ダルマさんのレビュー一覧

ヒロインの羽衣は「私」の幼馴染であり恋人。

そんな2人が過ごす寝室での何気ない日々。
ありふれた日常だけど、そんな当たり前の一つ一つに温かみがあって、
聴いていてとても癒されました。

幼馴染という関係だけあって2人とも自然体で接していて、
その距離感がとても心地良かったです。
普段は面倒見のいいお姉さん、みたいな感じの羽衣が
朝は眠たそうに一緒にごろごろしてたり、
夜は「私」に寝かしつけられて眠ったり、
「私」に甘えて来たりと色々な羽衣の姿が見られて可愛かったです。

個人的には、金曜日の夜に飲み会から帰ってきた羽衣がほろ酔いな感じで、
わるだくみと称してプリンを一緒に食べようと誘う時の姿が、
これまでとちょっと違う雰囲気で特に印象に残ってます。

後は、1週間のトラックが終わった後に「First Day」という
2人がこの部屋に引っ越してきた日のエピソードが用意されているのですが、
このトラックを聴くと、2人の何気ない日常が、
尊い大切な物なんだなと改めて実感できました。

「まよなかぴょんぴょんカフェ もーにんぐ!」は本編である
「まよなかぴょんぴょんカフェ」の前日譚で、
本編には収録されないエピソードが収録されています。

前日譚なので、ボリュームもそれなりですが値段を考えれば破格の値段かと思います。
短いながらも3姉妹の可愛さが伝わってきたので、ぜひ本編もプレイしたい所ですが、
本編の方はレビューを書いているいま現在では販売されていないようなので、
販売される日が来ると嬉しいです。

長女のかりんは、お姉ちゃんとして頑張ろうとする姿が可愛らしく、
次女のゆずは、クールでしっかり者といった雰囲気でしたが、
かりんに甘えるシーンもあって、そのギャップがとても可愛かったです。
三女のすももはあどけなさを感じる子で、カフェの仕事を頑張る姿が可愛く、
姉妹それぞれの可愛さがあって、とても癒されました。

後は、たぬきのたぬぅも見た目も鳴き声も可愛かったですし、
ぜひ本編もプレイしてみたいなと思いました。

好きなキャラクターのASMR!これは買うしかない!

公式Youtubeでも以前ASMRの動画が出ていましたが、製品としては
初ということで、とても嬉しいです!
バイノーラルマイクで収録されているので、本当に傍にいるかの
ように声が近くに感じられる臨場感はもちろんのこと、
いつもより心の距離も近く感じられて、とても良かったです。

リラックスできるシチュエーションと、心地いい波の音、
ヴィーナの優しい声音、それらにとても癒されました。
後は、耳を塞がれるのが好きなので、耳を塞がれつつの
波の音とヴィーナの声もとても良かったです。

ヴィーナ好きにはとても嬉しい作品でした。
ゲーム未プレイの方でも楽しめる内容かと思いますので、
サンプルを聴いて気に入った方にはぜひ手に取って欲しいですね。

逢真井もこさんの音声作品サークル、「花菱書房」さんの初作品です。
逢真井もこさんが演じるのは花菱アトリ。
サークル名と同じ、作中に出てくる書店「花菱書房」で住み込みで働く書店員さんです。
昼間は人間の姿を取っていますが、その正体はサキュバス。
人間の姿のあどけない雰囲気とサキュバスの姿とのギャップがとてもいいですね。

本好きしか訪れる事ができない花菱書房。そこに主人公が訪れる事から物語は始まります。
冒頭は歩く音、不思議な雰囲気のBGM、本をめくる音などが聞こえてきて、
どこか普通ではない、本当に花菱書房に迷い込んだような気分になれました。

アトリは最初は明るい可愛らしい感じのお姉さん、って感じの印象でしたが
ちょいちょい妖艶な雰囲気を見せる時があって、アトリがサキュバスなんだと
実感させられました。

トラック2では、初めて会って以降、ほぼ毎日のように通っている主人公に対して、
売上を支えてくれているささやかなお礼ということで、アトリの私室に招かれて
耳かきをしてもらいます。
この作品は全年齢の作品ですが、やはりサキュバス、とてもえっちでした。
耳かきその物はとても健全なのですが、アトリの喋り方やセリフがえっちで
こんな耳かきされたら虜になっちゃいますね。

本編は30分ぐらいでしたが、
その短い時間でアトリに、この作品に、グッと心を掴まれた気がします。

おまけの耳かきも、セリフはないですが、
アトリの息遣いが近くに感じられて、就寝のお供に良さそうでした。

続編も楽しみにしています!

原作ファンには嬉しい音声作品ですね!
原作を知らない方でも十分に楽しめる内容になっていますので、
気になった方はぜひ試聴してみてください。

トラックは全部で5つで、
トラック1～4までが春夏秋冬に対応したものとなっていて、
一緒にお花見や海水浴、キャンプやおこたで温まったりと
1年を通して晶との色んなシチュエーションが楽しめます。
どのトラックもとても良かったですが、冬のトラック4が
個人的にはとても好きで、雪を見てはしゃいでる姿が
とても可愛らしかったです。
トラック5はこれまでのトラックと違って、
晶の心の内が聴けたのが良かったですし、
起きない涼太をツンツンしてるのが可愛いかったです。

また、晶との会話が楽しめるだけでなく、
季節ごとの音が楽しめるのも良かったですね、
キャンプの焚火の音は聴いていてとても落ち着きますし、
新雪を踏みしめる音やぎゅっと固める時の音も
聴いていてとても心地良かったです。

永遠亭のメンバーが好きなので、永琳と輝夜をお2人が
演じて下さって嬉しかったです!

