Liste des critiques de Nebashi

エコーのような構成で、徐々にフェードインしてくる初音ミクの歌声と演奏が印象的な音楽作品となっております。
楽器はいまいちイメージが湧きませんが、チェンソーやバイクのエンジン音のような音が響き渡っており、それがかなり印象的でした。そしてなんだかループしているようなエコーのかかっているような、同じフレーズを反復するような音楽構成が印象的です。

作者の思うがままの音色が奏でられている非常に音に自由を感じ取ることができるような音楽作品として成り立っております。
優しいタッチが多く、自由で、思うがままなところもありながら、どこか音色には優しさや暖かさを感じられるような作品として仕上がっているように思いました。しんみりとしており、とても聴きやすいところも良いです。

電子音が鳴り響き、疾走感が感じられるような音楽作品となっております。
ビリビリと響き渡る電子音が印象的で、そこから醸し出される疾走感がたまりません。エコーがかかっていることで、音に立体感も感じられ、音の響きがとても強く伝わってくるようなとても魅力的な作品となっております。初音ミクの歌声もこれに拍車をかけているようです。

ピアノで構成されたとても魅力的な音楽作品となっております。
なんともしっとりとした音色とピアノタッチで、音にとても高尚さを感じられるようになっていると思いました。しんみりとしていながらも、毅然さは失われないようなとても独特な世界観がこのピアノ音楽作品には広がっていると思いました。とても魅力的な作品です。

小説というよりはかなり短文で、幅広い解釈ができそうな文章が点在しているところからも詩に近い印象を持ちました。

一、二行の文章が細かく分けられながら点在しており、一文一文がとても意味深な文章で、短めな作品ですが、読むのにかなり時間がかかりました。作者固有の独特な表現はとても魅力的で、読んでいて惹き込まれます。

短めの小説が入った作品となっております。
独特な表現や難しめの言葉が点在しており、それがより一層この作者の世界観を醸成しているように感じられました。独特な表現にはとても考えさせられるところがあり、意味がはっきりしないからこそ、読み手側に想像の余地を与えられており、自由な解釈ができるようになっているなと思いました。

不気味でどのような音楽を使っているのかもいまいち見当がつかない音楽作品となっております。
おそらく初音ミクが2人くらい歌っていると思うのですが、高音の方の初音ミクがとても特徴的で、この音楽作品の独特さや不気味さをより一層のものにしていると思いました。
そして、しょわしょわと鳴り響く独特なメロディも魅力的でとても良かったです。

エレクトーンのような電子ピアノ醸し出す独特な世界観が、音色として響き渡る音楽作品となっております。
音色にはなんとも言えない厳かで、格式張った雰囲気があり、教会やコンサートホールにでもきているかのような、自分には場違いなのではないかとも思わせるほどの高尚さと緊張感を漂わせてきます。緊張と音楽の良さがうまく表現されています。

ピアノで構成された少し寂しげに粛々と弾かれるピアノを楽しむ音楽作品となっております。
この作品は、弱めのピアノへのタッチが印象的で、少ししんみりと寂しげなイメージを醸し出してきているような音楽の世界観が見えてきます。優しいタッチには、寂しさもありながら、どこか温かみもあり、そんな独特な印象がこの音楽作品を取り巻いております。

なんだか管楽器のような?笛のような楽器で演奏されており、禍々しい音色から不気味な世界観が顔を出しているような気もしてくる音楽作品となっております。
笛の音のような音色がなりひびいており、それと同時に立ち込める不安や不気味さがとても緊張感を醸し出しており、聞いていて、不安にもなってくる音楽だと思いました。