ゆりのナイフ的赏析一览

作者さんのこの最終酒場シリーズは決してハッピーエンドだけでなく、人間の本質を的確にそれでいて痛快に描き、なんとも言えない考えさせられるエンディングを迎えることも多いです。
だからこそ多くの人に読んでほしいし、今回の坊主の話も如何にしてこうなったかというのがリアルに描かれているので、読み手の想像もしやすく非常に優れたマンガだと思います。ぜひ読んでほしいです。

アシュリーがとても美しいですね。透明感があってそれはもうガラスの花のような、超自然的なと言っていいほどの寝顔で見とれてしまいます。
そして作者さんの画力が良いのか男主人公もめちゃくちゃ美形でそちらも見とれてしまうほどでしたね(笑)
サイコ的な発想のストーリーもとても興味深く、もっとこのシリーズで長編の物語を読んでみたくなりました。

全部で12曲(うち前半6曲はボーカルありで、後半6曲はボーカル無しインストゥルメンタルバージョンとなっています)のミニアルバムのような作品です。
どれもきれいな曲構成で歌声が耳に残りますね。それがとても心にしみます。「てのひらを」という曲はお気に入りでめちゃくちゃポップなサウンドなのに叙情的で揺れる情念をあらわしているようで一番グッときました。

なぜ人は、自分以外の「困っている人」「社会的に不遇を強いられている人」を助けるのか、そういった「心(こころ)」の話を身近な例え話に例えてわかりやすく書いてくれています。
深い話はレビュー内では収まらないし、細かいニュアンスが伝わらないので避けますが本当にしっかりした重要な話なのでとにかく買ってみてほしいです。
セール時も安いのでぜひお願いします。

もう作品タイトル通りの内容が収録されたボイスとなっています、これは心が浄化されるほど泣けますね。
泣くということは悲しみを表出するだけでなく、怒りや嬉しさ、喜びや不安をあたたかみある涙で流し出すわけです。それは出しているようで実はエネルギーをチャージしている素晴らしい行為ともいえます。それのサポートをしてくれるお得な音声です。

全部で10曲だったかな、しっかりアルバムレベルのボリュームがあるインストゥルメンタルのBGM集です。わりとどのシーンにも合う落ち着いたポップスというかリラクゼーション感ある曲がそろっています。
個人的に一曲目と四曲目がお気に入りですね。おそらく購入したらみなさんのお気に入りソングが見つかると思います。とてもおすすめです。

自己啓発的な内容で、すべての他者から好かれることはなくて誰しも誰かに嫌われたり「悪口」を言われたりすることでしょう。その対処法というか心の持ちよう、メンタルの維持を書き連ねています。
たプラス思考に持っていくのでケースバイケースですが自己の内面を見つめるきっかけにもなりそうです。
さらっと読めるのでおすすめです。

悪口というものの昔と現在(変遷をたどっているということ)を、例え話を織り交ぜていきながら解説していく作品です。
そしてそのいずれも痛快に毒舌的に描いており、ある種の問題提起としてもメッセージ性が伝わってくる内容となっていますね。大事な話でもあるのでこれも多くの人に読んでもらいたいです、お値段的にもお得なので気になったかたはぜひ手に取ってください。

社会にあるの真逆な物事や現象を数学的アプローチからていねいにまとめて書かれています。ほとんどのページで例題であったり、数学的思考で話を進行させていきます。ただかなりレベルが高く中学(実際は高校生レベルで理解している方が読み進めやすい)の数学は知っておいた方がいいと思われます
ストーリー展開はスタンダードですがやはりハードルというか敷居が高い感じにはなっているので、数学が好きな人にはさらにおすすめです。

たしかにサウンドは相変わらずバリバリの前衛的音楽だけど、作者さんのアレンジメントが進化しまくっていてBGMとして聴いても全然ありです。
前衛的サウンドに興味がないスイーツ女子のような層にも十分訴求できるのではないかと思いました。逆にばりばりの尖った前衛的音楽を楽しみたいハードリスナーなら問答無用で必聴の名曲になっていると思います。