まずセリフだけでなく環境音からイメージ出来る音一つでかなり距離感が変わるので可能ならば良いイヤホン、ヘッドホンで聴いてほしいです。iPhone付属のイヤホンや安物の物だとせっかくの作品の魅力が半減します。
ASMRは他の声優さんの作品を聴いたりするのですがSukeraSonoさんが他と違うのはまず作品の台本があったり、寝息のみの音声データがあるところです。
台本にはキャラクターの身長は胸のサイズまで書いてあり、設定も踏まえつつ目でセリフを見ながら楽しめるようになっています。
自分も睡眠導入代わりに聴いたりするのですが寝息だけの長尺の音声データがあるので茉依ちゃんと一緒に寝てる感覚が楽しみつつ、そのまま眠れます。
本編から聴いてると最後まで辿り着くことがほとんどないのでもしかしたらそうした配慮での長尺なのかもしれませんね(笑)
百合というと少し敬遠する人もいるかもしれませんが傍観するタイプの音声作品と比べると自分が百合のもう一方になれる作品ですし、設定やキャラクターイラストもあるので作品に入り込めると思います。
かくいう私も好きな声優さんが出演されるとはいえ百合作品は今まで触れて来なかったので少し敬遠しているところもありましたがその今までの自分の固定概念を全て壊される作品になりました。自分が百合の片方になれることでこんなにも感じ方が違うのか!と…
この作品を聴くきっかけは立花日菜さんだったのですがだらしない姉の面倒を見る世話焼きの妹と恋人として甘える妹の両方をしっかり演じられていて、それが凄く自然体なので自分が姉としてもスっと入ってくる感じが立花さんだからこそ出来る理想の妹という感じでした。
今回が立花さんは初めての音声作品ということも意外でしたが反響が大きければ土屋さんの作品のように続編が作られるのではないかと思っているので立花さんファンとしても是非推していきたい作品になっています。