Nebashiさんのレビュー一覧

リズムやタイミングに規則性はなく、好きな時に好きな音を好きなだけ奏でるというような音楽になっておりまして、なんだか曲というよりも、音を純粋に楽しむ、ピアノを弾く行為そのものを楽しんでいるような印象を受けました。
聞いていて、なんだかかつてやりたい放題をしていた童心に帰ったような、感情になってしまいますね。

シンセサイザー?っていうんでしょうか?こういう電子音のピアノのやつ。この楽器だけでもかなり独特な世界観を醸し出せているなと思いました。さらにそこに、なんとも言えないリズムと音が奇妙なタイミングで奏でられるのを聞いて、さらにますます独特な世界観を醸し出した曲になっているなと思いました。聞いていて不思議な気分になります。

電子音が鳴り響く音楽作品となっております。
なんだか電子音の面白みをギュッと詰め込んだ作品となっており、電子音の疾走感からくるかっこよさ、電子音の奇妙さからくるダークさそれぞれが程よくこの曲の中に入っており、聴いててとても引き込まれるように思いました。
またそこに初音ミクが入ることでより一層曲が良くなっています。

不気味な印象ながらも、かっこよさもあるような音楽になっていると思いました。
疾走感が感じられる電子音が基盤となっており、そこに定期的に入る初音ミクの歌声、不規則な音楽ながらも、引き込まれるものがあるなと思いました。なんだか奇妙なダンジョンで、流れていそうだなーと思うような音楽で、とても想像力が掻き立てられる音楽となっているかとおもいます。

最初は激しめながら、次第に弱々しく、おとなしくなっていきます。さながら水面に落ちる水滴が波紋を広げるように、中心も強い波から次第に波が弱くなっていくようなイメージが感じ取れます。
しんみりした感じへとゆっくり入っていくので、かなりリラックスできる音楽かなとは思いました。家に帰り、ふとのんびりしたい時とかに聞くと、街の喧騒から、己の世界へ誘ってくれるでしょう。

ビリビリとした電子音が印象的な電子音作品となっております。
電子音がビリビリと一定のリズムで奏でられており、ほと走る電気を感じられる作品となっております。またエレクトリックさから、疾走感も感じられ、突き抜けていく雷のイメージを持ち、聴いていて爽快な気分にもなってきます。
また初音ミクの歌声も電気の音と合います。

今回の作品は、ゆったり、しんみりとした印象のリズムのゆったりとした作品となっております。
リラックスできる夜にでも聴きたい音楽となっているかと思います。
基本は重低音で構成されており、重い音が静かな印象と非常にマッチしており、静かな空間に立ち込めるゆったりとしたコーヒーの湯気のようなイメージが想起されます。

重低音から始まりどんどん広がっていくピアノで奏でられた音楽作品となっております。
重めの音からスタートするのですが、次第に多様な音と重なるようになり、多彩な世界観を音で表現しようとしてくれます。
いつ、どのタイミングで、どれほどの音が、どの高さでやってくるのかこれはなかなか読めませんが、それだからこそより興味深くなっています。

個性的な世界観のなかで、なみだちゃんが主人公として登場し、それを取り巻く個性的なキャラクターとの掛け合いが見られる作品となっております。
イラストには文字が記載されており、解釈が少し難しく感じました。しかし一枚一枚になみだちゃんを取り巻くキャラクターたちとの交流が描かれており、なんだかみていてとても微笑ましくなりました。

徐々に展開されていく音楽がとても魅力的な作品となっております。
なんだか、機械が動いているような音がなっておりますとても、エレクトリックなイメージを受けました。何かが吸い込まれるような印象の機械音をベースに、初音ミクの声が聞こえてくるなんとも独創的な音楽作品となっております。これまで聴いたことのない音楽にとても引き込まれました。