ゆりのナイフさんのレビュー一覧

パワフルだからといって作者さんの作る音の広がりを邪魔している訳ではないし、卓越したスキルの高さがうかがい知れる一曲に仕上がっています。
ベース音となる低音も存在感のあるサウンドで、隙間を埋めるプレイではしっかりと主張していたし、始まりから終わりにわたって堅実にボトムを支えていたと思います。これは必聴ですね、オススメです。

すこし粗削りな部分もあるかもしれませんが、とても前衛的でアーティスティックな特徴があります。
そしてそんな言葉のリズムから生み出されるのは(意図して発生したかはわかりません)まるで革新的な新芸術で作品の質が高まっていく感じが美しくかっこよく、一言でいえばスタイリッシュでした。結構お得な詩集だと思うのでみんなにおすすめの作品です。

おとなしくもズキズキするような攻めの姿勢が感じられる配色でカラーリングされていますね。とても前衛的かつ魅惑的でそこはかとなく魅力があります。
淡いブルーやパープルが温かみも含みながら不穏な気持ちになるようなとてもアンニュイなおしゃれ系CGイラストです。めちゃくちゃおすすめの作品です。少しでも気になった方は買ってみてほしいです。

重ねた音圧によってメッシュシリーズの中で重厚感は増しています。結果的に、ただメロディをなぞって重ねているだけではなく、曲が持つ物語性もほかのメッシュシリーズを超えて上手く表現できていると思います。ただ、他より違いを意識しすぎている気もしたので、人によっては重く感じるかもしれないですね。それでもこれは必聴ですね、オススメです。

作者さんの作る楽曲すべてに該当するが音の広がりがパワフルになっているので、そこを意識して聴くとまた違った楽しみ方が出来ると思います。ロックで激し目な曲以外でも広がっていく変化は如実に感じられるはずです。
個人的にピアノサウンドのフレーズがかなり好みでオリジナリティあってめちゃくちゃ好きです。いろんな方に聴いてほしい作品ですね

どの楽曲もそうですが、まず気が付くのはエフェクトの大きな変化ではないでしょうか。表現力が飛躍的に向上しており、一段としなやかさが増している感じがしますね。サウンドプレイが滑らかになっていたり、ひとつひとつのフレーズに感情を込めて伝えようとしているのがひしひしと感じられて好印象でした。気になった方はぜひ聴いてほしいです。

とても面白いですね、他人からの評価とは……それについていろいろ語られていて深い内容です。
内容は王道ながら議論ができる感じで、大学を辞めそこからは派遣社員として働く主人公が、ナルシシズムゆえなのか周りから良く思われたり悪く思われたり……そこから主人公はさまざまな思考をしていく、といった流れです。
いろんな人に手に取ってもらいたい作品です。

イントロ、アウトロ、間奏など箇所ならまだわかりますが、本来「メロディー」を聴かせるべきサビ的部分のバックであってもおかまいなしに織り込まれるサウンド。超絶テクニックを駆使した音の嵐が吹き荒れています。「ここでそのフレーズぶっこみますか」というアレンジをかましてくるのです。音楽理論的にそれが正解か不正解かわからないですが、いずれにせよ痛快で仕方がない作品に仕上がっています。

複雑な曲というだけで「凄い」と感じる人は多いと思うけど、単に「難解」というだけなら、作ることはかんたんです。
また、楽に演奏できるシンプルなアレンジにすれば、演奏面でも特に問題はないでしょう。
しかし、今回のような、情報量の多いサウンドで「楽曲」として成立させるには、それ相応の高度な技術が必要になってきます。一流のミュージシャンはそれが出来るからすごいですが、その片鱗がここで見えます。おすすめです。

この楽曲は、比較的シンプルで抑揚のないメロディであっても、サウンドだけは異常なほど情報量を持っていることが多々あります。
そのアンバランスさがファンを魅了しているポイントでもあると思いますが「ダビデン」も然りです。
メロディのシンプルさと反比例するように、これでもかと音を詰め込んでいる。もう驚嘆してしまうレベルです。