肋骨あき님의 리뷰 일람
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2024년 08월 31일
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2024년 08월 18일
2024년 08월 17일
物語を読んでいると、あるいは書いていると、「これは読者を救えるだろうか」ということをよく考える。特に、死生観をテーマにしている作品となると、とりわけそうした想いは強くなる。
自分自身は、何度も物語に救われてきた。アニメやゲーム、映画、音楽、そして、人との出会いを通じた経験。そうした数々のストーリーによって、人生を支えられてきた。だからこそ、自分も何かを返したい。そんなことを考えながら、物語を描いている。
本作に登場する「しにがみ」にも、きっとそんな想いはあるのかもしれないと思う。死を間際に控えた人たちに対して、運命を覆してやることなどできない。それでも、人生のひと時の輝きを与えてやることはできる。そうして紡がれたストーリーを語り継ぐことで、また新しい生は駆動する。
そんな、人から人へと連綿と紡がれる「大きな流れ」に想いを馳せさせられた一作だった。