Liste des critiques de genbu

ガ〇パンGPシリーズ、ついに10巻に到達。

闖入者に対し、学園艦GPスペシャル走法とカリカリにチューンしたマシン、そして己のウデを以て追い詰めにかかるペパロニ、しかしあと一歩というところで無情・無常なる展開が・・・・というのが今巻の大筋である。

アンツィオチームのこれからも、学園艦GPの道行も、「巨大な勢力」の動向・正体も、それに対峙することを選んだ聖グロや他チームの道行も、果たしてどこへ行き着くのか。

次巻がいよいよ「種あかし」回だろうか。楽しみである。

ガ〇パンGPシリーズ、急転直下の第9巻。

前巻終盤で登場した闖入者たち、その乱入を手引きした者=内通者が明かされ、いよいよ今シリーズの発端たる「巨大な勢力」への対峙の時が迫る。

その闖入者たちに、さらにペパロニが意地を見せていく。

つくづく、本シリーズはアンツィオが、ペパロニが主役各であると感じさせる熱い描写である。

過去の謎のキャラの発言からSF・ファンタジー的な要素も絡んでくると思しい本シリーズ、果たしてどこへ向かうのか。

ガ〇パンGPシリーズ、急変の第8巻。

過去巻において言及があった「学園艦GPスペシャル走法」、その正解と、
大洗の戦略、その正体が明かされる。

こと大洗の戦略については、個々人の素質。スペックと、「経験者」の少なさ故の柔軟な発想に優れる大洗らしい、同時にだいぶ無法な走法を以て望んでいた。
それにくらいついていくペパロニ、そしてそこに乱入する謎の選手。
いよいよ話が急展開を、核心を迎えていくことになる。

是非、買って読んでみてほしい盛り上がりである。

ガ〇パンGPシリーズ第7巻。

今まで、映像作品本編では今一歩引いた位置にあった学園艦チームが目立っていた中で、いよいよ(ある意味ラスボス格の)大洗が表舞台に躍り出てくる。

ドライバーの登用基準などその戦略がいぶかしく見られていた中にあって、
多くの区間で常識外れとしか言いようのないタイムの縮め方をなして見せる。
その秘密はいかに、というのが大筋である。

次号、その秘密が明かされる。必見。

ガ〇パンGPシリーズ、
第6巻。

前巻終盤で発生した複数台が絡むクラッシュにより、継続が不可抗力に近い形でマシンに損傷を負い、レースの優勝争いに復帰できるか絶望視したミッコの慟哭が響く。

その中でもチームリーダーたるミカは短期間で修理を済ませて闘いを続ける闘志を見せ、事故を発生させたBC自由の面々も、事故後のコース処理で空いた時間を奇貨に、舞台への登壇が遅くなったことで果たせなかったバーチャル空間を使った演習で練度向上を果たさんとただでは起きない姿勢を見せる。

本編内ではそれぞれ劇場版、最終章第1章が初出の「新顔」であると同時に、「特色はあるが覇権争いからは遠い」という立ち位置の面々が闘志を、
自分たちの意地を見せんとする。

必見。

ガ〇パンGPシリーズ、緊迫の第5巻。

本シリーズに横たわる大きな謎、学園艦の行く末さえ動かす「巨大な勢力」にまつわる伏線とおぼしきものが描かれる一方、レースはアンツィオチームの「狙い」が当たってマシンの制御に苦戦しながらもタイムを上げていく一方、
BC学園チームのチョンボでレースは大荒れの予感を見せる。

・・・二次創作の中での話とはいえ、BC学園陣営にヘイトが集まりかねないのではないか、と思う部分はあるが、作中のようなアクシデントはレースを描く上では避けて通れないものでもある。

次巻どうなるか、必見。

ガ〇パンGPシリーズ第4巻。

いよいよ学園艦GP無差別級、その予選の様相が描かれる。

各チームが前巻でのバーチャルフリー走行の成果を見せ、その中でも本編内ではトッぽい扱いを受けがちだった知波単チームが思わぬ伏兵としてレースを盛り上げていく。

その中で、福田が気づいた「突撃の真髄」、学園祭GPのための「スペシャルな走法」が今後の展開を占うカギとして提示される。

今後が楽しみである。

ガ〇パンGPシリーズ、の、いわば箸休め的な巻。

美少女作品名物お風呂回である。

時系列的には第3巻で描かれたバーチャルフリー走行と予選開始の間に当たる話であり、各陣営の交流や、「巨大な陰謀を働く勢力」への考察が描かれる他、おまけとして作者が過去執筆したおまけ漫画がついてくる。

巻内で作者が謝罪していたように、他巻と比べて短い+尻切れトンボ、という見方も否定しがたいが、それはそれとして肩の力を抜いて楽しめる巻ともいえる。

ガ〇パンGPシリーズ第3巻。

前巻のフリー走行でいまだ他ちチームに届かぬものがあることを痛感したアンツィオをはじめ、多くのチームがヴァーチャル空間でのフリー走行で攻略法・戦法を練っていき、それによって導き出した答えのもと、ついに予選が始まる。

得た答えをもとにクルマも人も各チームそれぞれのカードが切られていく。
本シリーズの「主役」の一つであるアンツィオも例外ではなく、ほかのチームも外からパッと見ただけではわからないカードの切り方をしていく。

次巻、いよいよ「戦闘開始」だ。

ガ〇パンGPシリーズ、その「本番」第2巻。

西住母やクラーラの意味深な発言、ダージリンの気づきなどで、本シリーズの、学園艦主催一大レースシリーズの発端の一つといえる「巨大な勢力」に関する話が鎌首をもたげる一方、各校原作レギュラーキャラがどんどん参加する
「無差別級」のフリー走行が開幕する。

相変わらずのモータースポーツ・レースの豊富な解説に、原作では歯牙にもかけられなかった面子が頭角を現す描写、本シリーズの事実上の主人公(陣営)といえるアンツィオ陣営の様相など、目白押しである。