Elenco recensioni di hwo

『記録2』の今作はハロウィンのお話。
"ハロウィン"といえば少しだけ不気味だったり怖かったり、まさにオカ探らしいテーマ!なんですが……
相変わらず3人がドタバタわちゃわちゃしているので、怖さよりも微笑ましさや楽しさ要素が多かった気がします。

前作から感じていましたが、刈安くんが圧倒的陽キャ。
"あの方"のことになると様子がおかしくなる(?)真朱くんですが、そんな真朱くんをいじる刈安くんと白藤くんの雰囲気もほっこり。
相変わらず仲良し～～な3人は、今作でも健在です。

それぞれの仮装も個性が出てて可愛い。
真朱くんの吸血鬼はわかる～～!似合いそう～～!でニコニコしたし
刈安くんの「ハロウィンといえばトナカイじゃん!」はまったく意味がわからないけど動くたびに鈴鳴ってて可愛すぎる…
白藤くん、落語家の前座見習いの仮装は発想が独特すぎて笑いました…笑

ヒロインちゃんも気合いを入れて仮装をしていて、しっかりオカ探のメンバーとして3人と楽しんでいるのが微笑ましい～…!

後半、本物のゾンビ(死者)に遭遇してホラー展開(?)が訪れますが、ここでも発揮される刈安くんの圧倒的陽キャパワー。
死者と会話しながら爆笑している刈安くんに「やっぱり彼が1番強いのでは?」の気持ちになりました。笑

あと真朱くん、恋バナしたらすぐ友達になれそうなのちょろくて可愛い。

『記録2』は本編よりも番外編の方がホラー要素強めかな…?
とはいえホラーが苦手な私でも聞ける程度の"ゾクゾクする"内容になっているので楽しめると思います。

今回もキャストトークがわちゃわちゃ騒がしくて楽しいので、声優さんたちの仲の良さを感じてより作品を好きになれると思います…!ぜひぜひ…!

ちょっぴり変わった個性豊かな3人と、わちゃわちゃしながらホラー体験をするというドタバタなお話です。
とはいえ、かなりホラーが苦手な私でもしっかり最後まで聞けたので、怖いと聞けないかも…と心配している方も問題なく楽しめると思います…!

聞き始めた前半、刈安くんは明るくてムードメーカーだけど"独り言"がふいに出てくるし、白藤くんはクールで落ち着いてるけどちょっと変わってるのかな…?という言動が見えるので、おそらく真朱くんが常識人枠なんだろうなぁ～という印象。

――が、聞き終わったあとには「あれ?これ違うな。たぶん真朱くんが1番ヤバイ子だな?」ってなったのが面白かったです。笑

その後、人形の棲む家に3人と一緒に行くんですが
真朱くんと待機するルート、刈安くんと待機するルート、白藤くんと待機するルート……とちょっとした分岐トラックがあります。

この待機シーンでほんの少しホラー要素が強まりますが、私以上に怖がる真朱くんが可愛かったり、刈安くんと白藤くんの秘密が少しわかったりするので楽しく聞けると思います。

全体を通して、こちらの『記録1』は各キャラクターの自己紹介的要素が強いのかな?という印象。
少しずつ明らかになっていく彼らの"憑いてる"特徴、聞き進めていくほど個性が出ていてとっても楽しかったです。

個人的に特典のキャストトークも終始わちゃわちゃしていて笑いっぱなしだったので、ぜひそちらも必ず聞いてほしいです!笑

同じ職場の先輩であり、恋人でもある幸くん。
年上らしさもありながら、ワンコみたいな無邪気さも持ち合わせた明るさがとっても良かったです。

彼女がプレゼン前で緊張しているとき、なんだか少し元気がないとき
しっかりと気が付いてくれて、優しい声のトーンで「大丈夫だよ」って寄り添ってくれるところが本当に素敵。
もやもやとした心の塊を、あたたかい声で溶かしていってくれる感覚にすごく癒されました。

なので、個人的に好きだったのは金曜日。
仕事で疲れた幸くんが「くっつきたい」とお願いをしてくれるシーン。

いつもは彼女のことを想い、誰よりも優しく包み込んでくれる幸くんのことを、今度はこっちが癒してあげられるんだ…!頼ってくれた…!と彼女の立場で思うとなんだか嬉しくなってしまって…笑
お互いに甘えて、甘えられる関係、とても良いですよね。

本当に何気ない、"とある優しいカップルのいつもの日常"を切り取ったようなお話になっているんですが
だからこそ優しくて、くすぐったくて、あたたかい、そんな幸福感に満たされるお話でした…!