作品紹介にも「普段よりも少しオトナな展開が多く」と書かれていたり、
イラストの2人の表情からも読み取れるように、
ドキドキしてしまうような展開があり、
とても楽しく拝聴させて頂きました。

少しずつ恋心が芽生えていくお話が良かったですし、
永琳の落ち着いた大人の女性ならではの色気や、
輝夜の恋を自覚して乙女のようになっている様子、
どちらもそれぞれの魅力があってとても良かったです。

あまとろループトラックや、
2人の面白いトークが堪能できるフリートークも
とても良かったです!

藍沢夏癒さん演じるたたみさんは、「ますです」や「思うます」等の
ちょっと特徴的な敬語や、たまに方言が出て来たりと
たたみさんの喋っているのをずっと聴きたくなるような可愛さがありました。
お野菜のお世話をする時に優しく語りかける様子も
とても可愛らしくて、和みました。

自然の音や風鈴の音といった環境音もとても癒し効果が高く、
可愛らしいたたみさんの声と合わさって、とても癒されました。

また、たたみさんとの距離感がしっかりと感じられるように、
遠くにいる時はたたみさんの声が小さく聞こえるたりするのですが、
この演出のおかげで、本当にこの作品の世界にいるような気分になれました。
民宿の中で、たたみさんがせわしなく動いてる音を目を閉じながら聴いていると、
狭い自分の部屋にいるはずなのに、自分が民宿の中にいて
そこにたたみさんが本当にいるのではないかと錯覚するほどでした。

個人的に特に好きなシーンは7話のシーンで、
一緒に寝てもいいかとお願いしにくるシーンが、
お兄さんに対して素の心を見せてくれた気がして良かったですし、
それまでたくさんお世話をしてくれていたたたみさんとの
ギャップがあって良かったです。
お願いするまでのやり取りも、とても可愛らしかったです。

またたたみさんに会いにここに行きたいですね。

ヒマリさんが演じられた如月 花は
きちっとした感じで、少し近寄りがたい雰囲気、と思いきや
作中の色々な所で可愛いらしい一面を見せてくれました。
とあることをきっかけに、主人公と仲が良くなっていく
ストーリーと合わせて、とても素敵な作品でした。

少し毒舌というか、言葉に棘がありますが、
主人公と打ち解けていくうちに、
その声に柔らかさや優しさが含まれているようになっていって、
その変化が良かったです。

耳かきの導入辺りでは、
クールに見える花ちゃんのちょっと子供っぽいというか、
年相応の反応が聞けて思わずニヤニヤしてしまいました。
また、耳かきで「ふーっ」ってしてくれた時の
会話でも可愛い反応が見られて、とても良かったです。

お話も良かったですし、
雨の音とヒマリさんの声が心地よく、
面白くも癒される作品でした。

ひづき夜宵先生の陰キャお嬢様シリーズの音声作品、
待望の第2弾ということで、とても楽しみにしていました!

前作に引き続き、静久お嬢様と執事君のやり取りにとても癒されました。
温泉巡りにウキウキを隠し切れない様子や、
温泉街のデートの時の幸せそうな様子がとても可愛らしくて、
改めて、この2人の関係の良さを実感しました。

急な雨にも慌てずに、用意しておいた折り畳み傘を広げる執事君の有能っぷりは、
さすがだなと感じましたし、少し恥ずかし気に相合傘する静久お嬢様が可愛かったです。
また、折り畳み傘では広さが足りず、静久お嬢様を気遣って執事君の肩が濡れてしまう所は、
執事君の優しさや静久お嬢様を大切に思う気持ちが伝わってきて良かったですね。

雨に濡れて体調を崩してしまった執事君を静久お嬢様が、
優しく介抱してくれる所は癒されましたし、
寝かしつけようと羊を数えてくれるシーンでは、
静久お嬢様ならではの失敗があってとても可愛らしかったですね!

第2弾に続き、第3弾も発売されると嬉しいです!
とても素敵な作品でした。

負けヒロインシリーズ、今回初めて購入したのですが
告白成功と失敗の分岐があり、
失敗の方を聴いていると辛さはありますが、
その分成功を聴いた時の嬉しさが増して良かったです。
また、人によっては成功だけを聴くという選択ができるのもいいですね。

トラック1では告白をするも、主人公に好きな人がいると振られてしまいますが、
勇気を出して告白をする姿と、振られた後になんとか気丈に
振舞おうとする姿はとても良かったです。
その後、岬ちゃんに言い寄ってくる人の対策の為に、
主人公に彼氏のフリをしてもらう事になり、物語は進んでいきますが、
仮初めとはいえ一緒にいられて楽しそうにしている姿は、
とても嬉しい気持ちになる反面、あくまで仮初めの関係だと
思わされる場面があると、こう、心に来るものがありました。

特典の後日譚トラックでは、2人の仲良さそうな雰囲気が
感じられるトラックだったので、ニヤニヤしながら聴いてました。
こういうのが用意されていると嬉しいですね。