抹茶パフェさんのレビュー一覧

Re:Volteさんの作品は音楽も東方入眠抄も購入していますが音楽ではコレが一番お気に入りですね。
このアルバムは紺珠伝の月の民側の道中・ボスの原曲が主になっており、月を攻撃した側の曲を主としたアルバムのAbsolute Redと対になっています。

僕が特に気に入っているのは4曲目からの5曲目の流れです。
4曲目が終わり数秒後、5曲目の出だしを聴いた瞬間に"こんな遠くまで来てしまった"、"取り返しのつかない事になってしまった"と言う感覚が毎回想起されるのです。

原曲自体も寂しさとか悲しい愛を感じるのですが、これはRe:Volteさんが音楽でも入眠抄でもよく表現される感情だと思っているのでより一層ジワッと来るのだと思いました。

1曲1曲も勿論完成しているのですが、上に書いたようにこのアルバムは通しで聴くと連続性が感じられてより良い視聴が出来るので是非!

芥川龍之介の作品の中でも、ややマイナーな作品を朗読した音声です。
朗読は耳で聞く以上はあまりにも複雑な物だと内容の理解が難しいのですが、面白さと分かりやすさを重視した作品チョイスなので原書を読んでいなくてもスッと頭に入ると思います。

朗読されている小粋さんの声は優しいお姉さんボイスで、聞いていると心も落ち着きリラックスして作品の世界に入る事が出来ました。

ちょっとゆっくりしたい日に聞くのに最適な作品だと思います。

普段から自然の多い所に散歩しに行くので、彼女のいる妖怪の山近辺を想起するのもやりやすいだろうと思い購入しました。

この作品で想像する風景は人それぞれでしょうが、夕暮れ時の木漏れ日、遠くで聞こえる川のせせらぎ、枝から落ちる水滴の音、少しずつ場所が移動する虫たちの鳴き声
これらの音に囲まれて彼女と過ごした時間はとても思い出深い物でした。

元々、風神録はスタッフロール曲の「神は恵みの雨を降らす」が象徴するように、東方作品の中でも人と信仰、人と神のように民族的・幻想的な要素が強い作品ですが、こちらの作品はその要素を深めた作品のように感じました。
と言うのも、多くの曲で恵みの象徴である水の音がフルートの優しい調べと共に繰り返し現れているからです。
特に5曲目は天の神である八坂神奈子のテーマ曲を原曲として雨音が最初から最後まで使用されています。

曲全体の感想としては、纏う空気感が不思議と変性意識状態の柔らかい毛布に包まれてるような感覚に近いものが有るので非常にリラックスできます(催眠音声のメソッド使ってたりするのですかね)。

素晴らしい風神録アレンジを聴けて良かったです。

るせさんの作品は独特な物が多くハマる人は凄くハマるのですがこれはその中でもオススメです。
数分で終わる深夜ラジオ風の語りがたくさん入っていてお得だし、聞いていると良い意味でアホらしくて思わずフフッと笑ってしまうような物ばかりです。
約1時間で終わるので作業用や深夜に流しておくBGMとしても良いですが、寝る時に聞いても良いと思います。

東方の二次創作は設定や声が私の中のイメージと異なる事が多いのであまり触れないのですが、偶然この作品に行きつきサンプルを聴いてみるとビックリ!
私の中のイメージではわかさぎ姫は古来から言われてるような人魚の儚いイメージそのままなのですが正にその通りだし声がドンピシャだったのですぐ購入しました。

彼女と一緒に湖底に降りていく行為はとても幻想的で、水の冷たさと彼女の抱擁による暖かさの相乗効果でぐっすり寝れました。

催眠音声の手法は定番の方法なので、色々聞いてる僕はそれの蓄積もあるのかすんなり入れましたが、催眠パート自体は短いので初心者の方は少し難しいかもしれません。しかし、催眠状態には入れなくても彼女の指示通りにイメージする事でリラックス効果はあるので安眠と言う目的の為ならばこれはそこまで気になりません。シチュエーションが素晴らしいので催眠経験を積んでからもう一度聴くと幻想的な体験が出来ると思いますよ。

東方が好きな方、眠りたい方、催眠経験が豊富で色んなシチュエーションを探してる方にはオススメです!

