ポニテからの猫耳猫口鎖骨谷間おててふともも(早口)。イラストが素晴らしいっていいですよね。思わずジャケ買いしました。
さておき。
かやのん第1弾となる前作は、マイクの関係かASMRの音質がかなり低く、声の距離感もまばらで、レビュー・実感共に評価は高くありませんでした。演技が良いだけに残念な印象でしたね。
そんな経験を踏まえた、かやのん第2弾となる本作。
まずなによりも、かやのんの演技が素晴らしい。
声の距離感が完璧で、透き通りつつも脳裏にこびり付くような甘い声質も相まって、キャラクターの"生命"をすぐそこに感じられます。語尾の「~ゆ」「~にゃ」が自然すぎる。
シリーズ恒例の、開幕耳元で「ね・こ・ぐ・ら・し」もヤバいっすよ。アニメ声優の本気、出ちゃったね。
そして、問題となるASMRの音質。
試聴の時点で確信を持っていましたが、いざ耳に通してみれば、直近の数作にもみられるクオリティの向上は本作でも遺憾無く発揮されています。
耳かき、マッサージ、シャンプー、そして囁きの音圧が絶妙で、いつまでも浸っていたくなる心地良さは眠気を認識すらさせずに眠りに落としてくれるでしょう。
それと、作品概要にある"KU100+振動マイクの合わせ技で聴覚触覚を網羅"って話。あれはホントだ。
試しにヘッドホンとカナル型イヤホンを聴き比べてみたところ、個人的な体感ではヘッドホンは音圧がガサガサと大雑把に感じられ、対してカナル型イヤホンは頭蓋骨の中に反響するような繊細な音圧が感じられました。
カナル型イヤホンでの視聴がオススメですね。
それと、タイトルにある"かやのんの耳はむはむが聴ける"って話。あれもホントだ。
聴きながら眠くなってたところを耳はむはむされて飛び起きましたね。作品内容にも書いてない隠し要素とは恐れ入ったよ…。左右合わせて数秒、されど数秒。
皆様トラック3を聞き逃さないように。