とにかく大切にしてくれて、身の回りのことはなんでもしてくれる尊道さん。
そんなことまでしてくれるの?とびっくりしちゃうぐらい尽くしてくれるので、疲れた体と心がどんどん癒されていきます。

尊道さん、ものすっごく『甘やかす』のが上手い。
何もかも先回りして「やっておいたよ」とお世話をしてくれるし、基本的にこちらの気持ちは全肯定なんですよね……
こんな風に甘やかされてしまったら、こっちも自然と素直になっちゃいます。
この人には甘えてもいいんだ、と思わせてくれる天才だと思います。

個人的に好きだったのは、水曜日のロボット掃除機のお話。
尊道さんが家事の時間を減らしたい、と思う理由が「楽をしたいから」ではなく「2人で過ごす時間を増やせるから」なのが本当に素敵で。
この会話だけでも、大切にされているんだと実感して幸せな気持ちになりました。

しっかり者で、家事なら基本なんでも出来る。
それなのにヒロイン相手にはドキドキと緊張してしまったり、ピュアな反応を見せてくれる可愛らしい一面もあって微笑ましい。

包容力たっぷりのカッコよさと、思わずにこにこ笑顔になってしまうような可愛らしさ
大川隼汰さんのお芝居、声から感じる温度感がとてもバランスよく『幸せな2人の雰囲気』を伝えてくれるので、聞き終わった後は幸福感でいっぱいでした…!

甘やかされたいとき、癒されたいとき、寝る前に優しい声に包まれたいとき
何度でも聞き返したいお話です。

『興味を持ったもの』に対してどこまでも真っ直ぐで好奇心旺盛な南雲一くん。
研究やデータのことばかり考えていた彼が、少しずつ自分の新たな感情を知っていく過程がとても良かったです。

彼、普段からヒロインのことを目で追っていたみたいですが
たぶん閉じ込められる前から無自覚に恋してましたよね…?

最初はヒロインの反応を観察するために体に触れたりするんですが
一くんはまだ恋を自覚していないので照れも下心も一切なく、ただただヒロインだけがドキドキしてしまう…
そんなヒロインの反応にすら「なぜ?」と興味を示すので、鈍感すぎてもどかしい気持ちが一周まわって可愛く思えてきました。笑

後半、事故で唇が触れてしまったことをキッカケにじわじわとヒロインに対する感情を理解していく一くん。
それが『恋』だと自覚していく自分の思考が全部声に出てたの、あまりにもポンコツで可愛い。

個人的に1番ドキドキしたのは、もう一度キスがしたいとお願いされたあとのキス。
前半の"あくまで観察のため"にヒロインに触れていたときとはまったく違う温度感の色気を感じて、一気に体温が上がりました。

口調や声のトーンも最初に比べるとすごく優しくなっている気がして、彼の心の変化が声にも表れているのかと思うと嬉しい気持ちに。
これからヒロインを通して、もっとたくさんの感情や新しい世界を知っていくんだろうなぁ…

テンション高めなキャストトークも含め、最後までニコニコ楽しく聞かせていただきました…!
癒しと元気をありがとうございます!

7日間を通して、達くんの感情の変化と2人の関係の行く末を見守るお話。
各トラックだいたい10分弱なのでさくっと聞けます。

まずこの2人、付き合ってません。
付き合ってませんが、昔から一緒に過ごしてきたということもあり距離感がびっくりするほど近い…!
それなのに、いや、だからこそ。
近い関係ゆえに踏み出せない一歩がとても大きくて、なかなか素直になれない達くんの想いが切なくて甘酸っぱい。

『ゲームで勝ったら1週間なんでもお願いを聞く』

達くん、おねだり上手すぎませんか…?
あんなに可愛くストレートに「明日も会いたい」「だめ?」なんて言われたら断れないです…
もう声からしっかり「好き」の感情が漏れ出ているのが可愛くて、口角上がりっぱなしでした。本当に可愛い。

最後のトラック、日曜日。
恋人同士になれたあと、達くんが今まで言えなかった「好き」って言葉をストレートに伝えられるようになってたのが本当に嬉しくて。
ずーっと距離感が近かった2人ですが、それでも出来なかったことがやっと出来るようになった幸福感やドキドキ、最高でした。

動揺したときや嬉しいとき、感情が揺れたときに声が震える大谷さんのお芝居が個人的に大好きなんですが
達くんはそういう心の揺れがたくさん見えたので、聞いててとても楽しかったです。

やっと素直になれた2人、このまま幸せにずっと一緒にいられますように…!

小説家でもある祥郎さんとの結婚生活。
徹夜で執筆を頑張る彼を応援したり、疲れた彼の"癒し"になれたり…
とにかく終始甘くて微笑ましい夫婦のやり取りがとっても素敵でした。

祥郎さん、どこかミステリアスで大人っぽい雰囲気があるんですが、ヒロインのことになると表情がころころ変わるのが想像できるぐらい感情表現豊かです。
普通は照れてしまいそうな言葉もスラスラと口に出すし、好きもありがとうも"当たり前"のように伝えてくれるので安心感がすごい。
「愛されている」というのを言葉からも行動からも感じさせてくれる最高の旦那様だなぁ…と幸せな気持ちになりました。

祥郎さんにとって"疲れたときにまず思い浮かぶのは奥さん"なのがイイですよね。
癒されたいなぁ、充電したいなぁ、という場面でヒロインの寝顔を見に行こうとしたり、ヒロインに甘える姿も何度かあって可愛かったです。

個人的に好きなのは『金曜日』のキスシーン。
キスをする前の祥郎さんの空気感、息づかいに「あ、今からキスされる」と意識させられるのを感じてすっごくドキドキしました……

全年齢作品だからこそ、ほのぼのとした雰囲気の中に溶け込む甘さがより糖度を増しますよね。
にこにこしちゃうような微笑ましい癒しの時間と、心臓がきゅっ…と苦しくなるようなドキドキの時間のバランスが最高でした…!