不徳のゲームさんのレビュー一覧

三巻です。
開幕乙女塚処女(おとめづかおとめ)の襲来。
主人公の妹つばすを偏愛する、エキセントリックな親友(自称、つばす視点では友人?)。
乙女塚さんは微ヤンデレの暴風娘みたいな人です。見た目は金髪小乳な美少女です(笑)。
思い込みの激しさと有り余る行動力、自身の体を積極的に活用した色仕掛け･･････他のヒロインズは多少行動が激しくても”サキュバスだから”で納得できるのですが、乙女塚さんは普通の人間なのにある面サキュバス娘を凌駕しています。凄いキャラ作ったな(笑)。

乙女塚さんが帽子から取り出した二本目のナイフが『ザクッ』とソファーに刺さっていることに注目(笑)。
オチも見事で楽しい回でした。

後半は甘枷委員長の家庭の事情が一応の決着。
甘枷委員長の複雑な情緒、気難しさの理由が明らかに。
いつも強気な甘枷めぐみの懇願する表情「お願い、協力して･･･」はグッとくるものがあります。
父親の前でNTR風プレイ!(レアなシチュエーション)。

他
・サキュバス娘たちと海水浴
(アサギ先生回?アサギ先生は目が据わっているというのか、落ち着いた大人の妖艶なサキュバスですね)

・怪談と栄さん回
・水着コンテスト
(八幡薫、発明タイプの投入!)

今巻もエッチで愉快なラブコメディでした。甘枷委員長の話は良エピソード。
今巻も堪能しました。オススメです。

長距離ツーリングのノウハウに溢れている。
最初から150km走れたり、シホさん何気に健脚。
コンビニ裏野宿は人様の敷地なので成人には厳しいと思った。
(オジサンがやると通報リスクがね…)

道の駅宿泊はバイクや自転車旅行の王道ですね。
作中でシホが宿泊した場所・休息ポイントをメモしておくと近県の旅人は捗ると思います。

ホームシックは大きいですよね。
地縁ゼロだと手持ち資金頼み。持ち物紛失した日には交番頼み!?
(今はスマホ決済がありますから登録しておくとお財布なくしても買い物できるよ!実際に財布なくしてるんだよな…)

ネットバンクの『カードレスATM』機能を事前に設定してキャッシュカードを自宅保管にすれば紛失時のダメージが減らせるぞ!(悲。
注意点はスマホの充電切れるとATM操作ができないこと…(危険。

◆北海道◆
蜂怖い!
サロベツ原野、壁紙や北海道ツーリング写真で見かける景色ですね。
漫画なのに広大さが伝わってきていい絵です。大塚先生凄い!

ウェアーから塩が取れるという噂を実際に体験されたのは勇者ですね。
(これはろくに服を洗えない環境で数日もがき苦しんだ者に与えられる勲章らしいです。当然臭い)

自転車の醍醐味は『生』を味わうこと、というのはその通りですね。
『達成感』と『冒険心』や『話のネタ』というのもありますね。

滋賀県→北海道ツーリング紀行、堪能しました。オススメです。

二巻から面白さが加速する。
一巻はキャラの顔見せと能力の開示、設定・舞台装置、主人公の事情と。
エッチで笑えて悪くはないが平均的なお色気漫画という印象だったのですが、二巻以降の追加キャラクターと話の展開、お色気パートの内容がイイ!

◆妹つばすのママプレイ!
(実妹にママプレイして貰った経験のある男性なんて百人に一人もいないよ…)

◆妹つばすと東雲さんのM裁判 足プレイ!
二人に踏まれる構図が豪華でイイ!
東雲さんの秘められたSっ気が明らかに!?

つばすは可愛くてわんぱくで、進んでエッチイベントを起こしてくれる良キャラです。

◆武道少女の加納さん、まさかのドMキャラ。
主人公のS演技も新鮮。羞恥デート。
加納さんのMぶりと甘枷さんのSぶりの相性抜群で笑う。

◆身体測定と甘枷さんの体操服ブルマ姿も良い。

◆メルお姉さんと孤児院。
曲者揃いのサキュバスたちの中で素直な性格のメルちゃんパートは癒し度高し。
メルちゃんは一番サキュバスの素質がある気がする。
学習意欲・落ち着き･･･ママプレイには打って付けの配役です。

