Liste des critiques de あのとき助けていただいたひよこ
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様々な音楽制作に携わってきた経験に裏打ちされた確かなクオリティ、そしてVTuber活動のなかで見せてくれる遊び心が散りばめられた、バーチャルベーシスト・花奏かのんによる、意欲的な初ASMR作品。
トラック1~3はバイノーラル収録を活かした王道のASMR。
商品説明のとおり喋り声は控えめ、音源が発する「音」の良さを楽しませてくれます。「EQにこだわった」というとおり、素材ごとの特徴を際立たせつつ、耳が疲れそうな帯域は抑えて、全体を通して聴き心地の良さが追求された音作りになっていると言えるでしょう。とくにタッピングではベーシストならではのリズム感も相まって、音楽的な心地よさも感じられます。
裏を返せば、ゴリゴリ響く低音や強い吐息成分などを求めるタイプの作品とは性質が異なるかと思います。また、優しい音は優しく、強い音は強く聴こえるので、優しい音に合わせて音量を大きくとった場合、強い音で驚くかもしれません。耳にやさしく、強弱を楽しめる範囲の音量で、ゆったりのんびり聴くことをオススメします。
トラック4は作業通話風のシチュエーションボイス。
そもそもの喋り声がウィスパーボイス的なことも手伝って、日常的なシチュエーションのなかでも癒し成分を感じることができます。その一方で滲んでくる「リアル」成分も、彼女ならではの魅力のひとつ。花奏かのんをあまり知らない人には新鮮な驚きを、よく知っている人には実家のような安心感を与えてくれることでしょう。
トラック5はタイトル通り(?)彼女ならではの遊び心が炸裂した逸品。
図らずもASMR作品でも見かける「認知シャッフル睡眠法」の要素を感じるトラックに仕上がっています。「ベテランDTMerの初心者ASMRer」だからこそ辿り着いた、奇跡のトラックです。
ASMRという舞台に降り立ったDTMerの大きな一歩。新しい世界を切り拓いていく第一歩の音。是非お聴きください。
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