遠枝さんのレビュー一覧

めぐみさんの代名詞とも言えるハグから始まる癒しはどれも優しさを感じる事が出来ます。

頭皮マッサージと耳のマッサージは指の動きが心地良く、特にトントンと指先で叩く音の響きが柔らかく、骨と頭皮に染み入る快感を味わえます。
ユニークで印象深かったのはマッサージガンと氷嚢でのアイシング。
マッサージガンの軽快な駆動音と振動が伝わる様な低めの音があちらこちらに移動して行き、気が付けば眠りに落ちていました。
氷嚢はサワサワと擦れる音が現実感を。タプタプと水の揺れる音は量感がありながら幻想的ですらあります。

ハイクオリティな癒しの音はいわずもがな。
足音やカバンを置く音等の主役にはならない音も説得力があって、表情や仕草が見えるようでめぐみさんが近くにいる事を意識出来ます。
可愛らしさと優しい声が加わり、どのトラックも作中のご主人様同様に微睡んでいく事請け合いです。

添い寝での一日が終わってしまう事への寂寥感の吐露からのハグはめぐみさんファンには最高のシチュエーションと演技だと思います。
甘やかし好きなメイドさんに癒されたい方は是非。

サークルさんの作品紹介通りに特別なストーリーは無く、店員さんに癒して貰うシチュエーション。
落ち着いた雰囲気の作品なのでリラックスをして聴く事が出来ます。
施術をしてくれる店員さんが変わるだけでも新鮮な気持ちで聴く事が出来て、今作の一ノ瀬さんは少し可愛い系の印象が残りました。

ヘッドマッサージの施術音はイヤホンで聞いているのにも関わらず、皮膚や頭蓋骨を通して聴いている様な響きがあります。
過去作の耳かき音も好きでしたが、今作は(聞き間違いでなければ)軽めの乾いた音になっているように感じました。
店員さん毎の施術道具の選択の違い、と脳内で変換して音の違いを楽しめました。

寝つきが悪い時に同シリーズ作は利用させて貰っていますが、今作も何度もお世話になりそうです。

ゆったりとした関西弁が穏やかで独特のふわふわとした雰囲気があり、母性とも違う包容力的なものを感じました。
幼い子をあやすおばあちゃん的な安心感とでも言うのでしょうか。

茶虎さんの語り口と同様に耳かきやマッサージ音は柔らかさがあり、耳を澄ますと遠くで微かに聴こえる虫の声にも癒されます。
肩叩きではイラストのイメージ通り小柄な少女(?)の小さな手で叩かれる軽快さを感じる事が出来、この音だけでももっと聴いていたくなりました。
耳の産毛剃りは音の繊細さが表現されていて独自性の高い癒しが味わえ、耳かきは3種類の音を楽しむ事が出来るので飽きが来ません。

低価格でもしっかりとしたボリュームがあり、個性的な癒しの空気感を味わう事が出来る秀作だと思います。

鷹揚さと親しみやすさと可愛らしさを兼ね備えたちんまい魔王様に癒される作品。

お菓子やスライムではコミカルさがあり、シャワー音やシャンプー音をはじめとして癒しを味わえるパートでは音が優しくてとても聴きやすい。
特にシャンプーでのシーンでモニカ様の小さな手でわしゃわしゃされている感じが好きです。

ミニクラーケン・ギガの小さい複数の触手(足?)がうねうねぬちゃぬちゃする感覚は同サークルさんの「ターコイズ」の触手とはまた一味違う異質な癒しの音を味わう事が出来、締めの綿棒と梵天は作品毎に表現に変化があるので、聴き比べてみる楽しみもあると思います。

前作でも印象深かったモニカ様が動く度に微かに聞こえる角飾りの音が今作でも心地良く耳に残りました。

あっさりコースと銘打ってありますが、しっかりとしたボリュームがあり、2時間たっぷりと癒しを味わうことが出来ました。

耳へのマッサージは心地の良い圧迫感があり、洗浄液では音声作品であるという安心感があるせいか、耳に水が入った時の不快感が無くて不思議な感覚でした。
耳かきでは綿棒や耳かき棒の先端の動きが表現されていて、締めの梵天もクルクルだけでなく複数の動きがあって、聴いていて飽きさせないクオリティは脱帽です。

店員であるシロナちゃんとの会話も楽しく、床を歩く音や施術を準備する時の音も臨場感があり、ASMR作品としての説得力を感じました。

新作はもう出ないのかなと思っていた所にまさかの新作で迷わず購入しました。

お店で施術を受けるというシチュエーションなので、過去作からストーリーや施術内容に大きな変化はありませんが、安心して聴ける作品だと思います。

店員さんが何をどの様にしているのかが判る音作りは健在で、指先の動きを感じるヘッドマッサージは秀逸だと思います。

会話も心地よい頻度で、作品の雰囲気作りに徹している様に感じました。
過去作に登場した店員さん達も派手なキャラクター性はありませんでしたが、穏やかな会話の中にそれぞれ個性があり魅力的でした。
今作の清水さんもお気に入りの店員さんになりそうです。

今作だけでも楽しめますが、うっすらと過去作との繋がりを感じる内容もあるので、過去作も聴いているともっと楽しめると思います。

環境音である虫の声の、ある・なしverの差分もあるので、ASMR作品を楽しみたい時、安眠したい時と気分で選択できるのがありがたかったです。

小柄なお姉さんで、手先が器用で、明るくて清涼感があるというすごく魅力的なキャラクターです。

作品数が増えてきた恩恵で、他のキャラクターについての台詞が増えてきて、お屋敷内のほほえましい人間関係が見えてきます。

耳かき音をはじめ、どの施術音も気持ち良く聴いていられ、会話を聴いているのが非常に楽しいです。
本館に移ってからの添い寝～寝息のシーンが一番好きでした。

囁き声が非常に落ち着いており、独特の空気感のある声質が非常に好みでした。

お店を訪ねて耳かき等の施術を受けるというもので、設定がすんなり入ってきます。

耳のオイルマッサージや耳かきは、ゆっくり優しく行われ、会話も心地よく聞こえてきます。

前日譚にあたる「もぐらの恩返し」は好きな作品だったので、うっすらとでも関連性のある作品を聴く事ができて嬉しかったです。
所々に和ファンタジー風な要素も見受けられ、作者さんがどのような世界観を考えているのか、耳かきをされながら考えてみるのも楽しいかもしれません。

発売から5年以上経ってから購入しましたが、古臭さが全く無く、最新の音声作品と言われてもおかしくないほどのクオリティでした。

リクライニングチェアでの耳かきという設定にまず驚き、施術音も器具による違いがはっきりと判ります。キャスターの音や室内履きが床をする音、衣擦れの音、器具を持ち換える際のグラス(?)に当たる音、ケースに当たる音等、リクライニングチェアに座って居る為に死角で見えないけれども、確かに存在する店内の様子が伝わってきます。

施術を担当する柏木さんの会話は必要最低限ですが、施術中の吐息での表現が素晴らしく冷たい感じは受けません。
個人的にはこれくらいの会話量の方が耳かき中は落ち着きます。

お値段もお手頃なので耳かきの音声作品に迷ったらコレと言えるほどにオススメです。