狐☆さんのレビュー一覧

第一弾から読ませていただいているが、息の長いシリーズになってきたコミックエッセイシリーズ。相変わらずネット予約の阿鼻叫喚ぶりは一向に改善の気配がなく、毎度毎度この件について触れるのも気が滅入るので、今回は別の視点から語っていこう。
何といっても、大型イベントのユーザー目線レポートがありがたい。おいそれと足を運ぶことができない地方在住者にとって、参加者しか知り得ない情報に触れることができ、良い疑似体験になるからだ。特に物販に関する分析は白眉で、確実に思い出を持ち帰りたい方は、今後のイベントでの立ち回りに参考になること請け合いだ。
これから30MSは、新レーベル30MFのリリースにより、これまで以上にカスタマイズの幅を広げる方向性が見えてきている。どんな変化が起きるのか、ますます目が離せない。

美少女プラモデル「30MS」の楽しみ方をお届けするコミックエッセイシリーズ、早くも第6弾が登場だ。
当シリーズの過去レビューでも散々言及してきたが、コロナ禍以降の新作ホビーの予約は、誇張抜きに地獄だ。特にネット予約において未だ顕著であり、わずか数分で終了、という光景を、親の顔よりも見たという諸兄は多かろう。

いや、予約に失敗しても、当日に店頭に並んで購入できる程度には、流通も回復してきているのだから問題ない、という意見もあるだろう。しかし、界隈では「入荷数が数個だった」という報告もザラに見かけるし、何よりも発売日に時間の都合をつけて、購入の成否に心をざわつかせながら並ぶという行為は、楽しみよりもストレスが勝るのではなかろうか。本作は、こうした現状を改めて諸兄に実感させると共に、事実上正規ルートでの購入妨害を繰り返している「転売ヤー」の害も垣間見せてくれる。

次の弾が出る時は、発売日に手元に届く人の数が少しでも増えていることを祈りつつ、今回は筆を置くことにしよう。

ブレイン諸兄には最早お馴染みとなった(と、勝手に考えている)美少女プラモデルシリーズ「30MS」の楽しみ方をお伝えするコミックエッセイ。遂に第5弾の登場である。

一時期に比較して、入手難易度がかなり下がったこともあってか、複数買い前提のミキシングや不可逆な改造、塗装にも手軽に挑戦できるようになった。そんな情勢の変化に呼応してか、本作では更に沼の「深度」がアップした印象を受けた。
どういうわけかここ数年、100円ショップではモデラ―をターゲットにしたとしか思えないアイテムが続々と登場しており、本作で取り上げている小物類はその最たるものだ。安価なこともあって、ひとたび手を出せば最後、次々と揃えたくなる衝動に駆られる「危険極まりない」代物で、作者もとうとうここまで浸かってしまったか……と、妙な感慨に耽ってしまった。

小物類以外には、各種ケースや工作用消耗品など、光る品も多いのだが、作者によるこうした分野のレビュー、感想等も読んでみたくなった。
次回作も、より深い情報が得られそうで、今から期待大だ。

最早ブレイン諸兄にはお馴染みであろう、美少女プラモデル・30MSシリーズの楽しみ方を綴ったコミックエッセイがまたまた登場だ。

今作で作者は予想外のトラブルに多数見舞われたようだが、無事に乗り切った様子が伺え、一読者としても大変安心した。
前作に引き続き、ウェブ予約に関する記述に多くの紙面が割かれている。
一部素体キットは長期間店頭でも見かけるようになり、メーカーの努力が確かに実りつつあるのを肌で感じる昨今である。しかし、依然として一部キットの再販頻度が少なく、ボディパーツも再販の度に瞬殺、組み合わせやすい30MMのオプションパーツまで軒並みレアキット化しているという課題が残っている。こんな環境で件の大型コラボプロジェクトをまともに進められるのだろうかと、近い将来の「凄まじい事態」に慄くブレイン諸兄は多かろう。

