武者丸s recensionslista

まず何と言ってもボリュームが凄いです。このクオリティとボリュームでこの価格はホントに感謝しかないですね。
ただ同じようなことを長時間しているわけではなく、各トラックごとはもちろんのことそれぞれのトラック内でも色々な環境音や演技が楽しめてとても満足感が高い作品でした。
ただ安眠性が高すぎて最後まで中々辿り着けなかったですね。

見た目が派手目なまさしくギャルという第一印象通りの明るいギャル系の星奈月ちゃんですが、癒し部に入っているだけあって優しさや気遣いをところどころから感じられてとても良い子なんだなぁと思いましたね。
距離感が近いけれど決して不快にはならないところをしっかり見極めている感じがあって、良い塩梅の癒しをしてくれるのが良かったです。

見た目がちっちゃくて声も幼くカワイイのに年上のお姉さんでたまらなく母性を感じさせられるというギャップが凄まじい金切静之ちゃんにこれでもかと甘やかしてもらえる作品でした。
お姉さんぶりたい感じを出していてカワイイ一辺倒で終わるのではなく、そこからホントにお姉さんらしい甘やかしと癒しが来るので驚きましたがそのギャップが良かったです。

なんと言っても安眠系だけなのにも関わらず収録時間が23時間という、他のサークルではまずマネ出来ないボリュームが度肝を抜いてきますが、収録されている内容が同じような内容の詰め合わせで水増ししているわけではないのも驚きです。
それぞれのトラックごとに違う楽しみと癒しが詰め込まれていてこの熱量は感服せずにいられませんね。

ねこぐらし。シリーズの第二弾ということで、今回は温泉がコンセプトの内容になっており、ドキドキしてしまうシチュエーションながらまったりとした穏やかな時間も感じることが出来る内容でとても素晴らしかったです。
相変わらず丁寧な環境音のおかげで臨場感をたっぷりと感じることが出来、上坂すみれさんのカワイイのに癒されるお声も相まってとても心地よい作品でした。

すずしろちゃんのお声を担当している上坂すみれさんは流石の演技で素晴らしかったのはもちろんですが、今作はやっぱり環境音が凄かったです。
音探しという形で色々なその土地の特徴的な音を聞けるのですが、中々その場に行かないと聞くことが出来ない音の数々を聞くことが出来て楽しいですし、すずしろちゃんと観光している気分も味わえてとても良かったです。

前作でも最高に主人公を甘やかしてくれた甘恵ちゃんですが、今作でも最高に甘やかしと癒しをくれました。
今回はヘッドマッサージに看病、子守唄に添い寝とよりドキドキしちゃうようなシチュエーションとシナリオでこんな日常だったら自分なら堕落しちゃいそうですが、主人公はそこでは甘えずにより一層頑張っていくんだろうなぁと思いました。

これまでの車掌さんたちはしっかり者でキッチリ仕事をしていた人ばかりでしたが、今作の車掌である筑紫さんはタイトルにもある通りドジっ娘タイプでところどころ不安にもなりますが、日高里菜さんの可愛らしいお声と演技も相まってまぁカワイイしいいかとなりますね。
普段は幼い外見と言動が目立ちますが時折見せる大人な一面とのギャップがとても良かったです。

今作はタイトルにもあるように雨音が聞こえる中で耳かきなどの行為が行われているのですが、雨音が邪魔をせずにそれぞれの音とうまく調和していて、単独では味わうことのできない違った魅力があって良かったです。
ヒロインの由水ちゃんのCVを担当している藍原ことみさんのお声が、雨音をかき消す程主張せず、かといって埋没する程弱くない絶妙な塩梅でとても馴染んでいました。

今回の彼女の声を担当しているのが安済知佳さんというのを見た瞬間から期待値が爆上がりしていたのですが、期待を大きく上回る満足感でした。
今作の彼女は田舎に住んでいる従姉で遠距離恋愛中ということで、幼い頃から知っている存在だからこその距離感と普段は遠距離故に久しぶりの触れ合いでドキドキしちゃう感じがまたたまらなくてニヤニヤが止まらない作品でした。