ほげはげ님의 리뷰 일람

作品評価:★3.5

半ば義務化していた「癒やし部」シリーズ購入ですが
キャストが小岩井ことりさんであるので
それなりに期待していた作品。
麻の葉さんの、吸い込まれそうな目が相変わらず素敵な
後輩ちゃんのイラスト、期待通りの内容です。

塔子ちゃんは「～ッス」という語尾で話しかけてくるような
後輩気質を醸し出していて、部室に連れ込んで施術を…
という流れはシリーズお決まりの展開ではあるものの
こちらが女の子に耳かきをしてあげる、という展開が
あったのは新鮮でした。

さてレビュータイトルにした「ウザかわ」ですが
バイノーラルマイクの特性を活かして、ちょっとずつ
声の位置をずらしながら喋っているので、自分の周囲を
ちょこまかと動いている様子が伝わってきて、その
辺りが、ウザいけど可愛い、と思ったのです。
早くからASMRに目をつけた小岩井ことりさんの、
収録スキルがキラリと光ります。
多めのアドリブで、どんどん語りかけてきます。
特に、先輩4連呼のアドリブが大好きです。

作品評価:★4.5

無料だったので購入(購入なのか?)
タイトルに「癒やされる」とありますが
甘いひとときを過ごす状況をロールプレイする
過程において、興奮の方が上回る事必至です。

特に興奮値が高いのが、Track4の愛してるゲーム。
世にこのようなゲームが存在している事を
この作品で初めて知ったのですが、こんなに扇情的な
ゲームであれば、進んでやりたくなります。

そう思われるほどに、抜きん出たトラックとなっていて
緊張と本気度が合わさった息遣いだけで、この作品を
推せると思っています。
「声にならない声」の演技で魅せてくれる井澤美香子さんの
テクニックの素晴らしさを感じずにはいられません。

無料作品で有料作品に肉薄するヤバい作品なので
ASMRボイス作品を紹介する上で、入り口として
適している作品だと思いました。

作品評価:★4.5

五十嵐夕夏さんがキャラクターボイスをしていた
癒やし部シリーズを聞いて、鼓膜がとろけるような
囁きと息遣いにノックアウトされてしまったので
発売予告のキャストを見て、購入を即決しました。

作中で徐々に心の距離が近づいていくケースの多い
こちらのサークル(RailRomanesque?RaRo?)の作品において
関係性がゴールしてしまっているので、ストーリー的な
展開は無いのですが、その分ひたすらイチャつく
夫婦の会話を堪能する事に集中がでいきます。

その様子に色を添えてくれているのは、ゼロ距離の囁き。
タイトルに偽りはなく、鼓膜を絡みとっていくような
ねっとりとした喋りに、逐一鳥肌が立ちます。
ひたすら耳元で囁いているので、声の位置が遠くになると
ちょっと解放された気分になるのが、不思議と面白いものです。

…と思っていたのもつかの間、即刻ゼロ距離まで近づいて
くるので、激しい緩急に全身がゾワゾワさせられっぱなしで、
油断大敵な状態が続きます。ほぼ休憩がありません。
Track8の珈琲ASMRが、一息つかせてくれるポイントでしょうか。
正にコーヒーブレイク。

作中、「夫」「旦那様」「あなた」「お婿さん」など
呼び方がコロコロ変わったり、赤ちゃんプレイをしたりと
世間一般と比べてマイノリティと思われる要素が多々ある
内容において、多種多様の愛を表現しながら突き進んでいく、
かと思いきや、所々に割と普通の会話や、将来を見据えた
会話が入ってくるのは、聞いててハッとします。
また、決定的にイチャつかない所は絶妙だなぁと感心しました。

サムネ画像の左下に他サークルのロゴが入ったりと
ツッコミどころは散見されますが、そんの関係ねぇとばかりに
鼓膜を喜ばせていただきました。ブラボー。

作品評価:★3.0

数日だけ大幅割引していたので購入。
イギリスから留学してきた(らしき)後輩ちゃんは
既に癒やし部の一員になってるという個性の持ち主。
現実ではなかなか出会う事ができない高い声です。
かなり流暢な日本語を喋っているので、留学生といえど
日本に精通していたのだと思われます。

この作品が癒やし部シリーズの中で特徴的だと思うのは効果音。
爪切りややすりかけ、フットケアなど、音源が耳から遠い
ものが多く、センシティブで繊細な施術音は耳を澄ませて
静かな所で聞かないと、掻き消されてしまいます。
声のトーンと強さも相まって、アタックの弱い音で構成されて
いるので、入眠するには効果的かもしれません。

やんわり終わっていくモノが多い中で、はっきり意思表示して
終わる部分は、癒やし部シリーズでは眼を見張るものがあります。

作品評価:★4.0

作中で何が起こるのか分かりやすいタイトルの新シリーズ。
DOKIDOKI系の作品好きにはジャケ買い・サークル買いOKの
安定感があります。

KU100使用を謳ったのは初めてではないでしょうか?
1トラックごとに心の距離が近づいてくる演出が見どころ。
中盤に一度、距離感の近さに慣れてきた描写を挟んだ後で
後半のウィークポイントに進んでいく展開は見事です。
真に距離感の近さを感じさせる為の「溜め」といいますか。

ファイルーズあいさんの、心の強弱の表現が作品の魅力に
華を添えています。いや、こちらがメインですね。
声を張っていても「ら」行の滑舌の良さは気持ちいいもんです。
威勢のよいシーンであっても、育ちの良さ・上品さを
感じさせてくれます。
告白シーンで与えてくれる高揚感は、言わずもがな。

