「恥ずかしがらずに、この世界に飛び込んでみて」
ASMR未経験の私は応援している高野さんのコメントに背中を押され、そそくさと飛び込んでおりました。
そこに広がっていたのは、比那名居天子とのめくるめく物語。
まるで硬く酸い果実が、柔らかく甘く熟れていくような。
高飛車ながらも、どこかコミカルな可愛らしさ
ふいに耳元に迫りトーンを落とす意地悪な囁き
遊ぶように何度も耳の奥を刺激する悪戯な吐息
上から弄び、辱めるような態度からの(kiss!?)
ムズムズ添い寝でだんだん甘く、淡い寝息
湯船に浸かり「好き」を欲し、言い訳をしながら求める(kiss)
気付き始めていた感情に素直になり、告げる想い(kiss!)
自分らしくないと抗いながらも、抑えられない本当の自分(kiss!!)
お互いの心音を混ぜ、心を通わせ、そしてまた...唇を重ねる(kiss!!!)
おもちゃとして...のはずだったのに。「させてあげる」から「してほしい」へ
心の機微を感じられる高野さんの素晴らしい演技、楽しむようなツンと甘々のデレのギャップに魅了される素敵な声。
もうどこで聴いていようともそこは幻想郷。没入できます。
ファンの方はもちろん、そうでない方にも是非彼女の魅力を感じていただきたい。
環境音もクオリティの高さで耳心地良く、雰囲気を盛り上げてくれます。
初めてのASMRが高野さんの作品でよかった、ありがとう。
ただ想像力が豊かな方は、くれぐれもお気をつけくださんせ。
拙い文章を長々と書き連ねる私のように、幻想郷から帰ってこられなくなり......