堪能しました。オススメです。

東京から滋賀県(琵琶湖大橋超え、京都の手前)までのロングライド。
箱根峠と鈴鹿峠の2コブ坂(山越え)なんですね。
東京から小田原城や芦ノ湖近辺まで行く人は稀に居るのですが、鈴鹿越えは更にレアですね。

東海道の海沿いも景色が大変見事で評判です(行ったことはないけどw)
そして作中紹介の浜名湖も景勝地。

作中での真夏対策は早朝走行、水掛け・水被りが多かったです。
あまり日焼け対策をしていなかったけれど、腕は1日で皮が剥がれたりします(マジで)。
腕と手の甲、露出部は日焼け止めクリームを塗りましょう。

私は夏場の走行は体温を上げ過ぎないように注意しています。
(一度坂で上昇した体温が外気温の高さから低下せずに苦しむ)
コンビニ等で1Kg以上のロックアイスを購入して公園で氷隗で体を冷やしたり、アームカバーに散水して気化熱で体を冷やしたりします。
あとは気温35度以上の日は遠出を控えます(笑)。予報より好天・直射日光で苦しむことはあっても初めから苦行日は頑張りません(笑)。

三姉妹は絆パワーで頑張れてしまいますが、オジサンたちはそういうのはないので無理をしないのが一番ですね。
長距離走行は事前の準備計画が大切ですね。女子ならトイレ事情も絡むのでルート選び等、更に注意しましょう。

読むと普段より遠くに行きたくなります。ただし苦行は勘弁。
よくできた自転車旅行漫画です。オススメします。

異世界から四人の花嫁候補がやってきて主人公ナオを奪い合う、ラブ&コメディ。何処かで似たような話を読んだ気もするが……どれとも明示できん。
押しかけ女房(ヒロイン)モノ?

今作では女騎士です。竜人族だったり、雷獣人族、バイコーン人種、不死鳥種の騎士(魔法使い)だったりします。
全員主人公より年上で積極的。ただしビッチではない。
話せばわかる護衛も兼ねたお姉さんたちの、時にポンコツな誘惑合戦です。

イリスさん鼻血出してて可愛い。癖のない性格。
ココさんの魔法が応用が効き、しっかり者のお姉さんで好印象。
エステルさんは腹に思惑を隠して近づいてくる感じ。
モニカさんがわんぱく活発系だけど空気読んで過干渉はしない。

またお父さんが重大な隠し事をしている系で…主人公ナオは4ヒロインと同居生活。エッチな誘惑やハプニングが起こります。
学校の女子生徒が巻き添えで引んむかれていてエッチ。
お姉さん騎士のおっぱいとか普通に出ているのでエッチです。
主人公ナオの性格が素朴で善良、小さな勇気(勇者の資質?)もあり、読んでて嫌な感じもしません。15歳の少年なので『おねショタ味』もあるような?

個人的には意外な収穫。

作者さんが調べた無人島ライフハックが楽しめます。
水蒸気で水分補給は鉄板。
本書でヤシの実ガチ勢の仲間入りだ。

石のナイフ作り、初期道具の自作は本格的で良き。
住居づくり。
「究極の選択だ…」に笑った。
ペットボトル浄水器は役立つ知識。
(清潔な布ものって大事。私はハンカチかタオルは1枚余分に持ち歩いています)

作中で大活躍の『万能スマホ』は太陽光充電の熱で早晩バッテリーが死ぬと思った(笑)。
(太陽光パネル付きモバイルバッテリーも評判がまちまちなので)
スマホが壊れる前にダリアの無人島生活が軌道に乗るかの勝負ですね。

ペットボトル便利過ぎで遭難したら即拾おうと思いました。
遭難前になくさないように鞄に入れておくべきか･･･。

主人公のダリアが時々凄い顔したり、稀にパンツ姿のサービスシーンがあります。
ただしお色気度は最低限で真面目なサバイバル作品です。

終盤に他の無人島生活チャレンジャーのグランと富子と遭遇し次巻へ続きます。
(運営さんは中学三年生の富子を無人島に運んだ時点で誘拐か児童労働でアウトです(笑。)

