Liste des critiques de なんでもスムージー

知ってるようで知らないRTA。

なんか「よーいすたーと」って気怠けな声が聞こえてくるような気がするレベルの薄い知識の私にも分かる……

否、分かるまで知識を放り込むスタイルの本書に畏敬の念を。

個人的オススメ年齢層は30代以上からかな?と思います。

理由としては
「リアルタイムでファミ通でやってた行事」
やら
「ネットと連動したRTAの歴史」
などは自分が経験していればしているほど納得がいくものであり、昨今のお手軽に見れるRTAのおつまみに丁度いいからですね。

とはいえ、若い子も「あ、こんなのあるんだ」と気軽に見るのはありなのですが……わりーと文章はしっかりめなので、あくまで読み物としての評論というお題目を忘れないように確かめて購入をオススメします。

独占欲……と作者が銘打っている今作品において
【彼女の特異的な独占の仕方】に目が行くのですが
それだけでこの作品の良さは語れないってことを書きたかったのです。

彼は常に無気力で目が死んでいます。
しかしながら、過去編において、比較すると高校時代のほうが優しい目をしていることが分かります。そこに彼なりの成長を読み取るのもこの話の一つの楽しみかな?と。

二つの過去における「頑張るという事」の両者の答えは、カノジョの答えは一貫しているのですがカレだけが変わっていて……だからこそ、今後続編がでるならば「彼のさらなる成長」を私は期待しております!

章が進む転換点で、また前を見てキャラの深い設定を知る。
そんな楽しみ方もまた、たまにはいいのではないでしょうか?

「こんてぃにゅ～」の響きになんとなくぷ○ぷよを思い出す古きゲーマーです。

とと、この作品は、前作である365GAMEの番外編になっております。前作かなり安いので是非そちらからお買い求めを!

で内容としては、ゲーセンを巡る物語だった前作のキャラのその後をメインとしたストーリー仕立てになっております。初々しいカップルの様子に、クルメの外人特有さらっとした愛の深さ。
前作が楽しめた方であれば、クルメ好きには特にオススメです!勿論、そうじゃなくても彼らの日常は気になっていたのでは?と思うのでｵｽｽﾒですよ?

また、この作品の大テーマであるゲーセンネタは健在で、「そうそう!」とか「へー、そうなんだ」ということ間違いなしの引き込まれるようなテンポはやはり作者様の作品の妙なんだなと実感する一面もあったり。

そんな本作、是非彼らの物語へ「まだ続くんじゃよ」を言いながら覗いてみませんか?

アシスタントとしての生活を描いた業界本ですが、

可愛いパンダや動物達とうらはらに
かなりの毒が含まれた本になっております。

ただ、それだけではなく、
「やる気があって、尚且つそれでも頑張れる貴方へ」というべきエールも含まれており、本当に作者様が漫画が好きで仕事をやっているんだなと分かる内容でした。

いつも見ている漫画の裏側の世界、貴方も其のガンバリを覗いたならば見方が変わるかもしれませんよ?

この作品においてキーとなるのは
普段見ない人外娘が見られるという点である。

多分これがストーリー仕立てでシリーズであるならば、紹介に一話以上費やすだろうと思われる内容を

初見に分かりやすく、「気づきで納得感がある」作りは
まさに‟恐れ入った”の一言である。

作者様の愛が伝わるこの作品は、人外娘を表現するサークル側にこそ見て欲しい一冊と言えるだろう。

勿論、熱心な人外ファンの皆もこの作品に出てくる人外娘を表紙にある題名から察することができるか試して欲しい。

作品の大まかな内容を知りたいって?

ﾊﾊｯ、レミさんだけでいいじゃない!
ということで一番好きな内容であるレミさんを紹介します。

レミさんは生前うんたらかんたら……

違うんだ!細かいことはどうでもいい!
相手からここまで積極的でなおかつ自己評価が高い女が迫ってくる……案外恐怖だな!ということを書きたかったのだ。

というかよく見ると家政婦みたいになってるっていうね?俗にいう押しかけ女房に近いニュアンス?というか幽霊って設定はどの作品もそうだけどするっと触れる設定になる不思議。

ちなみに他の作品もなんだかｶﾞｯｶﾘするような女性ばっかで個人的にモブ顔も相まって、「だが、それがいい」と某傾奇者じみた台詞がでてくる始末。

モブ顔で、残念びじ…普通顔に愛着がある同士は是非買ってどうぞ。
間違いなく、そういう人にはオススメです。

過去に傷を負って、社会からはじき出された彼ら。

そんな彼らが「平穏を取り戻すための場所」
それが「ハシャイドルフ」。

この作品は一貫して、社会に対する鬱屈としたテーマを抱えており、しかしながらそれを克服するといった逆の側面も一部見せております。

ただ、今これを見ている貴方。

これはハッピーエンドではありません。
個人的に必要悪である場所を守ろうとする村長が「上手い言い訳を見つけてしまう」物語であり、皆がハッピーではないんです。
でも、それでも!
貴方が男性なら、貴方が女性なら!
……ここをでていくことになった貴方なら、どんな声をかけますか?それを考えつつ読んで欲しい。

確かな読み応えに、読後感の達観する感じが癖になる本作を是非貴方に。
彼らの心の叫びを聞いてやってください。

「普段いけない場所へいくとしたら、どんな感じだろう?」
といった私の思いまさにそれ!
実際行ったことある国の風景が思い出されて即買いしてしまった音楽集であるのがこちら。

「お次は何処で踊りましょうか (ハイレゾ対応)」

個人的に、トラック1と8が好きです。

あ、でも10のカフェテラス・ポルカもいいんだよなぁ……。
外国のサーカスへの呼び込みってこんな感じの曲がかかってるの多いんですよねぇ。
作者が思っているイメージは「野外飲みの風景」だと思うが、これだけは私の中ではサーカスなんだよなぁ……
時間帯としては完全に夜でなく、夕方から夜にかけてってイメージですね。
兎に角、陽気でさぁおいで!っていう感じ。

そんなわけで気になったら1は試聴できるので、是非聞いて判断してもらえると嬉しいなって思います。

「あったかさ」が自分だけの世界で終わらないことに気付いて、私の世界が一段と広がった気がした作品。

雪にサクサク足跡に、笑顔ニッコリ雪だるま。
あったかご飯に、お迎え笑顔。

ふとした瞬間の笑顔の作り方を、この本を通して思い出していただけたら幸いです!

正直これを最後まで読むと
「続きを考えちゃう症候群」が皆に発症しちゃうと思うんですヨ?

ついでに「あの頃の僕は……症候群」も発症するカモ?

旅に出る余裕がない……でも、出たいんだけど、疲れちゃった。
そんな貴方に贈る、失踪のススメ……って失踪しちゃうの?!!

まさかの失踪本です。
でも個人的に読んだ感想としては
「こんな逃げ道もあるんだなぁ……」といった印象ですね。

作者の体験談なだけあって、細かいコダワリもありますが、それはそれ。
身近なところでも失踪できるし、彷徨うことができる事がこの一冊にはつまっています。

まさに「日々からの失踪」にぴったりな一冊でした。

最後までためこんでためこんで……いざとなって、パッていなくなるんじゃなくて。

「こんなプチ失踪で、心をリセットしませんか?」
そんな感じが私には伝わってきましたし、日々お疲れの皆様にお勧めしたい気持ちの一つがこれです。