最近、途中で飽きてしまい積みゲーが増えていく自分が、最後まで意欲的に進めることができた作品です。
本編まで終えて36時間プレイした感想を記します。
【ストーリー】
誰もが傷を持っていますが、他者との交わりをもって乗り越えていく姿が描かれます。また「地の文」がほとんどなく、会話ベースで話が進められるので、とてもテンポよく進みます。
【戦闘】
マニュアル、自動戦闘を適時選べます。ダンジョンごとにある程度戦闘の傾向があるので、パーティを組みなおしたら、大体のダンジョンは自動で行けます。ただ、後半は敵もなかなか強いので、自動戦闘のみでは厳しいかもしれません。
ボス戦は歯応えあります。戦闘時に敵情報が見れるので、どう攻めるか考えてパーティを組む楽しみがあります。
【パーティ編成】
キャラは9人と多いですが、各自がオンリーワンの特徴を持っているので、ダンジョンやボスに応じて入れ替えることが多かったです。種族技がうまくバランス調整されている賜物だと思います。
【システム面】
ユーザーがストレスを感じることを極力排除していると感じます。作り上げたものを何度もプレイし、ストレスになるものを排除し、洗練されたものに仕上がったのではないかと思います。
戦闘音楽を任意で変えられることに感嘆しました。通常戦闘は4曲、強敵戦闘は6曲から選べます。飽きさせない心配りがこういった点に表れています。
【キャラクター】
立ち絵は差分も豊富で、メインキャラ、サブキャラ含め全キャラとてもかわいいです。メインにならなくて悲しいキャラが多すぎる…。いつか続編が作られるなら、ぜひ今回サブだったキャラも使えるようにしてほしいです
【まとめ】
この作品の良さを語るには800字では足らない。この作品がもっと世に広まってほしい。そのためにレビューを書こうと思わせるほどに名作です。
次の作品を心から楽しみにしています。