や、ヒーローの設定がカッコイイです。
どちらもウマイ具合に謎を残しつつ、次があれば読んでみたいと思いました。
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ジャケットのイラストはレミリアですが、曲は早苗のテーマです。4分9秒。
出だしから終わりまで、原曲のメロディーラインを崩さずにスローテンポ。
優しい電子音で旋律を奏でています。
癒し系アレンジと言うことだけあって、
ゆったりと気を落ち着かせたい時のBGMに最適。
その一方、アニメの切ない場面でも合いそうな1曲です。
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