前回レビューの繰り返しになってしまうが、予約開始即瞬殺、を繰り返すホビーのウェブ予約は文字通り地獄である。情勢の好転が見え始めたとはいえ、まったく油断できない世界なのだ。そんな惨状を乗り越えて、同人誌という形で我々に貴重な情報を提供してくれる著者には、毎回感謝の念を禁じ得ない。

というわけでブレイン諸兄は、今作もぜひお手に取っていただきたい。ますます拡大する30MSの世界を、共に楽しみつくそうではないか。

一時期より購入しやすくなったとはいえ、未だに様々な労力を要求される美少女プラモ・30MS。その入手法と楽しみ方を綴ったコミックエッセイシリーズがこちらである。

最初にお断りしておくが、今作の表紙にデカデカと陣取るネ〇ァリア嬢について、本編での活躍は少な目である。というのも、今回は「ネ〇ァリア予約編」というべき内容で、キットそのものの楽しみ方については次巻で取り上げられる予定になっているようだ。続きを楽しみに待てる、というのは読者にとって喜ばしいことである。

さて、シリーズ第三弾となった今作は、これまでよりも実用的な情報が目白押しだ。特に目を見張るのは、具体性にあふれたネット予約のエピソード。
プラモに限った話ではないが、今やホビー関連商品のネット予約は誇張なしに地獄である。無策で挑んでも成果を上げられないことが殆どだろう。
この場での詳細な言及は避けるが、経験とデータに基づく記録は、一読すれば実践したくなる説得力があった。

30MSは、今年に入って無謀とも思える展開に着手したが、我々はバン〇イによって混沌を極める30MSの海を、いかに泳いでゆけばいいのだろうか? その回答の一つが、まさにこのシリーズだろう。
ブレイン諸兄の羅針盤として、より多く読まれることを願わずにはいられない。

前作のレビューでも触れたが、現在大絶賛品薄状態の美少女プラモデルシリーズ「30MS」の入手と、その楽しみ方を綴ったコミックエッセイだ。

作中でも語られているように、依然として、正規の値段では入手困難なレアキットである状況は続いている。だが、ここ数か月はかつて目にすることが難しかったオプションアーマー系が、まとまった数で店頭に置かれている場面にも遭遇するようになった。メーカーの再販攻勢の成果が、徐々に出始めているようである(なお、ボディパーツは一度もお目にかかったことがない)。

さて、筆者のような地方在住民にとって、作中で紹介されているエピソードは大変参考になった。無論、大都市圏の事例がそのまま通じるとは言えないが、前作で描かれた作者の購入計画などを踏まえ、半信半疑でショップを巡ってみたところ、最も欲しかった「ティアーシャ」に遭遇し、本当にお迎えできてしまったのだ。
実は当レビューも、最新キット「リリネル」の争奪戦を勝ち抜き、帰宅した後で記している。作者様の経験に基づいた的確なアドバイスには、全く頭が上がらない。そういう理由で、未だお迎えが叶わぬブレイン諸兄には是非とも読んでいただきたい作品だ。

「30MS」シリーズは、ウサギ娘の片割れや悪魔娘型シスターの登場が控えており、更なる盛り上がりを見せることは間違いない。作者様の今後のエピソードも、一緒に楽しめることを願っている。

時はまさに、プラモデルブームである。
コロナウイルスに端を発する巣ごもり需要により、家でできる趣味としてプラモデルが注目を集めた。皮肉なことだが、この動きがユーザーの高年齢化や昔ながらの模型店の減少などを要因とするプラモデル業界の衰退に、歯止めを掛けたことは疑いない。
しかし、急激な需要の爆発にメーカー側の対応が追い付かず、品薄による争奪戦が相次ぎ、所謂「転売ヤー」が猖獗を極めるなど、負の側面が現出したことも、我々は記憶に留めておかねばならないだろう。

