Payぺーさんのレビュー一覧
レビュアーランキング | - | (役に立った数:14件) |
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投稿数ランキング | 423位 | (総レビュー数:27件) |
いちおし作品
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実は、購入直後に簡単に感想を書き留めながら聴こうと思っていたのですが、そのまま序盤で寝落ちしてしまった為、現在3週目を聴き終わったところです…。
うたい文句の通り、まるで配信者"ほたる"のいち配信を切り取ったかのような自然な雰囲気。作中の間や道具を準備する際のちょっとした音なんかもリアリティを感じさせます。
生収録となるトラック1ではトラック名からは想像できないほど多種多様な音を聴かせてくれるので、本作の中では比較的長尺ながらもあっという間に時間が過ぎていきました。ただ、トラック2以降と比較して音の感じがやや異なるので、気になる人は気になるかもしれません。
とはいえ、生配信という形式で作品が続いていくため、作品として浮いているという事は決してなかったと思います。
トラック4以降はこそばゆい系統の音よりも、素直に心地良いと感じる系統の音が多い印象でした。ぶくぶくと炭酸シャンプーめっちゃいいです。さらに、最終トラックの寝息の安心感は本当にすごい…!
一之瀬りとさんにハマったきっかけの作品も本作同様に生配信を題材とした睡眠導入系の作品だった為、個人的に期待の大きい作品でした。実際に聴いてみて、売りの一つである"今までなかった!リアルタイム収録型音声!"のインパクトだけではないところを見せつけられました。お疲れの方、ぜひ買って聴いてみてください!
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ザ・姉&ザ・妹ボイスのおふたりが贈る、夏のひと時を味わえる作品。彼女らの兄である聴き手は血縁こそないものの、序盤からよく打ち解けている様子が描かれています。同時に、姉妹の何となくの性格なども掴めるかと。また、囁きや耳ふーなどもちょこちょこ挟まってくるので、そういった点でも楽しめます。
妹・友梨佳のパートでは少しからかい混じりながらも、優しく膝枕で耳かきをしてもらえます。こういった作品では定番ですが、やはり定番なのには理由がありますね。個人的には、ふわーふわーと言われながらしてもらう梵天が最高でした。
姉・和奏のパートでは晩酌をしながら彼女(或いは彼女ら)の背景について話してくれます。お酒のせいもあるのか、それまであまり感じなかった"歳下っぽい雰囲気"のようなものも垣間見えてきてお得。特に、酔いが回ってきてからの様子は必聴です。
最後のトラックは添い寝だけあって距離感の近さが魅力的。終盤の2人からの囁きは、ドキドキさせれられつつも、どちらに耳を傾けるか悩みどころでした。何を囁かれるのかは、ぜひご自分で確かめてもらえると嬉しいです!
ただひとつ残念だったのは、妹・友梨佳の単独パートが姉・和奏のものと比べて短めだった点。商品ページに書いてあるのでわかってはいたのですが、やはり…もっと耳かしてもらいながら色々なお話とか聞きたかった…!
この2人の続編もしくは個別作品とかリリースされたら喜びます!
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同棲中という設定の為か、ゆるさを感じさせる少し低めな話しかたです。距離感の近さや2人の関係性が垣間見える自然なやりとりにも是非注目して欲しいところ。さて、本作におけるポイントのひとつである方言ですが、信じられないくらい好みでトラック1から心を掴まれました。
紹介文やXでは"京都弁、関西弁、土佐弁、讃岐弁、広島弁あたりが混ざります""全く通じない地方の方もいるかも"とのことでしたが、関東圏の私としてはさほど理解できない箇所はなかったように思います(一部わからない箇所もありましたが、前後の文脈で何となく理解できました)。仮に方言を理解できなかった場合でも、ヒロインの喋り自体に癒されるといった事は十分にあると思います。
ASMR部分にも言及したいところですが、それをするとかなり冗長になってしまうので簡単に。内容には文句なしです。耳かき以外にも、きめ細かいシャンプー音・耳を弄ぶ音・添い寝での囁きトークなどなど心地よいものからゾクゾクとくるものばかりでした。そちらにも期待していてください!
