Elenco recensioni di 澪縁

同じマンションで起こるタイプの違うカップルたちの話が詰まった一冊です。
メインの晶哉と英二の話が多いのですが、自分は飛鳥さんがツボでした。
気が弱そうでおっとりして見えるのに後半のギャップが凄い。
あの二人の話はもうちょっと見たいなと思いました。

電子書籍で購入して好きすぎて紙の書籍も買ってしまった作品です。
同じアパートのお隣さんで恋人同士とか凄い距離感。
相手のことが大切だからの距離感からの甘い感じがまたよいです。
ひろむのオネエもまた良い味ですきでした。
一緒に収録されているヤンデレストーカーの彼もどこか可愛くて好きです。

お互い都合のいい相手だったけど……
心境が変化していく様子にどきどきでした。
個人的にはサンプルにもある「女なんてもうやめとけって」のシーンが後半へのつながりもあってとても好きなシーンです。
読みきり二本は少し系統が違いますがどれも真っ直ぐな関係で好感でした。

最初は嫌がらせ目的だった須藤がどんどん本気になっていく様子をどきどきしながら読み進めていました。
二人ともまっすぐで思いやりがあって素敵だなと思いました。
あんまり痛いのが得意じゃない自分としてはとても安心して読めた一作です。

性癖がすごくマニアックだけどお互い一途でまっすぐで最初から最後まできゅんきゅんしっぱなしでした。
レオがとても真面目で真っ直ぐ一途なところが本当に素敵です。
シオンの方も真っ直ぐ一途で可愛くて、もうちょっとこの二人を観たいなと思いました。
全体的に甘々な雰囲気なので安心して読めました。

表題作はひたすら婦人下着を身に着ける主人公(Notオネエ)。
下着のデザインが毎度おしゃれです。
全体的に甘めでがっつり苦悩などはないので気軽に読めるかと思います。
個人的に山城さんの髪がものすごく好きです。

二人の純情な距離感に癒される一作でした。
乙男な主人公がまた良い味を出していて最初から最後まで彼を応援したくなりました。
そして登場してくる料理がおいしそうなところもお気に入りポイントです。
書き下ろしまで癒したっぷりです。

あまりオネェばっかり出てくる作品はないので、オネェ特集とみて即購入を決めました。
綺麗なオネェさんがたくさん出てきます。
それぞれが読み切りのようですが今後の二人が気になる作品ばかりです。
特に板前さんが綺麗でお気に入りです。

ファンタジックな表題作はコメディに見せかけて切ないストーリーでした。
個人的には「ゆめしま」の切なくてどこか歌舞伎っぽいようなストーリーが好きでした。
全体的に絵も綺麗でエロ重視ではないのでストーリーを楽しみたい方向けかなと思います。

主人公の死因とかかなり衝撃的だったりもするのですが、複雑な人間関係が背景にあったり泣けるポイントがたくさんありました。
シリアスでかなりヘビーな背景もあったりはするのですが絵のタッチが優しくてそこまで重苦しい雰囲気にならないのもまたよいなと思いました。
翼が出てくるシーンはとても綺麗です。