さて、この作品で取り上げられているプラモデル「30ms」である。
現在、プラモデル業界のトレンドとして大きな勢力となっている「美少女プラモデル」というジャンルに、かのバ〇ダイが投入してきた超新星だ。
このジャンルは「素体となる美少女+SFチックでメカメカしい武装パーツ」の組み合わせが主流で、非常に男心をくすぐるものとなっているのだが、値段がおおむね\5000越え、という金銭的なハードルが存在した。
ここにきて現れた「30ms」は、二千円台から購入できるというバカ安であり、生命線ともいえる「表情の可愛らしさ」も、先行者であるコ〇ブキヤが擁する「F〇ガール」「メ〇ミデバイス」シリーズと遜色ない出来栄えで、プラモデル界隈の度肝を抜いた。

その後の反響は諸兄もご存じであろう。
「売っていない」
この一言に集約される。
発売から一年経つにも関わらず、店頭に並んでいる現物を見たことがない。中古屋にも出回らず、ネットを見れば忌々しい転売ヤーが吊り上げ販売しているものだらけ。ここまでくると「本当に実在するプラモなのか」「都市伝説の類ではないのか」という疑念が湧いてくるのも、無理からぬ話である。

前置きが長くなったが、私を含めて未だお迎えできていない諸兄は、コレを読もう。購入時のポイントや、簡単なカスタマイズにも触れている。
モチベーションを回復させ、時を待て!!

ヌー様のアイコン素材は、RPG制作において「痒いところに手が届く」ニッチなポイントを補完してくれるため、大変助かっております。

こちらは、モンスターが落とす素材系アイテムをイメージしたセット。眺めているだけでも、ここからどんな装備品が出来るだろうか、どんな敵にドロップさせようか、構想が膨らみます。

王道ファンタジー系だけでなく、和風やSFにも対応している点が嬉しいポイント。個人的には妖怪系素材と、「原子モデル」「遺伝子モデル」「ダークマター」といったSF・宇宙系素材の収録がありがたかったです。

今後も、素晴らしいアイコン素材を期待しております!

バラエティに富んだアイコン素材を送り出している、ヌー様の最新作。
今作は「衣装」がテーマということで、防具向けのアイコン素材となっています。
学生服や作業着、スーツなど、全体的に現代を舞台とした作品に合うラインナップ。世に出ている衣服系防具のアイコンは、近代以降をイメージした作品には使いづらいものが多く(中世ヨーロッパ風の鎧など)、まさにかゆいところに手が届く素材です。
素材構成も、トップスのみ、ボトムスのみ、上下セットと細かく分かれているのが特徴で、使い勝手がよさそうです。

特に目を引くのが、「戦隊ヒーロー」「変身ヒロイン」の衣装アイコン。特にヒーローマスクはこれで初めてお目にかかったという人も多い素材ではないでしょうか。

創作意欲が湧く、素晴らしいアイコンセットです。

コン狐ちゃんがより可愛くなって帰って来た!!

Live2D化により、旧版が無料作品に移行。そしてアップデートパッチのリリース。
以前からコン狐ちゃんと親密な諸兄は、「よもや二重に購入せねばならぬのか……?」とやきもきしたでしょうが、心配ご無用です。

旧版購入済みの方は購入履歴を覗いてみましょう。この「Live2D版」が履歴に入っているはずです。
そこから「Live2D版」を落として解凍すると……動くコン狐ちゃんがあなたの側に!!

あとはもう、余計な言葉はいらない。ただひたすらに可愛い。

コン狐ちゃんが動く姿を見るだけでも、ものすごい安らぎが得られます。
可愛いコン狐ちゃんが傍に寄り添ってくれる(気になる)、この至福体験を見逃すな!!
旧版購入済みの諸兄は今すぐアップデートを!! まだコン狐の魅力を知らないあなたもぜひ、この安らぎに満ちた世界へ飛び込みましょう!!