長くなりましたが、短く纏めると"暖かい気持ちで眠りにつける作品"だと感じました。少しでも気になればぜひ!
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まず本作は、ストーリー&ASMRパートとASMRパート、おまけパートに分かれています。(文字数的におまけパートは割愛しました…)
最初のストーリーパートでは、波打ち際を思わせる音に始まり、儚げな女性の声が聴こえてきて…といった導入。聴き手を彼女の自宅に招き入れると、優しく語りかけながら眠りを誘う音を聴かせてくれます。
中でも興味を惹かれたのはトラック3。レビュー済みの作品以上に購入作品は多いのですが、音声作品としては初めて聴く種類の音がいくつも収録されていたのが興味深かったです。それらの音が良いのは勿論の事、断続的に耳に届く音が"自分のすぐ側で作業をしている"というイメージを膨らませます。
ストーリーの内容としては物悲しさを覚える点もありますが、おとぎ話や昔話のような雰囲気もあり、どこか懐かしささえも感じさせるものでした。
トラック6以降のASMRパートでは、ささやき声での軽い説明と共に多種多様な音を聴く事ができます。
ASMRパートの中でも幾つかピックアップして紹介させていただきたいのが下記のトラックとなります。
続いてトラック8、"水の中で髪を梳く"。かすかな水の滴る音と、くし(?)で髪を梳かしてくれます。スーッと言った類で、ゆっくりと優しい音で眠りを誘います。聴き入るうちに、短いはずの髪が伸びて本当に髪を梳かしてくれているかのような錯覚に陥ります。
最後はトラック10の"シャンプー、頭皮マッサージ"。決してガシガシとした感じの音ではなく、泡立てられたシャンプーで優しく包み込まれるかのような音を楽しむ事ができます。
特に触れなかったトラックも素晴らしいものばかりなので、ぜひご自分で購入してご確認ください…!
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響花と花奏によるダブルASMRとなる本作。しかしながら花奏は途中からの参加である点や、セリフ量・展開などから響花がメインとなっている印象です。始めはいちスタッフとして丁寧な話し方が目立っていた響花ですが、花奏の参加を契機として先輩や友人としての"素"を感じさせる様子も覗かせます。
お気に入りのトラックとして、トラック2とトラック5を挙げたいです。トラック2ではこそばゆい感覚のない、自然音と囁き声を聴く事ができます。情景をイメージするにあたって、囁きナレーションがディテールを補強し、より没入感を高める事ができました。トラック5では雰囲気や息づかいなどの所為もあり、ややえっちな雰囲気になっています。心地よいというよりは、気持ちいい寄りの感覚でした。下品さを感じさせない、程よいリップ音だったので普通に心地よく聞ける方も多いのではないでしょうか。
個人的に少し残念ながらだったのはトラック3でしょうか。序盤で聴くことのできる水音が、よくイメージするピチャッやポチャッという類の音ではなく、爪を切っているかのような(というとやや極端かもしれませんが)鋭さを感じる音となっており、多少不自然に感じました。とはいえそれにも理由があるようなので、先入観を抜きにして聴けば気にならない点かもしれません。
異なるジャンルの音を集めつつも王道を外さない収録内容となっているため、この類の作品が好みであれば間違いないと思います!収録時間も100分程度となっている為、各トラックのボリュームもまずまず。響花、花奏の単独作品もあるようなので、そちらも購入を検討しています。
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YouTubeでも公開されている「180秒で君の耳を幸せにできるか?」というショートアニメと連動した作品。アニメ本編では出番が少なかった双子姉妹ですが、こうして長尺の音声作品として発売されるのは嬉しいですね。
本作の特徴として、まずは双子姉妹による両耳ASMRが挙げられるでしょう。片耳ずつの場合、どうしてももう片方の耳が寂しく感じる事がありました。本作では2人いる事を活かして両耳同時に、それも左右で異なる種類のASMRを楽しむことができます。個人的にはトラック3の化粧水、トラック5のスクイーズボール&スポンジスクイーズ、トラック10の寝息辺りが特に気に入っています。勿論他のトラックも魅力充分。収録されている音のバリエーションも豊富な為、通しで聴いてかなり楽しめる作品です。
