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ゲームを制作する場合、特に頭を悩ませるのが「町のBGM」であったりするのですが、この作品集は「町のBGM」が豊富に入っていて、大変助かります!

現代のお話、とタイトルにはありますが、とくに近未来や現代要素の色が強いわけではないので、ファンタジーを作っているけど、中々マッチするBGMがないな、という時にも使える素材です。

とくにファンタジー(剣と魔法とか)だと、町や村、セーフゾーンのBGMは種類が多くなりがちですよね。
お値段もお求めやすいし、かなりオススメですよ!

前作の第一巻同様、とても使いやすい素材が取り揃えてあります。
かといって埋没的というわけでもなく、ユーモラスで一点ものとして使えそうなものも入っているので、自分だけの色を出したい!　といった方にも向いていると思います。

とくにバトルは、通常戦闘曲などかなり耳にする機会も多く、素材被りが気になるところ。しかし第二巻にはバトル曲はかなりの数が入っており、いずれも独自色が強いものなので、素材被りが気になる方にも是非オススメしたい一品です。

いつも、かるがも行進曲様の素材を使わせて頂いている者です。処女作のフリーゲームでお世話になりました。
サイトでは無償で素材を提供されているので、いつもお世話になっている事に対して、お布施の意味合いと、純粋に興味からご購入させていただきました。
(お布施、という言い方はちょっと悪いかもしれませんが、ファンとしてのカンパとかそういう意味合いのネットスラングのようなモノです……)

全曲に耳を通させていただきましたが、安定のクオリティでした。
王道、ですが音やメロディーが初期の頃の素材に比べますとより洗練されているように感じられます。
BGMの役割である雰囲気の演出、というものがしっかりされていて、無料素材のほうと比べ、台詞読みなどの時も思考のジャマにならない配慮がなされているのかな、というふうに感じました。
(賑やかな和音よりも洗練された音選びをされている印象です。シンプルながらも上品な味、といった感じ)

通常サイトで配布されているものと合わせて使えば、ひと通りのジャンルのゲームは作れるのではないでしょうか。
有料素材というのは無料素材と較べて他の人は使うことが少ないので、曲かぶりが気になるゲーム製作者の方などはとくに、よろしいかと思います。
(私は曲の有料素材を購入するのは初めてなので、業界の相場は分かりませんが、普通のCDが3000円超えたりするのが普通なのを考えると)財布の紐の硬い私でも購入出来る、比較的手を出しやすいお値段なのも相まって、前述の通り「他と被りたくない!」と思われている方はご購入を検討されてもソンはないかもしれません。
(フリーゲーム製作者様であれば、その限りではないかもしれませんが……)


個人的には「Field_Land_04」「Twon_Village_03」がお気に入りです!
初レビュー故、至らない長文失礼いたしました。