AMAJIさんのレビュー一覧
レビュアーランキング | - | (役に立った数:8件) |
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投稿数ランキング | 506位 | (総レビュー数:27件) |
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神ゼニスの来訪からの別れ、思ったよりあっさり退場しすぎてまだなにか一悶着ありそうな予感。前巻にひたむきを見てからナンパやめるという意味深な描写があったし。
さて今巻では今まで以上に各キャラクター達が強くなろうと必死だ。マスラオウにぎりぎりで勝った戦いが次の戦いに備える必要があると訴えている。そのため師匠キャラのハツドリ、後輩キャラのザンゾーの登場だ。二人によってキクルの過去の深掘りと特訓による新技ひたむきゃのんの会得をこなして、一回り成長したのが、確認できて良かった。
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内藤先生の漫画けものフレンズ2はいろいろあって3巻だけ購入出来なくて、ここで見つけられたことにまず感謝を。
さて内容の話に戻るが、この漫画のキュルル君はかなり男性的な部分が表現されている。プロングホーン様とチーターのかけっこでは最速という単語に興味を示し、セルリアンに鉄パイプで応戦するときの表情は勇ましく。
終盤の総力戦でかばんちゃんが屈みながら目線を合わせたとき、かばんちゃんに子供として扱われていたがキュルル君の顔を見てから、彼への対応が変わった気がする。
これはかばんちゃんの中で守るべき子供から、一人前のジャパリパークの住民に認識が変わったことだと思う。
表情、顔つきこの作品ではそれらがよく変化した。特に男性的なキュルル君はその変化が目立っていた。人はこれを成長と呼ぶ。
成長した彼は自分から物事を解決しようとすることが増え、アニメではよくわからない存在だった彼はこの作品で深掘りされた結果。主人公にふさわしい人物になった。
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海へ遊びに行った前作からおよそ6年後。遥ちゃんの話し方、声質はすっかり大人っぽくなっており、娘の向花ちゃんに母親としての接し方ができている。時折娘の前でも主人公をお兄ちゃんと呼びそうになることもあるのはポンコツかわいいと思った。
無邪気に親に甘える向花ちゃんは可愛らしかった。食事、就寝、風呂、遊び、一家団欒を直ぐ側で聞けて幸せのおすそ分けしてもらってる気分になった。
きれいに物語の終着点が決まり、シリーズの完結にふさわしい作品である。
アニメから知って全巻購入した者です。
この漫画のジャンルは何か、基本的にはギャグ漫画だと思う。登場人物たちは大真面目に魔物と戦い、ものの見事に返り討ちにあう。それに主人公で一番先輩のキクルが淡々とツッコミを入れていく。
一巻は新人たちとの顔合わせ、ひたむき、メイデナ、トキシッコ、ハナバタ、レギュラーメンバーがなかなかのポンコツ半人前であることの紹介。特に今巻はひたむきがピックアップされている。世間知らずな彼女は世界観の説明とギャグを同時にこなすことができる良いキャラクターだと思う。
この半人前が半人前なりに成長していくのを見るのが楽しみだ。
余談だがこうして振り返るとまだ一巻の頃は過激な描写が少ないようだ。
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従兄妹の遥ちゃんと数年ぶりに再会か、最初はかなり距離があるよそよそしい感じの標準語まじりの博多弁が聞こえるがすぐに子供の頃と同じ距離に戻り完全に博多弁で喋ってくれる。いきいきとした博多弁から彼女の心がリラックスしているのがわかる。いいなぁ俺もこんな従兄妹が欲しかった。
疲れが顔に出ているお兄ちゃんを助けるために肩たたきやシャンプーなどをしてくれる。仕事の終わりに聞くと疲れが消えていく。
正月の休みで数日一緒にいただけ、それに満足できない遥ちゃんから近いうちに会うことをせがまれる。これが後々の作品に続いていったと考えると感慨深いものだ。
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まず言いたいことを、アナスタシア元皇女や、あなたアルバイトではないのか溶接機なんて使うか普通。
まあそれはさておき今回はさらにラーメンと別の料理の混合メニュー。フレンチとイタリアン言葉だけならラーメンと合いそうにないが、フレンチの方はなんとなく味のイメージがつく。
店の商品とインスタントを比較するのは失礼かもしれんが、サワークリームのカップ麺は美味しかった。それの上位互換的な味だろう。しれっと友情出演のマリーには笑った。
次のイタリアンは自分は生ハム苦手だから多分合わないと思うが。
ふふ最後の方の二人の会話は良い。カドックが好きといったアナスタシアの言葉は本心だろう。
ふたりの行く末が気になる漫画だ。これからも続きが読みたい。
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タイトルにも書いたが自分はラーメン素人だ。だがたまたま見つけてカドックとアナスタシアが幸せそうにラーメンを食っている姿に惹かれて購入に走った次第。
家系?二郎系?とはなんぞやな状態の素人からするとラーメンの感想にはいまいちピンとこないとこが多いが、作者が感じたラーメンの技術をカドックが解説し、理屈とか理論とかすっ飛ばして幸福感を表現するのがアナスタシア。いいコンビだと思う。
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まずページを開いてびっくり、麻婆ラーメン振る舞っているお前はプリヤの世界の言峰やんけ。
この世界の言峰が多少麻婆の辛さを手加減しているのか、それともカドックが辛さに耐性があるのか。プリヤでは小学生が泣きをみるくらい辛い麻婆ラーメンをカドックがまずくはないと断言する辺り前者かな。
さて今回はカドックによる新旧ラーメンの違いや歴史についてのレクチャーがあったな。伝統も最新もどっちも認め合う姿勢はカドックが自分よりも優れた料理人をリスペクトしているのがわかる。そういう所は原作と比べてもあまり違和感はない。
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札幌か割と近いしまた行くことがあればこの店行ってみようかな。
さて何故北海道では味噌ラーメンが親しまれているのか、それは出張で家族と別れて生活するサラリーマンのこぼした「母ちゃんの味噌汁が飲みてえ。」という言葉を聞きラーメン屋のオヤジか味噌ラーメンを作り始めて今に至るという逸話がある。
そんな元祖味噌ラーメンを食べたアナスタシアの感想が優しい味のラーメンというのはある意味必然だったのかもしれない。
しかしこのカドック主な活動地域である東京近辺から遠く離れた札幌の街にも詳しいな。そして観光中に見えた街並みも実物そっくりだ。作者は相当詳しくリサーチしたに違いない。その熱意GOOD。