kzj的鑒賞一覽

監禁場所からの脱出を試みるゲーム。
選択肢などは少ないけど、シナリオ自体はひねりが効いてて、短時間でもちゃんと刺さる部分ありな楽しさだった。
謎解きは選択肢を選ぶだけなのでそんなに難しいものではないと思うし、ちゃんとヒントコーナーもあるので、20分くらいあれば全エンド到達できると思う。

メンヘラちゃんは、まじでメンヘラで結構怖い。
可愛い絵柄と怖い絵柄どちらもいける作者さんがすごいなと。

いきなりガツンとくるような音から入ってくる楽曲。
ピアノのみの構成で、スローめ、もしくはミドルテンポといったところだろうか。

曲調は低音の鍵盤を叩いているからか暗めに彩られている印象がする。
ドの音が多いかも。
ときに高い音を混ぜているから緩急がついてて、シンプルではあっても単調さは感じなかったかなって思う。

センチメンタリズム漂う、落ち着いたスローなナンバー。
ピアノの旋律が主体で、約5分と長め。

音が単音になったり、重ねてみたり、弱く打ってみたり、強く打ってみたり。
不規則で単調という感じはせず、何がしかのテーマを感じるよう。

心を沈めたい時とか、ウイスキーグラスを片手に聴いてると雰囲気出そうな印象の曲だった。

冒頭、斬りつけてくるような音から始まって、疾走感を感じる。
歌詞にリズムがあって意味はうまくとれないけど、雰囲気が良いのでは。

イメージ的にはマ◯ーというゲームの、サイケデリックな敵との戦闘のときに流れているようなのかも。

次から次へ音が重なって、それが収束されて泡のようにクツクツしていき煮詰まっていくような気分で聴いてた。

再生スイッチを押して序盤から何かが迫りくるような感じがした。
踏切で待っていると遠くから電車が迫ってくるとか、そんな印象の迫り方。

曲の中盤も目の前を電車が通り過ぎている一瞬の間の吸い込まれそうな音づくりをされているように感じた。

向こう側にはこちらを見つめている人がいそう。
そんな妙な吸引力を感じる楽曲だった。

潰れたような音が印象的かな。

ヘッドホンで聴いていると、左右から別々の音が聴こえてきて、トランス感がある。
購入すると歌詞もついている。
曲にどういうふうに合わせているのか、聴き取れるとより作品の世界観が味わえそうな気がするけど、そこの境地にまでは至れなかった。

終盤に向けて、より、攻撃的なサウンドになっていく盛り上がりも感じた。

「モッサン」と聴こえるような音の作りをしていたかな。
レトロゲームの怖い洋館を歩いているようなイメージが湧いてくる。

そして、突如入る声にちょっとビクッとしたりすることも。

歌詞が聞き取りやすくて、その言い方のバリエーションも結構豊富で、不規則な発音がより怖さを増幅させるというか。

怖いの苦手な人は昼とかに聴くといいのかも。

なんとなく投げた言葉に楽しげなリアクションが返る、やりとりが微笑ましい。

収録だから普段より多くおしゃべりしてるということも、もちろんあるだろうけど、フィーリングが合ってる2人の会話は聴いててリズムを感じて、聴いてるこっちも楽しくなった。

外を歩いているけど、2人のお声も聴きやすいし、臨場感がたっぷり。
手が冷たくなったからと、気を使ってあげるのとか優しさが温かかった。

近代忍者のゆるーい学園ありのストーリー。
四天王が出てきてより昭和感が強くなってきた。

閑の部屋がファンシーで笑っちゃった。
ブラウン管なのかな?
昔の手回し電話とかもう見なくなったなぁと。
平成生まれの人がどれくらいついてきてるのか気にはなる。
でも、なんかほっこりしちゃう。

殿様捜索とか、封忍の力とか派手に動き出しそうな要素がどんどん伏線として積み重なってる気もする。

声優さんお2人の何気ない会話にほっこりする。
友達であり、恋人でありっていう会話の行き来がいいなぁって。

普通に仲いいし、忙しかったみたいで、会えない期間があったのがどちらも寂しかったっていう気持ちのやりとりもよかった。
風の音とか、自動車の音とかもリアルに聴こえる、散歩感も好きな作品だった。

帰りに手の握り方をいろいろ試してるのも幸せおすそ分けしてもらってる感あった。