ギャルのグランバッグには夢が詰まってる。爪切りはええよ。目薬ないときつそう…。
サバイバル生活はロマンがあります。面白いです。オススメです。

凄いな。爽やか青春ラブコメ的な表紙なのに、
中身は『理想のおっぱい写真を撮る!』でGoing my way!な主人公彩人の個性が爆発しています。
ヒロインたちは物語開始時点で好感度天井付近。……これらは主人公がボケ倒すための舞台装置。難しいことは考えずにドタバタコメディを楽しみましょう。

助手の雪希がきちんと助手役をしていて、主人公彩人にかける助言が適切で青春していていい……はずなのに題材が『おっぱい』なので完全にコメディ。
助手が普段は毒舌なのにちゃんといい子な点も良い。

カメラの基本操作の紹介もあり、写真部らしい活動もしています。
(助手に教えるという体裁で)

終盤に向けて真面目な青春ストーリーへ。
後読感と閉め方もよく、序盤のおっぱい暴走もキャッチさを求めて練られた構成では?
お話が面白くヒロインも可愛い、将来アニメ化されても不思議はない!、と思いました。オススメします。

昨今流行りのお手軽ファンタジー系のタイトルですが、
中身は大貴族の長男アレクと幼馴染メイドクロエとの身分違いの恋を描いた古風なものです(そこがいい)。

アレクもクロエも相思相愛なのですが素直になれない……関係も後半には進展し、アレクが戦士としての自信を得たところで次巻に続きます。

クロエが無表情系毒舌メイドに成長した説明、心情の開示が丁寧で沁みますね。紙面の多くをアレクとクロエに使うことで二人の関係性をたっぷりと楽しめます。

弟キースの女たらしぶりと甘えぶりに笑った。
竹書房のセール品を数冊購入されるなら、本書を候補に加えて後悔することはない(稀)でしょう。

店主の代わりにメイドが宝石を販売する不思議な宝石店のお話。

基本的にお客さんも店主もいい人ばかりで優しい世界です。
(続巻にはもっと商人然としたキャラクターも登場するようです)

主人公のメイド、エリヤさんの瞳が宝石のように存在感抜群です。
作画水準が高く、やませちか先生の美意識が投影されています。
宝石・キャラクター・背景、美しいものを描くことに対しする熱意を感じます。どこか色気を感じる作画。

「…売り切れ」「今日は妥協は許されない」のページは雑コラに使えそう。
エリヤさんが完璧な休日の演出に必死になっている場面でちょっと面白い。

カラーページだと宝石の色味がわかってもっと良かったかな?
(印刷で正確な色を再現することが困難?)
宝石名を言われても検索して調べないとわからないことも多いです。
(一応DLsite他で鉱物や宝石の解説記事を多数スクラップしているので、聞き覚えのある名前もありました。)

宝石の世界は同じ宝石でも産地による色味・価格差は当たり前で、他に熱処理や加工、石の来歴、市場での流行り廃り……作者さんの勉強に終わりは見えない(笑)。
好きじゃないと書けない本だと思います。きっと家も鉱物の山。
でも好きなものに囲まれた生活は楽しいですよね。
読者として宝石・鉱物愛好家の気分を楽しみましょう。

あと女性の社会進出もサブテーマとして意識した作品です。
メイド・女中が一般的で、19世紀くらいか。世界大戦下の人不足で女性の社会進出が進む少し前くらいの時代設定です。

やませちか先生の今後のご活躍を祈念いたします。

ウェイトレスさんがフランクで馴れ馴れしい子供たちなので実在すれば案外繁盛しそう。
(現実世界では児童労働は禁止なので、異世界に転生したら試してみてください)

作中で逆転とかは一切なし。
心のドSオジサンが「ファ〇クしたいんだろ、オラー」とか荒ぶっても出番ないです。
メスガキたちの罵倒をお楽しみください。

ざこ舌お兄さん(Mさん)がさすが常連と言うのか。堪能しています。
慣れてくると客側がわざと罵倒される行動を取って、ウェイトレス側が「ざこ」連呼する調和した空間ができますね。

みいちゃん、心配性で共感してしまう。いい子。
みうさん、地味にドジっ子?
みあさん、巨乳お姉さんキャラ。
みおちゃん、小悪魔キャラ。控室で髪下ろしていて最初わからなかった。

多彩なメスガキキャラが見所。
(名前が似すぎでオジサンには識別つらい(悲 )

少女たちに罵倒されたいM男さんにオススメの作品です。