もう一つの特徴として、双子同士の雑談や小ボケ、それに対するリアクションなどがあります。兄妹設定ならではの距離感や遠慮の無さなどがうまく出ていると思います。正直この点をどう捉えるかで本作の評価は結構変わってくるのかなと。雰囲気はアニメの双子回を観ればすぐに掴めると思います。約3分と短い時間なので、サンプルと併せてそちらを視聴してみても良いかもしれません。
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一ノ瀬さんの作品を物凄く沢山聴いてきた訳ではありませんが、本作は落ち着いた話し方とやや幼なさの入り混じったような演じ方だと感じました。落ち着いた話し方と言いつつ、決してそれだけではなく妖艶…というよりかは悪戯っぽい様子や小悪魔的な様子も垣間見えます。パッケージ説明にはそう言った要素についての言及がなかったので意外に思いましたが、個人的にはかなり刺さりました。
ASMRパートで個人的に推したいところは、トラック3のタオルでの施術と随所で行われる耳吹き・囁き声です。前者は実際に耳が塞がれたり耳の周りを触れられているかのような感覚でした。後者に関しては不意打ちが多々あるのが嬉しいポイント。数回聴いてある程度のタイミングがわかっていても、良いものは良いんです。心地よい音を聴かせてくれつつ、聴き手を労うような言葉も適時かけてくれる事でかなり安心感を得られました。
聴き手側とコミュニケーションをとる場面が幾つかありますが、オウム返しや一方的な喋りになる事は避けつつ、違和感なく進行していくのも言及しておきたい点です。
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最初に伝えておきたい点がひとつあります。音声作品では物語仕立ての作品も少なからず見られますが、本作においてはそうした要素は皆無と言って良いでしょう。その為、そういった要素を重視する方には多少不向きかもしれません。
さて、本筋について言及しますと、各トラック毎に最後までダレずに聴いていられるなぁという印象を受けました。同一トラック内であってもテンポ・リズム・力加減などに緩急がつけられている為でしょう。ボイスに関しては冒頭で言及した通り、甘いセリフや濃密なストーリーなどはないものの"痛くないですか?"といった聴き手を気遣うセリフや本人によるオノマトペを堪能する事ができます。
収録時間や内容に対しての価格が良い意味で釣り合っていないコスパの良い作品。コスパが良いとは言え、もっと高い値段設定であったとしても満足できた作品と言えるでしょう。
最後にもう一つ購入にあたっての注意点をあげるとすれば、物同士がぶつかる"カタッ"や"ゴトッ"といった音がしばしば聞こえてくる事。気になる人は気になるかもしれません。
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抑揚のある、やや特徴的な話し方をするキャラクター。2次元(?)における理系の女性というと、やや引っ込み思案なキャラクターのイメージが先行していましたが、本作ではむしろ聴き手を引っぱってくれます。それでいて要所要所で可愛らしさや包容力が垣間見えるのもポイント。また、キャラクターの性質ゆえかちょっとした雑学が随所に挟まれているのでそちらも要チェックです。
作中のASMRについて言及すると、トラック毎にジャンルの異なる多種多様な音で聴き手を包んでくれます。前半は耳かきやオイルマッサージを、後半では環境音や囁きなどを中心とした構成となっています。
前半では前述した雑学や2人の関係描写など音声作品的な要素が少し強めにでている印象。とはいえASMRがおざなりになっているわけではなく、特にトラック4と5のオイルマッサージはとても気に入っています。後半では音によるヒーリング効果が凄まじく、横になって聴いているだけでリラックスしていくのを自覚できます。収録時間がたっぷり確保してあるのも嬉しい点。
ただし、表題で言及されている"全肯定の囁き"に関してはトラック9についての言及であり、全編通してそういった雰囲気のキャラクターというわけではありません。それを目当てに購入すると多少の肩透かしを食らうかもしれません。
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