ただ、単純に声の近さだけを比較すると、声にならない声(吐息など)
において、ご奉仕シリーズの方が上回っている気がします。
声が鮮明に聞こえるようにチューニングされた音質の良さは
変わらず素晴らしいポイントです。

あと、前シリーズでボーナストラック販売していた部分に
当たるトラックが最初から収録されているのはありがたいです。

作品評価:★4.0

セールで安くなっていたので購入
自称陰キャ…とは言うものの
どこまでもノリツッコミを繰り返す女の子の作品。
トラック1からアクセル全開で突っ走っていきます。
お笑い方向へと。

癒やしパートではスイッチが切り替わったかのように
怪しげに囁きながら施術を始めます。
こういうのをギャップ萌えっていうんでしょうか。
お笑いキャラと妖艶キャラのギャップはあると思います。
なぜ癒やし部に所属しているのか謎です。

いろいろな効果音で攻め立てられて、トラック6では
あまりの凄さに音が割れてしまっています。
しかし、今作は会話パートが本編ではないのでしょうか。
そう思えるくらいに笑えます。

癒やし部シリーズの中でも異彩を放ってますね。
怯えながら心の距離を縮めていく様子は良かったです。
岩男潤子さんのような声も、素敵なポイントでした。

作品評価:★3.5

90%オフになっていたので購入。
肥薩おれんじ鉄道沿線の環境音を導入しつつ
現実と空想を織り交ぜた世界で繰り広げられる作品。
電車に乗ったものの、立ち寄らずに通過した地域が
舞台になっていたので、そこの情報の一端に
聴覚で触れる事ができました。

先導してくれるのは、元気一番といった様子で
話しかけてくれる紅ちゃん。
バイノーラルマイクを活かした距離感・方向性を
存分に感じさせてくれる録音状態となっています。
ASMRボイス作品にありがちな、セリフのオウム返しが
少ないので、没入感は高めです。

耳かきシーンは再生時間の長いトラックになっていますが
トラック1～4のオマケといったような感覚がありました。
散々楽しんだあと、トラック7の独白シーンで
センチメンタルな気分にさせられます。

効果音から情景を思い浮かべるのを楽しんでみると
満足度が高くなるのではないでしょうか。
キャラクターの声が好きな人は、そのまま楽しめると思います。

作品評価:★3.0

全作品の無料試聴で気になったので
GWセールで安くなった所で購入。

かなりキャラが立っている特徴的な
声と喋り方なので、ストライクゾーンを
耳元で延々と聞いていられるという点が
このシリーズの売りだと感じます。
トラック2には、キラーワードがあり
それを超近距離で堪能できます。
「囁き」とは違い、音階のある声で
語りかけてくれる所も良いですね。

また、マスター=自分と会話している
雰囲気を損なわない為に、オウム返しの
セリフがありません。
しっかりしたストーリーの流れから、自分が
何と答えたのか、考えながら聞きました。
作中に出てくる、バイノーラル録音された
環境音も、ストーリーに華を添えます。

気になったのは、架空と実在の混ざり方。
「こんな島があるのね、気になるぞ」
という興味を持って聞いていましたが、
たくさんの猫が登場してから、どこに
没入感を持っていけばいいのか分からず
いよちゃんを楽しむ気が散りがちに。
また、猫島が将来こうなったらいいな、
という理想を訥々と語るいよちゃんの様子が
理想通りにはならないのだろうと思い
ながら喋っているように感じ始めると
架空の話の中に、現実問題が入り込んで
きた気分になり、もやもやし始めてしまい。

ですので、最初からストーリーを
深追いせず、いよちゃんの方言や、可愛い
らしさを楽しむ事に徹した方がよかったなー
と思いました。

作品評価:★4.5

37時間コンプリートパックにて購入。

全作品を聞いてみて、一番印象に残ったのがコレでした。
通常、寝落ちさせる事が主な使用目的であるはずの
癒やし部シリーズにおいて、過度に癒やされてしまい
逆に寝られない状態になってしまいました。

通常時から癒やしモードに切り替わる時の、とろ～んと
した甘い声へのギアチェンジが作品の魅力だと感じ、
施術中の吐息が、シリーズの他作品と比べて妖艶であり
効果音(ASMR)によっては、吐息との親和性が
高過ぎて余計に寝れなくなってしまいます。
その総決算であるようなトラック7は、最後の心音に
至るまでの流れでテンションが上がってしまい…
どうしたもんでしょうか。
使い所(聞く場面)に困ってしまいます。でも聞いちゃう。

この中毒性、さすが次期部長だなぁと思いました。

様々なASMR/ボイス作品で頻繁に名前をお見かけする
声優さんが一堂に会したようなキャスティング。
とはいえ、それぞれのキャラクターが段階的に
一人ずつ登場するので、共演感はありません。
リスナー個人個人に合う声とシチュエーションを
見つけやすい、というのがコンセプトでしょうか。

そのような事もあり、各トラックの最後に
「あなたを寝落ちさせる事が出来なかった」と
悔しがる反応が待っています。
寝落ちさせる事ができなかったら、次のキャラに
バトンタッチして、また施術が始まるという形式ですが
いくら業務的な客商売設定とはいえ、もう少し親しげな
空気を残したまま終わって欲しいものです。

まぁ、寝かしつけバトルしてくらいなので
リスナーよりもバトルの方にウェイトを置いているの
だと思われます、そんな潔い内容とタイトルでした。