1巻は初めは正直よく分からなかったのですが、少し時間をかけて意識を集中すればピンとくる言葉が分かりました。言葉を取り込むときはその言葉が溶けていってそれぞれの言葉で連想する色が染みていくイメージでやれば自分は上手くいきました(言葉の違いにより暖かくなったりビクッとする部位が違うのが不思議な感じ)。

2巻は自分を褒めようとすると壁でもあるかのように心がストップするので大苦戦。何度も何度も繰り返してようやく実感できた時は照れくさくてベッドでクネクネしてましたがそんな僕も素敵ですね。その後のトラックのゆらぎちゃんの応援ボイスはとても可愛らしいし非常に元気を貰えました。

3巻は複数の瞑想パターンの紹介ですが普段はBGMを使って瞑想しないので新鮮でした。呼吸に集中する瞑想を普段行っていますが他の方法を知れたのは良かったです。

まほー公房さんの作品はいくつか購入してますが、これは根底に当たる重要な作品だと思います。何をするにも初めに心の力の強弱や方向をどうにかしなければいけないとは感じていましたがその方法が分からず困っていたので助かりました。

R-18系の催眠ばかり聴くのでたまには普通のにも手を出すかと購入しました。催眠音声がネット上で名が知られ始めたころの作品は現在はダウンロード出来ない物も多いのでオーソドックスな作りなこの作品は催眠の感覚を掴むのにはうってつけでしょう。

今では芹さんメイン回と言えば怪談ですが初出はこの作品です。コテコテの心霊話(白い着物の女性、気配を感じて後ろを見たら誰もおらず前を向いたらいた等)とは違い、生活の中で出会ってしまった不思議が怪談となっています。
皆さんも数回は「こんなに変な雰囲気する道だっけ」「何で車や風の音すら聞こえないんだ?」みたいな経験はあるのではないでしょうか
こういった時の「?」と感じる言葉には変換できない漠然とした違和感が凄く伝わってきます。
そして、怪談→耳舐め→三味線の流れだったからこそ、道草屋自体が幻想的な空間に感じられ自身が異界に紛れ込んだように感じました。

三味線の弾き語りですが、商業作品ではCV.(アニメキャラ)みたいなCDはたくさんありますが声を保ちながら歌うのは難しいので地声に戻ってしまい実質「声優の○○さんが歌ってる」になる事が多いです。
しかし、この弾き語りは完全に芹さんなので雁庵さんの技量の高さが分かりますね。

また、怪談は眠りに入る直前や自力で瞑想や催眠で意識を落としてる状態で聞くと本当に怖いのでドアや襖や窓の戸締りはしっかりしてから聞きましょう。中途半端に開いていると横になって聞くどころでは無いくらい隙間が気になります。

魔法使い入門3巻の非言語までやった所で、改めてまほー工房さんの作品群を眺めていた所こちらの作品が目に留まり、メニュー一覧を見ると3巻の内容と似た部分があると感じたので別アプローチでの勉強になると思い購入しました。

1日目の練習は朝に行ったのですが、夕方に急に疲労が出て来たのでいつもよりかなり早く寝る事になりました。他の方のレビューを見ると同じ事が書いてあったので、やはりいつもとは違う頭の動かし方に体がビックリしたのでしょう。
2日目以降は楽になり一通り終える事が出来ました。

内容については特に空間の書き換えが興味深く、何故か自分の家周辺は日当たり関係なくどんよりしてるし、住民もお酒の量が凄いなど荒んだ生活者が多いです。人は主観で物を見るので魔眼で書き換えをする事は自分の心身を守る事に使えそうです。

行使する際の意識ですが何かの資格試験の時位の集中力で行っています。予め瞑想や催眠音声の脳内再生などで変性意識に持って行けばより鮮やかにイメージできるかもしれませんが、時間がある自室の空間書き換えならまだしもそれ以外だと実用から離れるからです。


4日間ではまだまだ練習が足りないのでもっと練習します。
ありがとうございました。